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  北アルプス広域連合議会
平成23年5月定例会議事録
北アルプス広域連合議会
平成23年5月定例会議事日程(第1号)

平成23年5月26日(木) 午前10時開議
 

日程第1 仮議席の指定
日程第2 広域連合長あいさつ
日程第3 議長の選挙
日程第4 議席の指定
日程第5 会議録署名議員の指名
日程第6 会期の決定
日程第7 常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員の選任
日程第8 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決

議案第11号 副広域連合長の選任について
議案第12号 監査委員の選任について
報告第1号 専決処分の報告について
専第1号 平成22年度北アルプス広域連合会計補正予算(第5号)
報告第2号 専決処分の報告について
専第2号 北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
報告第3号 専決処分の報告について
専第3号 北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
報告第4号 専決処分の報告について
専第4号 平成22年度北アルプス広域連合会計補正予算(第6号)
報告第5号 専決処分の報告について
専第5号 平成22年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)
報告第6号 専決処分の報告について
専第6号 平成22年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第13号 平成23年度北アルプス広域連合会計補正予算(第1号)
日程第9 一般質問
順位 議席 氏名
1 9 服部久子
2 7 荒澤 靖
3 15 松沢貞一


本会議出席者名簿
出席議員(18名)
1番 大厩富義君 2番 竹村武人君
3番 平林英市君 4番 和田俊彦君
5番 大和幸久君 6番 小林治男君
7番 荒澤 靖君 8番 甕 聖章君
9番 服部久子君 10番 矢口 稔君
11番 新村久仁男君 12番 白澤富貴子君
13番 甲斐澤明君 14番 下川正剛君
15番 松沢貞一君 16番 太田伸子君
17番 北村利幸君 18番 宮澤治男君
欠席議員(なし)
説明のために出席した者
広域連合長(大町市長)   牛越 徹君
副広域連合長(池田町長) 勝山隆之君
副広域連合長(松川村長) 平林明人君
副広域連合長(白馬村長) 太田紘熙君
副広域連合長(小谷村長) 松本久志君
会計管理者(大町市会計管理者) 伊藤悦男君
事務所長兼総務課長 宮坂佳宏君
消防長 松田俊郎君
消防本部総務課長兼庶務係長 栗林伸夫君
介護福祉課長兼介護審査係長 上野法之君
鹿島荘所長 平林圭司君
虹の家事務長 大日方宗仁君
介護福祉課介護庶務係長 小林 満君
総務課企画振興係長兼介護福祉課介護保険係長 宮本和紀君
総務課長補佐兼会計係長 長澤 奨君
総務課長補佐兼総務係長 西山 孝君
総務課長補佐兼ごみ処理広域化推進係長 白澤俊之君
総務課長補佐兼土木振興係長 吉原 稔君
事務局職員出席者
書記 佐藤 聡君    書記 蒔苗 剛君

本日の会議に付した事件
議事日程(第1号)記載のとおり

開会 午前10時00分
所長(宮坂佳宏君) おはようございます。本日は、平成23年北アルプス広域連合議会5月定例会にご出席をいただき、感謝を申し上げます。
 私は、広域連合・事務所の所長の宮坂でございます。議会事務局長を兼ねておりますことから、開会に先立ちまして事務的な事項につきましてご報告をいたします。
 まず、議員の新たな選任及び辞職について、ご報告をいたします。
 お手元に名簿を配布してございますので、ご覧をいただきたいと思いますが、広域連合議会の2月定例会以降、4月に執り行われました統一地方選挙により、大町市、池田町におかれましては、議会議員選挙が行われ、新たに広域連合議員が選任をされております。
 また、白馬村議会におかれましては、広域連合議員につきまして、申し合わせによる任期満了により、3名のうちお1人の議員から辞職願が提出され、新たに1名の議員が選出をされています。
 これらのことから、現在、議長が欠けております。
 したがいまして、議長が選出されるまでの間、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長が議長の職務を行うとなっておりますので、現在、副議長の職にあります下川正剛副議長さんに、議事を進めていただきます。
 それでは、議事進行について、よろしくお願いをいたします。
副議長(下川正剛君) おはようございます。ただいま紹介されました下川でございます。
 本日招集されました5月定例会の開会に当り、ただいま所長紹介のとおり、地方自治法第106条の規定により議長の職務を行います。
 議長選挙までの限られた間でありますが、どうぞご協力の程よろしくお願いをいたします。
 それでは、ただいまから平成23年北アルプス広域連合議会5月定例会を開会をいたします。
 本日の出席議員は18名全員であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立をいたします。
 続いて、理事者等の欠席、遅参等については、所長の報告を求めます。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。正副連合長は、全員出席をしております。以上です。
日程第1 仮議席の指名
副議長(下川正剛君) これより、本日の会議を開きます。日程第1「仮議席の指定」を行います。
 このたびの大町市、池田町議会議員選挙並びに申し合わせ任期により、新たに当広域連合の議会議員に選出をされました議員各位を含め、議員の仮議席につきましては、ただいま各自ご着席の議席を指定をいたします。
 この際、お諮りをいたします。議員の皆さんと理事者等の紹介は、お手元に配布してあります名簿により紹介に代えさせていただきたいと思いますが、これにご異議はございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
副議長(下川正剛君) ご異議なしと認めます。よって議員の皆さんと理事者等の紹介は、名簿のとおりといたします。
日程第2 広域連合長あいさつ
副議長(下川正剛君) 次に、日程第2「広域連合長のあいさつ」を受けることといたします。連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) おはようございます。さわやかな風薫る新緑の季節を迎えました。
 本日ここに、北アルプス広域連合議会5月定例会が開会されるに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 平成23年度がスタートして、まもなく2か月が経過しようとしております。先般、統一地方選挙が実施され、小谷村におかれましては、新たに松本久志氏が村長に就任されました。また、大町市、池田町におきましては、議会議員選挙が行われ、大変厳しい選挙戦が展開されたところであります。 
 住民の希望と期待を担い、見事当選の栄誉を勝ち取られました小谷村長、各議員の皆様に対しまして、心からお祝いとお慶びを申し上げます。まことにおめでとうございます。
 また、今般、申し合わせ任期により改選がありました白馬村議会を含め、市町村議会において行われた議会構成によりまして、新たに13人が当広域連合の議員に選出されました。当地域の振興発展のため、ご尽力賜りますようお願い申し上げますとともに、今後益々のご活躍を祈念申し上げる次第でございます。
 さて、3月11日に発生しました東日本大震災では、東日本の太平洋側を中心に、広範な地域に甚大な被害が発生し、死者、行方不明者が2万人を大幅に超えております。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
 大北地域の5市町村では、医師の災害派遣や保健師、給水車の派遣など被災地への積極的な支援を行っております。当広域連合といたしましても、3月11日災害発生の当日から28日までの18日間にわたり、長野県緊急消防援助隊として救助隊を編成し、第1次隊から6次隊まで計40人を派遣し、救助救出活動を行っております。なお、この経費につきましては、補正予算を専決処分し、本定例会に報告させていただきます。
 また、ご親族を頼って避難されました方1人を、介護老人保健施設「虹の家」で4月下旬より受け入れておりますほか、避難されている方3人につきまして、介護保険料や利用料減免の手続きをさせていただいております。今後も、可能な限り被災地の皆様への支援に取り組んでまいります。
 さて、当広域連合の主な事業の取り組み状況について、申し上げます。
 まず、広域的な観光振興について申し上げます。
 昨年度、広域的な観光振興を図るために、県の地域発元気づくり支援金を活用して、圏域の観光情報を発信するイメージビデオやパンフレットを作成し、県内外で当圏域を紹介させていただきました。本年度も引き続き広域観光を推進する事業展開ができないか関係市町村とともに検討を進めてまいりましたが、広域観光マップを新たに作成し、昨年度作成したパンフレットと併せ、観光客の皆さんが立ち寄る道の駅やコンビニエンスストアなどへ設置するとともに、圏域の観光素材集を作成することにより、統一的な「おもてなし」を提供する体制の構築を目指し、県に申請しましたところ、この程採択されましたことから、この事業に係る経費を補正予算に計上いたしております。
 次に、火葬場の運営について申し上げます。
 昨年度の総利用件数は830件、対前年度比3件、0.4%の減となっております。内訳は、人体567件、動物が263件であり、人体が9件の増、動物が12件の減少となり、1日当りの処理件数は概ね2.3件、1体当たりの処理経費は概ね54,170円となっております。開設以来10年目を迎えますことから、施設のより適正な維持管理に努めてまいります。
 続きまして、ごみ処理広域化について申し上げます。
 ごみ処理施設建設候補地であります三日町地区におきましては、本年1月自治会総会の際に、三日町地区ごみ処理施設建設問題対策委員会が設置され、今後の進め方等につきまして、慎重に協議が進められております。
 こうした中で、4月21日には対策委員会委員長から質問書が提出されましたので、5月2日に対策委員会委員長宛、回答書を提出いたしましました。
 その後、5月17日に対策委員会が開催され、回答書の内容等について協議され、この回答書を全戸に配布するとともに、5月29日に三日町住民集会を開催し、対策委員会の今までの活動報告や、広域連合から依頼しております生活環境影響調査について、及び住民の皆様への説明会の実施について、どのように扱うか等が協議されるとお聞きしております。
 広域連合といたしましては、この結果を受け、住民の皆様に誠心誠意ご説明申し上げ、ご理解いただけるよう、全力を傾注し努めてまいります。
 ごみ処理施設は、住民生活に無くてはならない大切な施設であり、議員各位におかれましてもご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 土木振興関関係につきましては、平成19年度に事務が広域連合に移管され5年目となりました。昨年度は、国の交付金事業、経済対策事業により、前年度からの繰越事業を含め工事箇所数で46か所、工事費では6億3,753万円で、負担金額2,310万9千円の事業を執行しました。
 本年度は、5月現在で市町村からの事業申込数が少ないため、更なる発注をお願いしているところであります。
 次に、消防関係について申し上げます。
 4月に新規採用しました2人の職員は、現在長野県消防学校初任科に入校し、10月9日までの半年間、消防職員としての基礎的な教育を受けております。このほか、職員研修として、本年度は県消防学校に12科16人、消防大学校に1人を派遣する予定としております。
 火災予防につきましては、今年に入り4月末までに11件の火災が発生しております。前年同期と比較し1件の増加となっており、より積極的な広報活動に努め、安心安全な地域づくりを目指してまいります。
 常備消防の広域化につきましては、去る2月9日に開催されました広域連合長・組合長会議において、団体ごとに検討した結果、時期尚早という団体もあり7団体が揃って「広域消防運営計画」の本格協議に進むことが出来ない状況となりました。そのため、中南信消防広域化協議会における協議は一旦休止とし、消防広域化を協議する「新たな枠組み」については、当面、それぞれの団体で改めて検討していくこととなりました。
 なお、消防救急無線のデジタル化の整備につきましては、中南信のエリアで一本化して整備を進めていくこととし、広域化協議とは分離して実務的な協議組織を設置することとなり、3月10日に「中南信消防救急無線デジタル化推進委員会」を設置し、具体的な検討を進めているところであります。進捗状況につきましては、本定例議会終了後の全員協議会でご説明申し上げることとしております。
 次に、養護老人ホーム鹿島荘について申し上げます。
 5月1日現在、利用定員満床の50人と、短期利用者2人の合計52人の方が入所されております。
 併設のグループホームひだまりの家につきましては、平成14年4月から6床で運営してまいりましたが、認知症高齢者の増加に対応するため、3床の増床工事を進め2月末に完成いたしました。併せてスプリンクラーを設置し、防災上も安心できる施設として、4月より新たに3人の利用者を迎え9人の利用者に利用していただいております。今後も家庭的な環境の中で、穏やかに自立した日常生活を送っていただけるよう運営に努めてまいります。
 また、鹿島荘改築事業につきましては、仮入所施設であります大町市の旧デイサービスセンターかたくりの改修工事を先行して進めることとしておりますが、5月13日に入札を行い、請負業者が決定したところでございます。本体工事につきましては、県の補助金の内示を受けて、入札公告を行う予定としておりますが、比較的規模の大きな工事請負契約となるため、議決案件となりますことから、今後、議会への提案を念頭に、日程等の調整を図ってまいりたいと考えております。
 鹿島荘、ひだまりの家ともに平均年齢が81歳を超え、高齢化が進んでおります利用者の皆さんにとりまして、今後も一層暮らしやすい施設となりますよう努めてまいります。
 次に、介護老人保健施設虹の家について申し上げます。
 5月2日現在、入所者43人、通所利用者18人の方が利用されており、利用者の平均年齢は84.7歳と高年齢化が進んでおります。4月の入所利用者は、延べ1,211人、一日平均40.4人、通所利用者は、延べ345人、1日平均17.3人となりました。
 今後も、施設内での感染性胃腸炎などの感染症の予防に万全を期し、看護と医学的な管理の下、介護や機能訓練等により、利用者の生活復帰を早期に目指すとともに、介護者の心身の負担をできるだけ軽減できますよう施設運営に努めてまいります。
 次に、介護保険事業について申し上げます。
 介護保険サービスが利用できる要介護認定者数は、本年3月末現在2,968人となり、昨年3月と比較し102人の増加となりました。
 昨年度の要介護状態の方の割合は、要支援1から要介護1の軽度者が33.9%、要介護2から3の中度者が36.1%、要介護4から5の重度者が30.0%となり、前年度と比較しますと、中・重度化の傾向が進んでおります。
 昨年度の保険給付費は、前年度より8.3%増加となっており、その主な要因は、利用者の要介護状態が中・重度化していることに伴い、1人当たりの利用回数が増加したこと等によるものであります。保険給付費の予算に対する執行率は99.1%となり、こうしたことから給付費4,621万8千円を含め、1,412万9千円の減額補正を最終専決で行いました。
 本年度は、第4期介護保険事業計画の最終年度に当たり、来年度からの第5期事業計画の作成年度となっております。現在、過去2年間の介護サービスの利用状況や保険給付費の状況を分析しており、今後は、高齢者人口及び要介護認定者数等の推計を行い、住民の皆様が安心して老後を過ごせる介護サービスの基盤を整備してまいりたいと考えております。
 一方で、介護サービスの基盤整備を進めることは、保険給付費が増加することにつながり、結果として介護保険料の値上げにつながりますことから、介護サービスの基盤整備と保険料水準との関連を考慮しながら、第5期の事業計画を作成してまいりたいと考えております。
 引き続き、介護保険広報誌「井戸端かいご」を全戸に配布し、住民の皆様に、第5期事業計画の作成状況について情報を提供してまいります。
 次に、平日夜間救急医療について申し上げます。
 小児科・内科急病センターの昨年度の利用状況は、診療日数291日、受診者は668人となり、対前年度比174人、20.7%の減となっております。1日平均2.3人の方にご利用いただいており、受診者のうち小児患者は409人、患者全体の61.2%を占めております。
 インフルエンザの流行に伴い、本年4月ひと月で98人が受診され、平年の月平均66人に比較し、約1.5倍の受診となりました。利用者数は、インフルエンザなどの流行により大きく変動しますことから、今後も広域広報誌等により一次救急に関する情報の周知に努めますとともに、市町村広報誌にも随時掲載していただき、急病センターの診療につきまして、住民の皆様にご理解いただきますよう努めてまいります。
 以上、主な事業の取り組み状況について申し上げました。
 本定例会にご提案申し上げます案件は、報告案件6件、人事案件2件、予算案件1件の合計9件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際に説明いたしますので、よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
 なお、先ほどご説明申し上げた土木振興関係の項目におきまして、工事費ベースでの金額を間違えて発言を申し上げました。訂正させていただきます。正しくは6億3,758万円でございます。6億3,753万円でございますのでご訂正をお願い申し上げます。以上ご説明申し上げましたがよろしく。そうですね、大変失礼しました。工事費ベースで、工事費では6億3,758万円が正しい数字でございますのでご訂正を申し上げます。お詫びを申し上げます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
副議長(下川正剛君) ここで、全員協議会を開催するために暫時休憩といたします。
休憩 午前10時22分
再会 午前10時50分
日程第3 議長の選挙
副議長(下川正剛君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 これより日程第3「議長の選挙」を議題といたします。議員改選により、現在、議長が欠けております。よって議長の選挙を行います。
 お諮りをいたします。議長選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
副議長(下川正剛君) 異議なしと認めます。よって、議長選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。
 お諮りをいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
副議長(下川正剛君) 異議なしと認めます。よって、議長において、指名することに決しました。議長に、大厩富義議員を指名いたします。
 お諮りをいたします。ただいま指名いたしました大厩富義議員を議長の当選人と定めることにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
副議長(下川正剛君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました大厩富義議員が議長に当選をされました。
 議長に当選されました大厩富義議員に、議長当選の告知をいたします。
 ここで議長に当選されました大厩富義議員のごあいさつを受けることといたします。
 大厩富義新議長
   〔議長(大厩富義君)登壇〕
議長(大厩富義君) 一言、議長就任のあいさつを申し上げます。このたび不詳私が、議員の皆様の温かいご推挙によりまして、広域連合議会の議長の要職に就くことになりました。身に余る光栄であります。その責任の重大さを痛感している次第であります。広域連合議会の円滑な運営のため、懸命の努力を傾注する所存でございます。どうか議員各位の絶大なるご支援、ご協力をお願いいたしたいと存じます。
 さて3月に発生いたしました東日本大震災で被災された皆様に対しましては、謹んでお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興をご祈念申し上げます。未曾有の大災害で、内閣府では、日本再生への政策指針の中で、我が国は、震災前から経済の停滞、社会の閉塞状況という危機に直面していた。その危機の中で生じたのが、今回の大災害である。原子力災害はなお継続しており、事故への対応に万全を期さなければならないとしております。
 このような厳しい社会、経済状況が背景にあることから、それぞれの市町村でも厳しい財政状況がございます。
 広域連合として取り組むことが効率的である事務事業が多くなってきており、広域での処理が求められ、今後広域としての役割は益々増大するものと考えられます。そして、地域住民の付託に答えていかなければなりません。
 大北地域に住むという共通する住民の皆様とともに考え、歩み続ける努力をしてまいりたいと決意を新たにしているところでございます。
 同時に議会の公正で円滑な運営につきましても、誠意を持って努力してまいる所存でありますので、何卒、議員各位、理事者並びに職員の皆様におかれましても一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして議長就任のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
副議長(下川正剛君) ここで、めでたく議長が決定をいたしましたので、議長を交代いたします。皆様のご協力に感謝申し上げます。
 大厩富義議長、議長席にお着きください。
   〔議長交代・新議長着席〕
日程第4 議席の指定
議長(大厩富義君) 日程第4「議席の指定」を行います。
 お諮りいたします。議席の指定につきましては、ただいまの仮議席を議席とすることにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって、議席は、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
日程第5 会議録署名議員の指定
議長(大厩富義君) 次に、日程第5「会議録署名議員の指名」を行います。
 会議録署名議員は、連合議会の会議規則第102条の規定により、議長において 11番新村久仁男議員、12白澤富貴子議員を指名いたします。
日程第6 会期の決定
議長(大厩富義君) 次に、日程第6「会期の決定」を議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。
 これに、ご異議ございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって本会議の会期は、本日1日限りと決定いたしました。
日程第7 常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員の選任
議長(大厩富義君) 続いて、日程第7「常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員の選任について」を議題といたします。
 常任委員会並びに議会運営委員会及び特別委員会の所属は、連合議会委員会条例第6条の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。
 したがって、これより所属案を所長に発表いたさせます。所長。
所長(宮坂佳宏君) 発表いたします。まず、総務常任委員会委員でございます。1番大厩富義議員、4番和田俊彦議員、5番大和幸久議員、6番小林治男議員、10番矢口 稔議員、11番新村久仁男議員、13番甲斐澤明議員、14番下川正剛議員、17番北村利幸議員、以上9名であります。
 続いて、福祉常任委員会委員でございます。2番竹村武人議員、3番平林英市議員、7番荒澤靖議員、8番甕聖章議員、9番服部久子議員、12番白澤富貴子議員、15番松沢貞一議員、16番太田伸子議員、18番宮澤治男議員、以上9名であります。
 次に、議会運営委員会の所属案でございます。2番竹村武人議員、8番甕聖章議員、11番新村久仁男議員、14番下川正剛議員、17番北村利幸議員、以上5名でございます。
 続いて、ごみ処理特別委員会でございます。1番大厩富義議員、2番竹村武人議員、3番平林英市議員、4番和田俊彦議員、5番大和幸久議員、6番小林治男議員、7番荒澤靖議員、14番下川正剛議員、15番松沢貞一議員、16番太田伸子議員、17番北村利幸議員、18番宮澤治男議員、以上12名であります。
 所属案については、以上のとおりでございます。
議長(大厩富義君) 常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員の所属案は、ただいま所長が発表したとおりであります。
 お諮りいたします。ただいま発表のとおり各常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員の指名をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって、各常任委員会委員並びに議会運営委員会委員及び特別委員会委員は、発表のとおり決定をいたしました。
 それでは、各常任委員会並びに議会運営委員会及び特別委員会を開催するため、暫時休憩といたします。
休憩 午前11時00分
再会 午前11時45分
議長(大厩富義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。各常任委員会並びに議会運営委員会及び特別委員会の開催結果を所長に報告いたさせます。所長。
所長(宮坂佳宏君) 各常任委員会並びに議会運営委員会及びごみ処理特別委員会の開催結果について報告をいたします。総務常任委員会では、委員長に11番新村久仁男議員、副委員長には4番和田俊彦議員が互選をされております。
 福祉常任委員会におきましては、委員長に3番平林英市議員、副委員長には15番松沢貞一議員が互選をされております。
 また議会運営委員会では、委員長に17番北村利幸議員、副委員長には2番竹村武人議員が互選をされております。
 また、ごみ処理特別委員会では、委員長に2番竹村武人議員、副委員長には18番宮澤治男議員が互選されております。以上でございます。
議長(大厩富義君) 報告のとおり各常任委員会並びに議会運営委員会及び特別委員会の構成及び正副委員長が決定いたしました。
 ここで議会運営委員長から発言を求められておりますので、発言を許します。
 議会   運営委員長。
   〔議会運営委員長(北村利幸君)登壇〕
議会運営委員長(北村利幸君) 小谷村選出の「北村 利幸」でございます。先ほど、議会運営委員会を開催し、委員長にご推挙いただきましたので、よろしくお願いをいたします。今後、円滑な議会運営にご協力の程、切にお願い申しあげる次第でございます。
 それでは、委員会の報告をいたします。本定例会の議案については、委員会に付託せず、本会議で審議の上、採決するということといたしました。以上であります。
議長(大厩富義君) 議会運営委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって、議案の内容からして、委員会付託は省略することに決しました。
日程第8 議案の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(大厩富義君) 次に、日程第8「議案の上程、説明、質疑、討論、採決」を行います。
 最初に、議案第11号「副広域連合長の選任について」を議題といたします。
 本案は、松本久志小谷村長の一身上に関する案件でありますので、松本小谷村長の退席を求めることといたします。
   〔小谷村長(松本久志君)退席〕
議長(大厩富義君) それでは、所長に本案の朗読をいたさせます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) 朗読いたします。副広域連合長の選任について、次の者を北アルプス広域連合副広域連合長に選任したいので、北アルプス広域連合規約第12条第3項の規定により議会の同意を求める。
 平成23年5月26日提出、連合長名。
 記、住所、小谷村大字千国乙6098番地、氏名、松本久志、生年月日、昭和24年5月21日。
 以上でございます。
議長(大厩富義君) 次に提案理由の説明を求めます。連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 議案第11号「副広域連合長の選任」につきまして、提案理由のご説明を申しあげます。
 ただいま、朗読をいたしましたとおりでありますが、広域連合規約第12条第3項により、副広域連合長は、広域連合長が議会の同意を得て、関係市町村の長のうちから選任をするとなっております。
 また、副広域連合長の任期は、市町村の長としての任期となっております。
 この度、任期満了に伴う小谷村長選挙が4月19日告示され、小谷村村長に松本久志氏が初当選され、就任されました。
 よって、今回、北アルプス広域連合の副広域連合長として選任を願うものであります。
 ご同意を賜りますようお願いを申しあげます。
議長(大厩富義君) 本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。これより採決を行います。
 議案第11号「副広域連合長の選任について」原案に同意することにご賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(大厩富義君) 起立全員であります。よって、議案第11号は、原案のとおり同意することに決しました。
 ここで、松本小谷村長の退席を解きます。
   〔小谷村長(松本久志君)着席〕
議長(大厩富義君) ここで、松本小谷村長に申しあげます。
 副広域連合長の選任については、ただいま同意されましたので、その旨をお伝えします。
 続いて、議案第12号「監査委員の選任について」を議題といたします。本案は、荒澤靖議員の一身上に関する案件でありますので、荒澤議員の退席を求めることといたします。
   〔荒澤靖議員退席〕
議長(大厩富義君) それでは、所長に本案の朗読をいたさせます。所長。
所長(宮坂佳宏君) 朗読をいたします。「監査委員の選任について」北アルプス広域連合監査委員に下記の者を選任したいから、北アルプス広域連合規約第16条第2項の規定により、議会の同意を求める。記、住所、大町市平5510番地、氏名、荒澤靖、生年月日、昭和20年12月4日、平成23年5月26日提出、広域連合長名。略歴等につきましては、次のページのとおりでございますが、朗読は省略させていただきます。以上です。
議長(大厩富義君) 次に、提案理由の説明を求めます。連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) ただいま、議題となりました議案第12号監査委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。ただいま、議題となりました監査委員の選任につきましては、荒澤靖議員を選任いたしたく、提案理由の説明をするものでございます。
 荒澤靖議員は、長年の議会経験を有し、この間、市議会産業建設委員長、総務文教委員長、並びに市議会議長や広域連合議会議長を歴任され、地方自治、地方行財政に明るく、人格高潔にして高い見識を兼ね備えた適任者であります。
 よって、ここにご提案をいたしますので、よろしくご同意をいただきますようお願いを申し上げます。
議長(大厩富義君) 本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本案は、人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。これより採決を行います。
 議案第12号「監査委員の選任について」原案に同意することにご賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(大厩富義君) 起立全員であります。よって、議案第12号は、原案のとおり同意することに決しました。
 ここで、荒澤靖議員の退席を解きます。
   〔荒澤靖議員着席〕
議長(大厩富義君) ここで、荒澤靖議員に申し上げます。監査委員の選任については、ただいま荒澤靖議員の選任に同意されましたので、その旨をお伝えいたします。
 日程第8の途中でありますが、ここで昼食のため、午後1時まで休憩といたします。
休憩 午前11時57分
再会 午後 1時00分
議長(大厩富義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、報告第1号を議題として、説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題になりました専第1号平成22年度北アルプス広域連合会計補正予算(第5号)につきまして、地方自治法第179条第1項に基づき、3月11日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
 今回の補正は、3月11日に発生をいたしました「東日本大震災」に対し、長野県緊急消防援助隊として当消防本部に救助隊の派遣要請があり、災害発生同日に救助隊を編成し、当初第8次隊までの派遣を計画し救助救出活動を行うものとして、22年度分として、6次隊までの災害派遣経費として、時間外勤務手当などの人件費や被災地で必要な燃料、食糧費についての補正が主なものでございます。
 第1条の第1表「歳出予算補正」につきましては、2ページに記載しております。3ページ、4ページに事項別明細書の総括を記載してございます。個別にご説明をいたしますので、説明を省略させていただきます。
 5ページ、6ページの歳出をご覧ください。
 款5、項1、目1「常備消防費」863万4千円の増は、3月11日の夜招集のありました緊急消防援助隊第6次分までの災害派遣において現地対応を予定した職員40名分とその補充要員分の時間外勤務手当と出動手当の合計752万8千円、派遣に要する旅費54万6千円、被災地までの公用車の燃料と現地の暖房用の燃料費42万円と食糧費14万円の需用費であります。款8予備費では、常備消防費と同額の863万4千円の減としております。7ページ、8ページは給与費明細書でございますので後ほどご覧いただきたいと思います。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって、報告第1号は、報告どおり承認されました。
 続いて、報告第2号を議題として、説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました専第2号北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例の制定につきまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月31日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 お手元に配布をいたしました議案説明資料の新旧対照表も併せてご覧をいただきたいと思います。
 今回の改正は、職員定数を定める第2条中127名を132名に改正し、職員定数を5名増員し、現状に併せるものとしたものでございます。
 広域事務所につきましては、会計係における大町市から派遣の出納員1名と、ごみ処理広域化における長野県からの派遣の化学専門家1名、介護保険における給付適正化専門の職員1名の計3名が。また、介護老人保健施設「虹の家」つきましては、大町病院から派遣いただいております看護師は、病院側の配置基準に基づき派遣職員を減とする要請に基づいて、介護老人保健施設の配置基準を満たすため、介護職員で賄う必要があることから、2名の増加が必要であり、計5名につきまして定数化するものでございます。
 派遣についての認識が、派遣元で計上するものという誤解をしていたこと、それから近年の業務の増加に伴い定数化がなされなかったことなどにより、4月1日付けで専決処分を行ったものございます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって、報告第2号は、報告どおり承認されました。
 続いて、報告第3号を議題として、説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました専第3号北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、地方自治法第179条第1項に基づき、3月31日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 今回の改正は、平成22年度において、認知症対応型共同生活介護施設「ひだまりの家」に3名の増員を行い、その定員が9名となったことから、第4条に規定する入所定員6名から9名に改正するものでございます。
 本来であれば、2月定例会に条例改正のご提案をしなければならなかったものでございまして、専決処分をいたしましたことについて、お詫びを申し上げます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって、報告第3号は、報告どおり承認されました。
 続いて、報告第4号を議題として、説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました専第4号平成22年度北アルプス広域連合会計補正予算(第6号)につきまして、地方自治法第179条第1項に基づき、3月31日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 今回の補正は、事業の確定による計数整理が、主な内容でございます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に、それぞれ49万6千円を追加し、総額を12億7,528万9千円とするものでございます。 
 第2項「第1表 歳入歳出予算補正」につきましては、2ページ、3ページに記載されていますので、ご覧いただきたいと思います。
 3ページから7ページに事項別明細書の総括を記載してございますが、個別にご説明をいたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 8ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1市町村負担金69万円の減は、火葬場の運営実績並びに鹿島荘短期入所の実績に伴う減額であります。
 目3、民生費負担金198万1千円の増は、鹿島荘老人保護措置費負担金の障害者加算等の増加とひだまりの家の利用者の家賃に相当します使用料の増額によるものであります。
 款2、項1、目1民生使用料6千円の減は、大北福祉会館使用料で利用実績に伴う減額であります。
 目2衛生使用料69万円の増は、火葬場使用料で利用実績による増額であります。利用件数は、人体567件、動物263件の計830件となっております。
 款4項1目1利子及び配当金17万5千円の増は、財政調整基金の運用実績に基づく預金の利子の増額であります。
 款7、項1、目1保険給付費92万7千円の減は、ひだまりの家利用者の介護保険給付費の減額であります。
 項3目1雑入63万2千円の減は、観光振興に関する食材PR事業参加者負担分と鹿島荘短期入所に係る利用者負担分の減額であります。
 次に、10ページをご覧ください。
 歳出でございます。
 款2、項1、目1一般管理費17万6千円の増は、財政調整基金利子を財源とした基金積立であります。
 目5観光振興費25万円の減は、食材PR事業等の賄い材料費の減額であります。
 款3、項1、目1福祉会館費と目3鹿島荘事業費は、使用料の減及び措置費に係る負担金等の増による財源の振り替えをしたものでございます。
 目4ひだまりの家管理費85万4千円の減は、事業費確定により節7賃金を減額するものであります。
 款4、項1、目1火葬場費38万8千円の増は、節11需用費及び12ページになりますが、節13委託料など事業費確定により減額をするものであります。
 これらの結果、款8予備費が103万6千円増で287万1千円となります。14ページには、火葬場運営に係る市町村負担金の一覧を載せてございます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって報告第4号は、報告どおり承認されました。
 続いて、報告第5号を議題として説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました専第5号平成22年度北アルプス広域連合 介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法第179条第1項に基づき、3月31日付で専決処分を行いました。同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ63万3千円を追加し、総額を2億4,216万4千円とするものでございます。
 8ページをご覧ください。
 款2、項2、目1短期入所療養介護費収入30万円の減額は、短期入所者利用者の減員によるものであります。
 款5、項1、目1利子及び配当金93万6千円の増額は、財政調整基金の利子の増額でございます。
 10ページ歳出をお願いいたします。
 款1、項1、目1介護老人保健施設事業費では、財源振り替えを行ったものでございます。
 この結果、款3予備費63万3千円を増額するものでございます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議のうえ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件についてご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって報告第5号は、報告どおり承認されました。
 続いて、報告第6号を議題として説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました専第6号平成22年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、地方自治法第179条第1項に基づき、3月31日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、承認をお願いするものでございます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,412万9千円を減額し、総額を52億215万1千円とするものでございます。
 今回の補正は、保険給付費の確定に伴うものが主なものでございます。
 第1表「歳入歳出予算補正」につきましては、2ページから5ページに記載しております。6ページからは、事項別明細書の総括を記載してございますが、個別にご説明をいたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 10ページ、歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1保険料は、年金からの天引きである特別徴収、納付書や口座振替による普通徴収及び滞納繰越について、収納見込み額により調整を行っております。
 款4、項2、目1国庫補助金調整交付金は、交付額の確定により612万1千円の減に、款6、項1県支出金、目1介護給付費負担金は、保険給付費が減額となったことより641万1千円の減となりました。項3県補助金、目1介護保険事業費補助金は、社会福祉法人等が行う利用者軽減に係る補助対象額の減に伴い37万8千円の減となりました。
 続きまして、14ページをご覧ください。歳出でございます。
 款1、項2、目1賦課徴収費から項4、目1趣旨普及費は、それぞれ特定財源の増減に伴う財源振り替えでございます。
 項6、目1特別対策事業費の減は、低所得の利用者等に対する補助実績により160万2千円の減額となりました。
 款2保険給付費は、それぞれ保険給付費の確定に伴う補正でございます。
 少し飛ばさせていただいて、24ページをご覧ください。
 予備費は、3,404万8千円を増額するものです。内訳は、国庫負担金が概算払いで多く歳入となったことにより、今年度23年度において2,731万8千円を償還する予定となります。そのものの内容。それから、市町村負担金の償還が673万円となります。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本件についてご質疑はありませんか。大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 20ページの高額医療合算介護サービス費について伺います。当初から約36%の減額になっていますけれども、この要因は何かということと、この高額医療合算介護サービス費の事業目的を説明いただきたいと思います。
議長(大厩富義君) 介護庶務係長。
介護庶務係長(小林満君) 高額医療合算介護サービス費の減についてお答えを申し上げます。補正前の額が1,927万8千円であったものを、697万2千円減額をいたしました。この当初補正前の額の予測は、5月から4月までの12ヶ月間の支出額を予測したものでありますが、5月から10月支払までの間に1,230万6千円と補正額を引いたものの支出が終わりました。11月から4月に対しましては、本年度分の高額医療合算介護サービス費の支出があるだろうというように予測したわけでありますが、医療保険側におけるシステムの稼働の不具合によりまして、23年度へ支払が繰り越したというものであります。
 この高額医療合算介護サービス費の内容でありますけれども、この支払につきましては、前年の8月から当年7月分を1年間としまして、この間に介護と医療それぞれ、介護保険におきますれば高額介護サービス費、あるいは医療におきましては高額医療費の補填を受けた後に、なお合計しまして一定額を超えた額について払い戻すというような仕組みでありまして、井戸端かいご等を通じながら住民の皆様に啓発、説明をいたしているところであります。説明は以上であります。
議長(大厩富義君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) そうしますと、いわゆる大幅な数字上のダウンというのは、医療側のシステムの不具合と、こういう原因であって、過年度でこれは修正されてくると。見込みについては大幅な変更は無いだろうと。こういう受け止め方でよろしいでしょうか。
議長(大厩富義君) 介護庶務係長。
介護庶務係長(小林満君) 23年度の当初予算におきましては、この高額医療合算の額を1,320万円というふうに計上しております。といいますのは、この22年度の支払いは、この制度が制定しましたのが20年の4月からでありまして、16ヶ月分という部分で、22年度は計上いたしました。先ほどの説明のとおり、後の部分が抜けましたものですから、今後の支払い状況等々によると思いますけれども、23年度においてはプラス補正という予測を立てているところでございます。説明は以上であります。
議長(大厩富義君) 他にありませんか。
 お諮りいたします。この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本件を報告どおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって、報告第6号は、報告どおり承認されました。
 先ほどの報告第5号の説明において、発言の訂正を求められておりますので、許可いたします。所長。
所長(宮坂佳宏君) 先ほど、専第5号北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算の説明の中で、歳入予算の中で利子及び配当金というところで、予算書には93万6千円の増額という補正の数字になっておりますが、私の方でそれを63万6千円と読み間違えてしまいました。予算書にある93万6千円が正しい数字でございます。お詫びを申し上げ訂正をさせていただきます。
議長(大厩富義君) 次に、議案第13号「平成23年度北アルプス広域連合会計補正予算(第1号)について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第13号平成23年度北アルプス広域連合会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが歳入歳出予算の総額にそれぞれ323万円を追加し、総額を16億8,533万円とするものでございます。
 第2項「第1表 歳入歳出予算補正」につきましては、2ページ、3ページに記載されていますので、ご覧ください。
 今回の補正は、県の元気づくり支援金事業採択に伴うまちじゅう観光インフォメーション事業の実施によるものでございます。
 8ページの歳入をご覧ください。
 款3、項2、目3企画費県補助金323万円は、昨年度に引き続き、県の元気づくり支援金事業採択により県の補助金を増額するものでございます。
 10ページの歳出をご覧ください。
 款2、項1、目5観光振興費331万6千円の増は、元気づくり支援金を財源として、節11需用費の印刷製本費216万円は、広域観光パンフレットほかの作成、消耗品費99万6千円は、作成した広域観光パンフレットほかを、管内のコンビニエンスストアやガソリンスタンド、あるいは道の駅等に掲示するためのスタンドほかであります。節12役務費は、郵便料等の通信運搬費等であります。節14使用料及び賃借料は、コピー機使用料であります。
 これらの結果、款8予備費が、8万6千円減の583万2千円となります。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議のうえ、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(大厩富義君) 説明が終わりました。本案についてご質疑はありませんか。大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 県の元気づくり支援をもらってやる事業ということですけども、この事業の事業評価をする予定はあるのかどうか。費用対効果を含めて事業評価をするのかどうか。する場合にはどんな評価項目で評価するのか検討した材料がありましたらお答えいただきたいと思います。
議長(大厩富義君) 企画振興係長兼介護保険係長。
企画振興係長(宮本和紀君) それでは、私の方からご答弁させていただきます。今回の評価にいたしましては、昨年度と同様に観光地の利用者統計等によりまして、平成21年度に対しまして5%増、平成24年度を目標ということですが、5%増の利用者統計の人口目標を掲げさせていただいてございます。昨年の時もお話させていただいたとおり、厳しい目標ではありますけれども、本年度スキー100周年とかいろいろなイベントありますので、それらのイベント等に関する形で増えていければというふうに思っているところであります。私の方からは以上であります。
議長(大厩富義君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 評価をすること自体非常に難しい課題であるとは思いますが、一つは大北圏域という広い中でこのくらいの予算でパンフレット作ったり、掲示用のスタンドを作るということで、どのくらい効果があるのかと。一面では、素朴に焼け石に水のような事業ではないかというような感じがするわけですけれども、一般の住民にしてもこういった程度の、観光費用がですね、どの程度効果があるかって、かなり疑問視するっていうのが一般的な見方だと思います。やはり、そういう中で、こういった事業をしていく上では、もっと明確な目標なり、物が提示できる。こういう事業で実行すべきではないかというふうに私は思うんですけれども、そういった厳しい評価に価する事業であるのかどうか、出来れば連合長あたり見解をいただきたいと思います。大体の案でもあれば是非お願いしたい。
議長(大厩富義君) 広域連合長。
連合長(牛越徹君) 確かに議員のご質問、ご指摘はまさにそうした観点からしっかり執行管理をしていかなきゃならない。あるいは、目標を設定し、その目標に向かっての事業管理をしていかなければならないということは、重々承知をしているところでございます。特にこの観光分野、観光振興、あるいは誘客という分野は短期的な取り組みによって成果に繋がるということがなかなか見えてこない。あるいは、地道なこうした取り組みを続けていってもその先どのような形で観光振興が図れたか、評価の字句というのもなかなか難しいところではあります。特に観光については、外的な要因、例えば経済動向ですとか、あるいは今回のような大震災、あるいは風評被害といった様々な要因の中で、最終的な観光客数が把握できる。そうした性格がありますので、なかなかもともと難しい分野ではございます。そうした中で、しかしながら努力目標、数値目標として設定していくというのも、今後十分検討していかなければならないと思うところでございます。なお、県の地域発元気づくり支援金は、当然その交付の際に県がそれぞれの地方事務所ごとに選定委員会を設け、事業選択をするとともにその事業評価についても十分考慮しながら選定を行っております。また、最終的にこの実績報告は従前の補助金あるいは交付金と違って、どの分野にどのように計画どおり資金を執行したかという観点のみならず、それぞれの事業者に対して事業評価を義務付けております。事業評価は、自ら自己評価として実績報告に添付することになっておりますし、また、それは地方事務所の地域政策課、事務局を努めているセクションにおいて、まず事務局で自己評価について厳しい審査を加え、さらに次回の審査委員会などに報告され、そして審査委員会においてもそれを吟味すると、そしてそれ以降の年度における類似の、あるいは同様の事業について審査に反映すると、そうした仕組みを作っております。その審査が十分か、自己評価あるいは事務局あるいは審査会におけるその審査が十分かは、まだまだ検証をする余地はあるとは思いますけれども、二重三重の検証を含むなかで県の交付金といえども、それを財源として行う連合の事務については、適正な執行、そして成果に繋がるような執行を心掛けてまいりたいと、このように考えているところでございます。
議長(大厩富義君) 他にありませんか。お諮りいたします。この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(大厩富義君) 討論なしと認めます。これより採決を行います。議案第13号を、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(大厩富義君) 挙手全員であります。よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。
日程第9 一般質問
議長(大厩富義君) 日程第9「一般質問」を行います。質問通告者は3名であります。よって、3名の質問を行いたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
 では、これより質問に入ります。質問順位第1位、9番服部久子議員の質問を許します。
 服部久子議員。
   〔9番(服部久子君)登壇〕
9番(服部久子君) 池田町広域議員服部久子です。よろしくお願いします。
 介護保険制度についてお聞きします。まず、保険料についてお聞きします。第5期介護保険事業計画策定が進んでいると思うが、保険料は値上げになるのでしょうか。23年4月の「井戸端かいご」には、第5期の基準月額保険料を5,200円として試算し、1,330円値上げとなっています。21年7月の「井戸端かいご」では4,300円を設定し、430円の値上げを試算しています。この違いはどうしてですか。また、4,300円と5,200円の設定の根拠は何ですか。
23年4月号の「井戸端かいご」のアンケート調査の結果では、保険料について今回と前回の質問内容が違っており、比較することはできないと思います。
 前回は「保険料がちょうど良いと思う」と聞いているが、今回は「現在の介護保険サービス水準を維持するためには、必要な値上げはやむを得ない」と聞いています。また、前回「安いと思う」と聞いているのに、今回は「現在の介護サービス水準以上の充実を図るためには、値上げはやむを得ない」と聞き、比較できる内容ではないのに前回より2.4ポイント多いとなっています。また、前回「高いと思う」「少し高いと思う」と聞いているのに、今回は「現状の保険料を維持することが重要であり、そのために介護サービスが削減されてもやむを得ない」と聞き、前回より19.8ポイント少ないとなっています。全ての質問が「やむを得ない」「値上げされてもやむを得ない」という方向をなっていて、この聞き方は、一方向に誘導していると考えますが、どうですか。また、「わからない」と答えた人が今回は前回のおよそ2倍の37%になっているのは答えにくい質問であったことが反映されていると思います。そして、23年4月の「井戸端かいご」では、保険料のアンケート結果として、「サービス水準を維持に値上げはやむを得ない」「サービス充実に値上げはやむを得ない」が合わせて約半数であったとして、介護サービス利用者として今後の介護保険料の値上げは理解していただけると結論を出しているのは納得できません。この質問では保険料についての被保険者の意向を判断できないと考えますがいかがでしょうか。
 介護サービスの利用状況は、「不十分ながら利用」と「利用していない」を合わせると500人以上の人が利用を充分していない。23年4月の調査。となっております。保険料が高いと思っている人、20年4月の調査の数と重なります。介護を受けたくても利用料のことを考えると受けられないこの500人以上の人の対応をどうするのでしょうか。
 次に、介護支援内容の変更についてお聞きします。介護保険法改正案が国会に提出されています。それによりますと「要支援」と認定された人へのサービスは、市町村の判断で「介護予防・日常生活支援総合事業」に移し、保険給付の対象から外すことが出来るとしています。財源は、介護財政から出るが、上限つきで介護保険でのサービス内容、職員の資格と人数、施設設備、事業者への報酬と利用料などは、現保険でのサービス内容、現在は全国一律の基準がありますが、「総合事業」にはそうした基準がなく、サービスが市町村の裁量に任され、サービスの切り下げが考えられます。「要支援」は症状が軽いからというだけで保険給付の対象から外すことは、介護予防の上からも逆行しております。保険料は徴収されるが、介護から外されることになります。この改定案について、北アルプス広域連合としてのお考えをお聞きします。
 次に、特別養護老人ホーム入所希望の待機者について、お聞きします。特養ホームの待機者は、介護保険が導入されてから10年間で4倍以上に増え、全国でも09年には42万人に上っています。家族の介護のため仕事をやめなければならなかった人が、13万人にもなっています。北アルプス広域でも待機者が年々増え、23年2月で332人に上っています。申込者の待機場所は在宅が205人で、要介護4と判定された人が42人、要介護5が54人となっており、待機者の3分の1が介護4、5になっています。介護者のご苦労も大変ですが、本人も家族に迷惑を掛けたくないという思いで、いつまで待てばよいのか解決が見えないことは、つらいことだと思います。介護保険制度の介護の社会化の精神から特養ホームの増設は、緊急の課題です。また、建設については、国に支援を強く求めることを要望します。また、地域で利用しやすく介護者への支援にもなる小規模多機能介護施設の増設も要求します。
 次に、介護者への対応をお聞きします。待機者が多くなり、それに伴って家族介護が増え、介護者への対策も重要になっております。介護者の年齢は、70歳以上は500人と多く、85歳以上は前回の調査では56人、今回は130人と倍以上になっております。老老介護が顕著になっています。また、働き盛りの人が仕事を辞め、親の年金を頼りに介護をしている人がおります。家で毎日親の介護をしていると、社会から取り残されたようだと聞いております。全国的には介護を苦にした悲しい事件が起きています。介護者の待機者と併せ介護者への対応も急務であります。現在、介護者への対応はどうしていますか。また、どのような対応を考えていますか。そして、高齢者への虐待などの実態はありますか、お聞きします。以上です。
議長(大厩富義君) 質問が終わりました。服部久子議員の持ち時間は、残り32分とします。
 服部久子議員の質問に対する答弁を求めます。広域連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 介護保険についてのお尋ねのうち、私からは第5期介護保険事業計画における介護保険料についてのお尋ねにお答え申し上げます。
 まず、平成21年4月発行の井戸端かいごの誌面におきまして、保険料についての解説記事を掲載してございます。その内容は、第5期計画における基準月額保険料を一定額に仮定し、当広域連合と国における第4期計画保険料の設定の違いについてと、それからもう一つ第4期計画最終年度の保険料と第5期計画1年目の保険料の額の差について説明したところでございます。この記事では、第4期計画期間中の介護保険料を抑制するため、国が介護従事者処遇改善臨時特例交付金3,325万円を交付したこと、また、国では毎年度保険料を引き上げる設定方法としたものの、当広域連合では利用者の混乱を避けるため3年間均等の保険料設定とした考え方、この違いについて、住民の皆様にお知らせしたものであります。
 第4期計画の基準月額保険料は、介護保険給付準備基金と、介護従事者処遇改善臨時特例基金から繰り入れを行い、推計額より444円低い、第3期計画保険料と同額の3,870円としたところであります。
 当広域連合と国の保険料設定等の考え方の違いを説明するに際しましては、第4期計画がスタートしたばかりであり、その時点で、第5期計画保険料を推計することは困難でありましたことから、第5期保険料を、給付準備基金等の繰り入れがなかった場合の第4期計画の推計保険料4,314円を四捨五入し、4,300円と仮定して解説を加えたものでございます。
 また、ご指摘の本年4月発行の井戸端かいごでは、第5期計画の基準月額保険料を5,200円と仮定し、同様の解説を行ったところでございます。この5,200円は、国が、第5期計画の保険料を試算し、昨年11月に社会保障審議会介護保険部会に提示した金額であり、この金額を用いて説明をしたものでございます。
 当広域連合の第5期計画の介護保険料につきましては、今後の高齢者人口と要介護認定者数の推計及び21年度、22年度の利用状況の分析等を行い、また併せて、今後、国が示すサービス見込量及び介護保険料推計ワークシートを作成することにより算定することとしております。
 第4期計画での保険料は、給付準備基金等から繰り入れて444円低く設定したこと、また、今日までの介護認定者数及び保険給付費の増加傾向や、今後の介護サービスの基盤整備の必要性等から考えてみますと、介護保険料の値上げを避けることはなかなか困難と考えているところでございます。
 また、介護保険料に関する高齢者等実態調査の結果につきましては、前回の調査項目と今回の調査項目に相違があり、直接には比較することは困難でございます。
 まず、調査項目に違いが生じました理由は、前回の調査項目は当広域連合独自の調査でありましたが、今回の調査は全県統一の調査として調査項目となったものでございます。
 この調査結果では、「値上げはやむを得ない」が46.7%、「わからない」が37.1%、「現状の保険料を維持することが重要」が11.8%、未回答が4.4%となっており、「値上げはやむを得ない」が約半数を占めておりましたことから、介護サービス利用者の皆様からは、今後の介護保険料の値上げについて一定のご理解をいただけるものと考えているところでございます。
 また、低所得利用者に対する介護サービス利用料の軽減につきましては、訪問介護・通所介護・短期入所生活介護等の利用料と食費及び、滞在費の4分の1を軽減する社会福祉法人等による利用者負担の軽減策を実施しており、昨年度の実績といたしましては、対象者122人、1,168万円余が軽減されました。引き続き、低所得利用者の負担軽減に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
議長(大厩富義君) 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) 私からは、介護支援内容の見直しについて、それから特別養護老人ホームの待機者問題、それから高齢者虐待と介護者への対応についてのご質問についてお答えをさせていただきます。
 まず、来年4月に予定されております介護保険法の改正案における介護支援内容の見直しについてのお尋ねでございます。
 サービス内容の見直しといたしましては、介護予防と生活支援サービスを総合的に実施する「介護予防・日常生活支援総合事業」が検討されております。この事業は、市町村の判断により、要支援認定者と地域支援事業の介護予防事業対象者に対して、介護予防と日常生活を支援するためのサービスを総合的に提供することができる制度とするものでございます。今までは、要支援認定者に対しては介護保険の介護予防サービスを提供いたします。また、地域支援事業対象者に対しては地域支援事業の介護予防事業サービスのみを提供をしてきております。介護予防サービスを総合的に、それらを組み合わせて総合的に実施する制度としております。
 市町村に設置されております地域包括支援センターでは、利用者の状態や意向等に応じ、今までどおり介護予防訪問介護等の介護予防サービスを提供するのか、あるいは、新たに創設される介護予防・日常生活支援総合事業を利用するのかを判断をし、介護予防計画を作成することとしております。
 しかしながら、現在、国は事業導入イメージである図のみを示しており、現時点では具体的な事業内容が不明であります。今後、さらに情報収集に努めてまいりたいと考えております。
次に、特別養護老人ホームと小規模多機能型居宅介護の整備についてのお尋ねでございます。
特別養護老人ホームは、より多くの介護を必要とする方の終の棲家であり、また、有料老人ホーム等の特定施設と異なり、食事及び居住費の利用者負担の軽減が行われる施設であり、本年2月末現在、約330人の方が入所を希望されております。特別養護老人ホームにつきましては、本年7月に池田町にありますライフが29床の増床、それから25年1月に白馬村にあります白嶺に20床を増床するという予定としております。
 しかしながら、一人当たりの施設サービス給付費は在宅サービス給付費の約2.7倍となっており、施設整備を行うということは、結果として介護保険料の値上げに大きく影響を及ぼすこととなります。
 次に、小規模多機能型居宅介護は、通所を中心とした利用者の状態や希望に応じて、随時、訪問や宿泊を組み合わせたサービスを提供するものであり、利用者の居宅における生活の継続が可能となるものでありますので、本年度中に池田町に1か所が整備をされることとなっております。今後、第5期計画の中で、サービスの必要量を推計しながら、各種サービスの整備数を検討してまいりたいと考えております。
 次に、高齢者虐待と介護者への対応についてのお尋ねでございます。
 高齢者虐待の種類には、体をつねる等の身体的虐待、どなる等の心理的虐待、高齢者の財産を不当に処分する等の経済的虐待等があります。
 当広域連合が実施しております給付費適正化事業のケアプランチェックの中において把握しま した虐待は経済的虐待でありました。経済的虐待への対応といたしましては、市町村社会福祉協議会が実施しております日常生活自立支援事業の金銭管理サービス等を利用することにより、適切な金銭管理が図られるものと考え、介護支援専門員に対して情報提供を行いました。
 また、地域包括支援センターは、当広域連合からの委託により、介護予防事業に併せて権利擁護事業や総合相談支援事業を実施しております。これらの事業を利用することにより高齢者の権利擁護を図ることができるものと考えております。
 介護者への対応といたしましては、地域包括支援センターが、適切な介護知識や技術の習得を目的に介護教室を開催しており、また、介護者に対する身体的、精神的負担を軽減するための健康相談、介護用品の支給、介護慰労金の支給、介護者の相互交流会等の開催を実施しているところでございます。
 引き続き、介護者の負担を軽減するための支援策を講じてまいりたいと考えております。以上でございます。
議長(大厩富義君) 服部議員、再質問がある場合は、自席にて起立して行ってください。再質問はありませんか。服部久子議員。
9番(服部久子君) このたびいただいた調査結果、アンケートの調査結果報告の資料を見ますと、保険料の調査のところで前回と今回の調査項目が違っているため、比較は困難であると認めておられます。それで、保険料以外の質問では前回と同じ質問になっております。じゃあ、どうして保険料の質問は前回と同じにしなかったのか、比較しやすいように前回と同じ質問にするべきだったと思いますが、これはいかがでしょうか。また、あえて比較するという言葉を付けて、介護保険サービス水準を維持するための保険料を引き上げてもやむを得ないという回答が半数ということを引き出しておりますが、利用者が値上げになるのならサービスを下げても仕方ないという11.8%の回答を引き出し、改めて驚きであったというコメントを出しております。これには納得できません。高齢者に対しての質問としては、非常に不適切ではないでしょうか。また、介護保険料の収納率を見ますと普通徴収の収納率は介護保険が始まってから年々減少し、平成20年度の滞納額は1,533万円、20年度の普通徴収額の4分の1に相当しております。このことからも、保険料については前回と同じ質問で、再調査をしないと5期の事業計画は立てられない。保険料の設定は出来ないのではないかと思います。今、国保の滞納者が増えておりまして、資格証や短期保険証の発行が各自治体では増えています。健康保険証は病気になったときに必要ですが、介護保険の場合は毎日の生活に影響してきます。滞納で10割負担は、どうしても介護保険が納められない人には非常に困難なことは目に見えております。滞納で全額個人負担となっている人数と、それから現在3割負担となっている人数をお聞きしたいと思います。
 それから、保険料の滞納について、各ご家庭に滞納者の高齢者に対して、わかりやすく各自宅をお訪ねして対応をされておるんでしょうか
 それから、介護支援の内容についてもお聞きします。この仮称の介護予防日常生活支援総合事業は、要支援の人も要支援に該当しない人も対象となるとしています。要支援の認定を受けても給付の対象にするかしないかは、自治体が振り分けるといっておりますが、要支援と認定されても総合事業の対象者になれば介護支援が条件付きということで、その要支援と認定された利用者にとっては、不利になります。利用者に納得してもらえるのでしょうか。また、総合事業は、広域は関わらないのでしょうか。広域の中でも各自治体で対象者への対応がまちまちなんでしょうか。また、厚生労働省は地域包括ケアシステムの取り組みを打ち出しております。日常生活圏内にサービスを24時間365日利用でき、特養ホームに係る長期間の待機者は生じないとしておりますが、包括支援センターの仕事が多くなり、またセンターへの自治体の委託料を増やすこともあり、職員の増員も必要になってきます。そして、介護職員の医療行為の拡大も改正案に出ておりますが、介護職員の責任が重くなり、介護従事者の待遇改善や介護環境の改善がどうしてもこの先必要になるかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。
 また、待機者の件なんですけれども、介護者の年齢が85歳以上が130人おられましたが、要介護者の特養ホーム入所に、これは優先して、そういう要綱にはなるんでしょうか。優先入所の要綱に介護者年齢が高い場合は入るんでしょうか。お聞きします。
議長(大厩富義君) 介護庶務係長。
介護庶務係長(小林満君) 幾つかの質問をいただきました。万が一答弁漏れがありました場合にはご容赦をいただきたいと思います。
 まず、1点目でありますが、第5期の介護保険料に対するアンケート調査の項目についてであります。同じ質問をしなかったということは、前回は私ども独自で、前々回も同じ質問をしてまいりましたが、今回は全県統一ということで、利用者の混乱を避けるためにアンケートの保険料については、一本の中で行ったわけであります。私ども独自にできるものではなかったということで、ご理解をいただきたいと思います。
 2点目であります。第5期の保険料は利用者のアンケート調査結果に基づかなければ算定できないのではないかというようなご指摘でございますが、保険料の設定は、高齢者人口の推計に基づいて、今後の要介護認定者、利用者の数をまず推計をいたします。そして、直近の介護保険の利用状況に基づいて総額どの位の3年間の保険給付が必要か、そこから人口あるいは保険料収納率から割り出して保険料を設定してまいります。この設定におきましては、保険料が安い方が多いということで、仮に全ての方が反対されたとしても、その額に合わせることは次期の保険料計画において、不足分の保険料は再度その上に上乗せで徴収という形になります。3年間均等の取れた適正な保険給付を円滑に進めるための保険料設定でありますので、このアンケート調査との部分については、ご理解をいただきたいと思います。
 次の質問でありますが、介護予防日常生活支援総合事業について、国は市町村の判断によるというふうな文書を出しております。先ほどの答弁にありましたように、国はイメージ図のみを示しておりまして、この市町村が広域連合、保険者となるのか、地域支援事業を実施する市町村となるかは現在不明であります。そういうことになりまして、今後の情報収集に努めながら広域連合がどのような形で、この介護予防日常生活支援総合事業を実施してまいるのかを情報収集に努めてまいりたいと思います。
 次に、介護職員の処遇改善の件であります。議員ご指摘のとおり介護報酬は前回の報酬が始めてプラス改正となり、前々回、その前も全てマイナス改定でありました。このことによりまして、介護職場において職員の賃金が非常に他職種よりも低いという状況が発生し職を去るという方々が増えたということで、今回、国は特例交付をしまして、結果として月額1万5千円の賃金アップという形になったわけであります。今の国会におきましては、この1万5千円相当額を介護報酬の中で算定するのか、あるいは今までのように別立てでするのかを議論をしてまいるということになりますので、その動向に注視してまいりたいというふうに考えております。
 また、特別養護老人ホームの入所基準におきましては、介護者の年齢が要件基準に該当するかとのお尋ねでございますが、特別養護老人ホームの入所判定基準には大きく4つの項目があります。まず、要介護度の状況、認知度の状況、介護者の状況、そして、過去3ヶ月の在宅サービスの利用状況、こういうものを加味しながら入所者の順位をまず第一段階に決定します。この中の介護者の状況の中では、介護者がいるが在宅で生活が一部困難から始まりまして、単身であり在宅では生活が困難というような位置付けでありまして、年齢の要件はこの中に入っておりませんけれども、年齢、加齢からもたらされる介護者の心身状況はこの中で評価されるものと考えております。私からは以上であります。
議長(大厩富義君) 介護保険係長。
介護保険係長(宮本和紀君) 私の方からは、介護保険の10割負担の人数ということでご質問ありましたので、お答えをさせていただきたいと思います。
 まず、介護保険料につきましては、2年以上滞納がありますと時効というようなことで、1割が3割負担になるということになります。その中で10割負担という方については、大変申し訳ございませんが、人数については現在手元に持ち合わせていないので、人数についてはお答えできないわけでありますが、人数は数名ということで思っております。ただ、実際にその方が3割の負担をしての介護サービスを利用されたということは、ほぼ無かったというふうに思っております。実際はその3割負担の軽減期間が過ぎた以降での1割負担になったというふうな理解をしているところであります。私の方からは以上です。
議長(大厩富義君) 再質問はありますか。服部久子議員。
9番(服部久子君) 2点お尋ねします。さっきの保険料の滞納の件なんですけれども、相手の方は高齢者なので、3割とか10割とか年々経てばいくらになったとか、そういうのを詳しくですね、ご自宅にお伺いして説明して払ってもらえるような、そういう対応というのはそれはされているんでしょうか。2点目にお聞きしたいのは、介護施設を造れば介護保険料が高くなるっちゅう悪循環なんですけれども、こうすると待機者がなくなっていかないということがありますので、これは国の補助金というのは、私ちょっと勉強不足なんですが、これはいただけないんでしょうか。その点お聞きします。
議長(大厩富義君) 答弁を。介護保険係長。
介護保険係長(宮本和紀君) 私の方から介護保険料の滞納整理の関係についてお答えさせていただきます。介護保険料につきましては、平成12年度から広域連合で介護保険を始めて以来、徴収関係につきましては住民に近い窓口という事で市町村の方に徴収をお願いしているところであります。徴収の方はそれぞれの市町村の方で基本的にはお願いをしているわけですが、中でも制度等ご理解いただけない方等広域の方でも一緒に同行訪問していただきたいというご依頼があった方につきましては、同行させていただいて一緒に滞納整理をさせていただくということで、毎年年2回ですけれども、介護保険の徴収担当者会議ということで、開催をさせていただいて、制度等の説明を徴収者、市町村の担当者の方々に周知しながらこれまでやってきているということであります。私の方からは以上であります。
議長(大厩富義君) 介護庶務係長。
介護庶務係長(小林満君) 私からは施設整備の補助についてお答えをいたします。特別養護老人ホーム等の介護保険施設につきましては、県が指定権限を持っております。そのことによりまして、整備につきましても補助金はございます。国が緊急対策としまして、県に基金を積み立てその中で、この第4期の緊急整備として、数字は今、資料がなくて申し訳ないんですが、25%程度だと思いましたが加算をして補助を出しているという状況であります。私からは以上であります。
議長(大厩富義君) 以上で服部久子議員の質問は終了いたしました。
 日程第9の途中でありますが、ここで2時25分まで休憩といたします。
休憩 午後 2時 9分
再会 午後 2時25分
議長(大厩富義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第9一般質問を継続します。質問順位第2位、7番荒澤靖議員の質問を許します。荒澤靖議員。
   〔7番(荒澤靖君)登壇〕
7番(荒澤靖君) 大町市の荒澤靖でございます。通告に従い大きく3点について質問をいたします。
 1点目は介護保険制度の見直しについて、2点目は消防団員不足について、3点目は養護老人ホーム鹿島荘の改築計画についてであります。
 はじめに、介護保険制度の見直しについてお聞きをいたします。
 国では、平成24年4月に予定されます介護保険制度の見直しで、去る3月介護保険法等の一部改正案を閣議決定いたしました。
 その内容は、高齢者が地域で自立した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取組を進めるとして、その概要は、@医療と介護の連携の強化、A介護人材の確保とサービスの質の向上、B高齢者の住まいの整備、C認知症対策の推進、D保険者等による主体的な取組の推進、E保険料の上昇の緩和等でありますが、この内容では、「軽度者の切り捨てを進める改正案となっている」との批判があります。「軽度者の切捨てを進める改定案」との批判は、なぜされているのか、伺います。
 次に、介護保険料の見直しについてお聞きいたします。
 国の先の緊急経済対策の中、介護職員給与アップ増の実績に対して「介護職員処遇改善給付金」が3年間の時限措置で給付されることになっています。3年の間は、給付金という「公費」での給与のアップとなる介護職員の待遇改善を働きかけています。しかし、時限措置が終了後は、この給付金相当分が介護報酬に転嫁することが予想されます。介護報酬の見直しによる給付費増の影響による介護保険料の上昇が見込まれます。
 当広域連合では、先の介護保険料見直しの際には、基金を充当することで、保険料の据え置きが措置されています。来年度の保険料改定では、その反動としての保険料の上昇が予想されます。
 利用されるサービス量の増加に併せた保険料の上昇と併せて、3つの要因で大幅な介護保険料の上昇が予想されています。当地域の高齢者負担を急激に増やさない工夫について、その考え方をお伺いをいたします。
 2点目の消防団員不足について伺います。
 広域消防では、大北地域の市町村の安全安心のために、日夜努力を頂いていることに対し、敬意を表します。また、東日本大震災においては、被災地の行方不明者の捜索等、数次にわたる応援派遣による貢献をされたことは、住民の一人として大変誇りに思うところであります。
さて、市町村が設置をしている消防団は、広域消防と連携をしながら、実際に必要な消防力として、地域の安全安心を確保する存在となっています。消防団員が仕事の合間に、献身的な活動を続けている姿は、頭が下がる思いであります。広域消防と消防団の連携は今後も必要不可欠なものであります。
 また、今回の東日本大震災に見られる様に、大規模災害時において、地域の情報を持つ消防団は、数の力を持つ消防団は、住民の安全確保のために無くてはならない存在であります。
大北地域は中央構造線の断層上に位置し、大地震の危険性が高く指摘をされていることは周知の事実でありますが、今回の大震災を契機に、広域消防と消防団に対する期待は、ますます大きなものとなっております。
 しかし、消防団を取り巻く社会環境の変化には、厳しいものがあり、職業の多様化、地域の就業人口の減少、生活様式の変化のため、市町村では消防団団員の確保に苦慮している状況であります。
 基本的には消防団の運営は、市町村の事務であること。広域消防では、ポンプ操法訓練など消防団の訓練への講師派遣など技術的支援をされていることも理解をしている上で、このような課題を抱える消防団の運営に対し、広域消防として、どの様な支援が出来るのかを伺います。
 構成する5市町村で抱える課題への支援として、例えば、5市町村の情報交換の場の提供や先進的事例などの情報提供などが考えられますけれども、団員確保策として大町市では、地域応援や団員の福利厚生事業の一環で、団員とその同行家族に対して、公営の温泉入浴施設の利用優待を行っています。このような施策の推進を検討することは、できないでしょうか。
 私は、広域消防と消防団は別々の組織ではありますけれども、それぞれの優位性から、それぞれが担うべき役割分担を見直してみる時、広域消防が消防団の運営に対して積極的な支援が出来れば、より一層の連携の強化を図ることが出来るだけでなく、より合理的な組織関係を構築出来るとともに住民の消防団に対する理解を高めることが、団員確保の一助となるのではないでしょうか。このことによって、地域住民の暮らしがより「安心・安全」となるのではと考えますけれどもいかがか伺います。
 次の鹿島荘の全面建替えについてであります。
 養護老人ホーム鹿島荘は、本年度から来年度までの2か年を掛けて、8億8千万円余の総事業費で全面建替えを計画しています。まず、現在の進捗状況について伺います。
 次に、鹿島荘は、50名余の入所者が生活する現地での建替の計画とお聞きをいたしております。この事業で、入所者の安全対策は勿論のこと、一定の生活環境を保持しながらの工事となることからその難しさがあると考えています。また、東日本大震災の影響で資材が不足をしている現場があるなどとも報道をされています。この事業での課題とその改善策をどのように検討されているのか伺います。
 以上、3点について、明快な答弁をお願いして、質問を終わります。
議長(大厩富義君) 質問が終わりました。荒澤靖議員の持ち時間は、残り32分とします。
 荒澤靖議員の質問に対する答弁を求めます。連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 介護保険についてのお尋ねに、私からお答えいたします。
 まず、来年4月に予定されております介護保険法の改正案は、なぜ、軽度者の切捨を進める改正案だと批判されているのかとのお尋ねでございます。
 改正法案は、議員ご指摘のとおり、高齢者が地域において自立した日常生活を営めるよう、医療・介護・予防・そして、住まい・生活支援サービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムを推進することとしております。
 この改正案の中に、医療と介護の連携強化の一つとして、保険者の判断による予防給付と生活支援サービスの総合的な実施が盛り込まれております。
 内容につきましては、要支援認定者と地域支援事業の介護予防事業対象者に対して、市町村の判断により、介護予防と日常生活を支援するためのサービスを、総合的に提供することができる「介護予防・日常生活支援総合事業」が検討されております。市町村の地域包括支援センターでは、利用者の状態やご意向等に応じて、今までの介護保険サービスを提供するのか、あるいは、新たに創設される、この事業を利用するのか判断して介護予防計画を作成し、介護予防に併せて配食サービス等を提供することとなります。
 この介護予防・日常生活支援総合事業に対し、批判の声が挙がっていることにつきましては、要支援認定者は、市町村の判断により、介護保険の介護予防訪問介護等から、配食や見守り等を組み合わせた、この事業に移行することにより、介護保険の対象外となってしまうのではないかとの懸念や、介護保険サービスは全国一律の基準により提供されておりますが、この事業には運営の基準がなく、地域支援事業の一事業と位置づけられた場合には、介護予防事業は保険給付費見込額の1.5%以下の低額となってしまうのではないかとの不安があると聞いております。しかしながら、国からは現在、事業導入イメージ図のみが示されており、現時点では具体的な事業内容が不明でありますため、今後、先ほどの答弁にも申し上げたとおり情報収集に努めてまいりたいと考えております。
 次に、第5期介護保険事業計画の介護保険料を急激に増やさないための工夫についてお尋ねをいただきました。
 第5期介護保険事業計画は、24年度から26年度までの3年間の在宅介護や施設介護などの保険給付が円滑に実施できるよう計画するものであり、本年度末までに作成することとしております。
 第5期計画の保険料につきましては、21年度から本年度までの第4期の計画においては、介護保険給付準備基金及び、国から交付されました介護従事者処遇改善臨時特例交付金による基金から繰り入れを行いましたことにより、標準月額保険料を444円安い3,870円とし、第3期の保険料額と同額に据え置いておりましたことから、これらの措置が終了することに伴う増額要因がございます。また、合せまして要介護認定者の約65%が認知症の症状を示しており、また、本年2月末現在の特別養護老人ホームの入所希望者が約330人となっておりますことなど、今後、介護サービス量の増加が想定されますことから、第5期計画における介護保険料の値上げは避けられないものと予測しております。
 第5期介護保険料の急激な値上げを抑制するために、本年3月、国では、都道府県に設置されております財政安定化基金を取り崩し、介護保険料の軽減に活用することなどを盛り込んだ介護保険法等改正法案を閣議決定し、衆議院に提出しております。この基金は、国・県・市町村からそれぞれ3分の1ずつが拠出され、保険料収納率の低下等に伴う財源の不足に対し、交付または貸し付けを行うものであり、市町村分の財源は第1号被保険者保険料となっております。
 基金からの取り崩し等の詳細につきましては、現在明らかとはなっておりませんが、当広域連合では平成12年度から20年度までの9年間に約6,500万円余を拠出しており、この基金の取り崩しは介護保険料の軽減に一定の効果が期待できるものと考えております。
 当広域連合といたしましては、第5期計画の特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホーム等の施設整備につきましては、介護保険料への影響に考慮しながらベッド数を検討してまいりたいと考えております。本年3月支払いの保険給付費の在宅利用者一人当たりの平均給付額は約9万7千円、一方で、施設利用者一人当たりの平均給付額は約26万3千円となっており、施設サービス給付費は在宅サービス給付費の約2.7倍に上っております。
 今後、新たな特別養護老人ホーム等の施設整備は、結果として介護保険料の値上げに大きく影響を及ぼすこととなりますので、第4期計画時に国が示しました在宅と施設利用との均衡の取れた基盤整備を進めるための指針であります、要介護認定者推計における平成26年度時点の要介護2以上の比率の37%、これを勘案しますとともに、本年1月に実施した高齢者等実態調査の結果等を参考にしながら、必要となる施設整備水準を慎重に検討し、計画に計上してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
議長(大厩富義君) 消防長。
   〔消防長(松田俊郎君)登壇〕
消防長(松田俊郎君) 私からは、消防団員不足に関するご質問にお答えいたします。
 消防団に係わる事務は、主として各市町村の防災担当課において行われておりますが、地震や台風などによる大災害におきましては、常備消防の人員・資機材だけでは十分な対応を行うことはなかなか困難であります。この様な災害には、大勢の人手を投入した人海戦術が有効な手段であり、非常備消防である消防団員の皆さんの大きな力を頂戴し、消防署と消防団が協力し、災害に立ち向かわなければ対処できず、お互いが密接に手を取り合わせなければ地域住民の安心安全を守ることは到底出来ません。
 今回の東日本大震災では、緊急消防援助隊をはじめとする消防関係との連携のみならず、自衛隊、警察、医療機関などと協力し合い、救出・救護活動を行っており、各関係機関との幅広い連携・協力体制がいかに重要であるか、改めて痛感したところであります。
 しかし、近年国内に於いては少子高齢化が進み、特に地方では人口減少が著しく、また、社会形態の多様化や経済状況の低迷などにより、常備消防とともに地域の防災を担っている消防団員の人員確保も苦慮しているのが実状であります。こうしたことから、万が一当地域で大災害が発生した際の防災体制に一抹の不安を感じているというのが率直な感想であります。
 この様な現状に鑑み、団員確保は常備消防にとりましても重要な課題であり、北アルプス広域消防といたしましても、各市町村の防災担当と協力し、消防団員の確保のため、団員募集ポスターの配布や広報誌への掲載をはじめ、地域の防災訓練の折などには、消防団の重要性や人員確保の課題に直面している現状について広報に努めているところであります。
 次に、市町村消防団運営への支援の取り組みについてでありますが、広域消防といたしましては、各市町村の消防団と密接な連携を図るため、消防署ごとに「消防連絡協議会」を設置し、多方面にわたる課題について意見交換や情報交換を行い、消防団で抱えている諸課題について認識を共有し、問題の解決にあたっております。
 また、団員の教育一環としまして、毎年消防関係の研修会を開催し、専門的な知識や技術の習得を図っており、その他ポンプ操法の技術指導をはじめ、団員の救急講習や規律訓練等に講師を派遣し、技術的な支援に努めているところであります。
 今後、消防団の運営につきましては積極的に意見交換を行い、それぞれの役割分担をはじめ、より実効性のある災害出動計画や消防団員の処遇改善等見直しを図り、より効果的な組織の構築に取り組みますとともに、積極的に消防団の訓練に参画するなど、消防団との関係を今以上に密接にしてまいりたいと考えております。
 一般に、災害対応は常備消防が主体ではありますが、非常備消防の果たす役割は大きく、お互いが立場を理解し合い、相互の特性を活かし手を携えて災害に立ち向かうことが、より災害に強い地域づくりに繋がり、地域住民の安心・安全の確保に寄与するものと考えております。私からは以上でございます。
議長(大厩富義君) 所長。
所長(宮坂佳宏) 私からは鹿島荘の全面立て替え工事についてのお尋ねにお答えいたします。
 鹿島荘の改築事業につきましては、現地での立替工事となりますことから、第1期工事では厨房、食堂、居室棟の一部を解体し、新たな居室等及び厨房、食堂を完成させます。第2期工事では残った居室棟、事務室棟を解体し、新たな居室棟、事務棟を完成させるとし、2ヵ年に渡る工事計画となっております。このため、工事期間中は、約半数の入居者の仮設居室や厨房等が必要となってまいります。このため、大町市の旧デイサービスセンターかたくりを改修し、仮設施設として使用することとしております。現在の進捗状況は、仮設施設の改修関係では、5月の13日に入札を行い、改修工事を進めているところでございます。また、本体工事につきましては、仮設施設の完成後、早期に工事着手ができるよう入札事務の準備を進めているところでございます。
 さて、鹿島荘改修事業における課題と対応策についてでございますが、工事期間中は入所者が鹿島荘と仮施設の2箇所に別れての施設運営となりますことから、それぞれの施設における安全確保と生活環境保持のため、臨時に支援員等を増員して対応してまいる予定としております。また、議員ご指摘のように、東日本大震災の影響による資材不足の懸念もありますが、一方で、震災による仮設住宅の建設は8月、お盆前までに完成する見通しとなっているとの報道もございます。現時点では、一時的な需要増加による資材不足の影響がどの程度長期化するのか、また、資材製造工場の被災等による影響がどの程度あるか、不透明ではありますが、建設資材の合板類や鉄筋なども不足気味でありますものの、だいぶ落ち着いてきているとのことであります。当面は本体工事の発注を早期に進め、資材の確保に努めるとともに、資材調達の遅れ等の事態が生じた場合には事業者、施行管理者等と施行計画の工程調整を協議し、予定工期内の完成に努めてまいりたいと考えております。以上です。
議長(大厩富義君) 再質問はありませんか。荒澤靖議員。
7番(荒澤靖君) 介護保険制度においては、保険運営は広域連合が担って、サービス提供は、市町村が行うということを原則としているというふうに聞いておりますし、同様に、広域消防と市町村の消防団事務のすみわけもされているわけであります。
 しかし、広域連合を構成する5市町村の課題っていうのは、同様に広域連合の課題でもあるというふうに考えています。専門的知識と情報を有する広域連合が構成する市町村への支援を行うとの基本姿勢を望みたいと考えています。
 質問は短いですけれども、答弁はそれぞれにお願いをして、介護保険、消防、連合長それぞれに立場での思いを伺いたいと思います。
議長(大厩富義君) 介護福祉課長。
介護福祉課長(上野法之君) 私からは、介護保険の立場で構成市町村の課題に対する支援についての基本姿勢について、お尋ねにお答えをいたします。
 大北地域は安定的に同じ介護保険料で同じ介護サービスが受けられるよう、県下に先駆けて介護保険の運営を広域連合が行うこととなりました。議員ご指摘のとおり、圏域の高齢者介護の課題は、構成市町村と広域連合は共通のものであります。このため、広域連合では介護保険担当課長及び担当者会議を随時開催し、密接に連携を図るとともに、地域包括支援センター連絡会などを通じ、地域での課題について情報の共有化を図っております。今後とも介護保険の直接の窓口となります構成市町村との連携のもと、課題の把握と解決に努めるとともに第5期介護保険事業計画の作成過程においても、市町村との情報交換を密にし、大北圏域の高齢者福祉の向上に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
議長(大厩富義君) 消防長。
消防長(松田俊郎君) 市町村消防団の支援に対する基本姿勢についてお答えいたします。
 常備消防は消防・防災の専門組織であり、非常備消防であります市町村の消防団運営に積極的に関与し、支援してまいりますことは当然の責務と考えております。プロとして持っております、専門的な知識・技術等を積極的に伝授いたしますとともに、多方面にわたる諸課題について認識を共有し、消防団運営につきまして全面的にバックアップしてまいりますことが、地域住民の安全安心に繋がるものと確信しております。
 今後、いっそう緊密な関係を維持し、災害に強い地域作りに鋭意取り組んで参りたいと考えております。以上でございます。
議長(大厩富義君) 連合長。
連合長(牛越徹君) 連合長からの立場からも一言答弁を申し上げます。
 まず、北アルプス広域連合、様々なこの5市町村、構成5市町村の共通する事務について、共同して事務を処理しております。その中では、やはり一定の事務量を集約することによって効率的に事務を進める分野と、そしてもう一つ大事なのは、議員ご指摘のように、やはり専門性を活かして個々の構成市町村の円滑な行政運営に資するそうした役割があるというふうに考えてございます。ご質問にありましたように、介護保険、あるいは広域消防、さらには社会福祉の各分野におきましてもこの専門性を充分活かしていく大事な分野ではないかと痛感をしているところでございます。広域の住民サービスの質的な向上を目指して、そしてその結果、住民の皆様の福利厚生が向上しますように、さらには圏域の振興に資するよう持てる力を全面的に活かしながら、構成市町村との連携をさらに密にしながら進めてまいりたいと考えております。ご理解をいただきたいと存じます。
議長(大厩富義君) 再質問はありますか。
7番(荒澤靖君) 終わります。
議長(大厩富義君) 以上で荒澤靖議員の質問は終了いたしました。引き続き、質問順位第3位、15番松沢貞一議員の質問を許します。松沢貞一議員。
   〔15番(松沢貞一君)登壇〕
15番(松沢貞一君) 15番松沢貞一でございます。私は、2つの点についてご質問させていただきます。一つ目は広域観光振興の重要性と観光振興戦略についてであります。もう一つは、大北地域の救急救命高速移送態勢と消火活動等、消防体制についてでございます。
 まず、広域観光振興の重要性と観光振興戦略について、3点について質問をいたします。一つ目は、地域の観光振興のための広域的施策の重要性をどう考えるかという点でございます。ゆうまでもなく、観光は当地域の重要な柱でございます。これは長野県にとりましても、また我が国全体にとりましても同様でございます。いまや日本中が観光地であり、どの地域でも誘客に懸命になっております。誘客競争は激化していますし、今後、益々激しくなっていくものと予想されるところでございます。そして、それぞれの小さな地域の競争からより広いエリアの競争へと変わってきております。北アルプス広域の中では、小谷村は小谷村観光連盟、白馬村は白馬村観光局、大町市は大町市観光協会、池田町は池田町観光協会、松川村は松川村観光協会が中心となり、組織され中心となり、官民一体で観光施策を実施しているところであります。また、大北地域全体では、北アルプス観光協会が組織され大町市が中心となって広域的な観光施策を実施しているところです。しかし、そういった状況の中で感じるのは、広域的な施策が、今一つ十分ではないのではないか。一般的にはまだまだ知られていない、物足りないという点が多いのではないかということでございます。それぞれの市町村の個々の施策は、かなり力があり充実していると思いますが、広域的なエリアとしては、それが結びつかず、今一つ結びつかず、エリアとしてもう一つ大きな力となっていないのが現状ではないかと感じられます。観光に訪れるお客様にとりましては、行政の線引きは関係がなく、その観光地全体の利便性や魅力を高めるための施策が重要なのであり、当広域連合としては、行政の集まりとして何が出来るのかを考えていくべきではないでしょうか。今後、エリアの競争を勝ち抜いていくために、広域的観光施策が益々重要になってきていると思います。平成22年11月定例会において、広域連合長があいさつの中で述べられ、本定例会の冒頭のごあいさつの中でも話されていますように、広域連合としての取り組みにご努力をされていることはよく理解しておりますが、広域的施策の重要性について、どのように認識されているかお伺いいたします。
 二つ目に、地域の観光振興のために知名度を上げ、誘客の増大を図るための戦略についてお伺いいたします。広域的な施策を実施するためにも当地域のイメージを高め、知名度、認知度を上げる必要があると思います。現在、放送中のNHK朝の連続ドラマ「おひさま」は、安曇野のイメージアップに役立っていますし、知名度も上がっております。また、中央自動車道の豊科インターは安曇野インターに名称が変更になるということで、「安曇野」という名称は、全国銘柄になりつつあると思います。県内では、全国銘柄として、軽井沢、上高地、善光寺、松本城などがあり、まあ、そのワンランク下位に、あるいはツーランク下位に白馬、志賀高原、野沢温泉くらいがあるのではないかと思いますが、有名観光地としてその地名は広域的に使用されています。その名前を聞くとその場所が連想されます。さて、当地域では、だいほく、ないしはたいほくという呼び方があります。天気予報やイベント情報などに使われております。大町市、北安曇郡を統一した名称として団体や組織名に使用されていますが、観光の面から見ると知名度もなく、イメージも沸かないのが現状ではないかと思います。かろうじて県内では大方、通用するかもしれませんが、その県内でも通用しない場合もあります。観光地としては、北安曇とか、北アルプス山麓とか、広く認知されイメージアップに繋がるような呼称について検討する必要があると思います。広域的観光振興のために重要な戦略の一つではないかと思いますが、いかがお考えか伺いいたします。また、知名度アップのために観光大使を任命するのもよいのではないかと思います。最近、観光大使を任命する地域や自治体が増えていますが、地元出身の芸能人とか、イメージのよい有名な人を観光大使に起用し、地域の知名度を上げるという施策も広域的な観光振興に役立つのではないかと思います。このことについて、いかがお考えか併せてお伺いいたします。
 3点目。来訪者に対して観光案内等、広域的なもてなし、配慮の必要性についてお伺いいたします。観光で訪れるお客様にとって、先ほども申し上げたように、行政の線引きは全く関係がなく、意識もしていません。しかし、宿泊した翌日の行動範囲の情報については非常に敏感、かつ積極的に得ようとします。例えば、白馬村を訪れた方が、扇沢の込み具合とか、トロリーバスの時間や状況についてなど、宿でよく質問があります。こういった時に周囲の観光地や施設の状況等について、しっかりとした情報を持っていることが重要であり、そういう意味で広域的なもてなしや配慮が必要ではないかと思います。しかし、観光地とは言っても自分の関係する周囲のことはわかるが、少し範囲が広くなると情報が無く、質問に答えられないといった宿や施設が多いというのが現状です。広域としては各市町村の状況をお互いに共有し、それぞれの地域の関係者に広く知らせるような努力が必要ではないかと思います。こういったことについてどのようにお考えかお伺いいたします。
 2点目につきまして、大北地域の救急救命高速移送態勢と消化活動、消防体制についてお伺いいたします。
 一つ目でございますが、北アルプス広域北部地域の高速救急移送についてお伺いいたします。 北アルプス広域連合の中で、北部の白馬村、小谷村地域では、いわゆる幹線道路は国道148号線一本しかない状況であります。しかし、この道路は幅員が狭い場所や山間地が多いため、交通量が増えると渋滞する可能性があります。特にスキーシーズンの土曜、日曜などにはかつてのバブル期に比べれば減ってはいるものの、渋滞することがよくあります。また、冬季間の大雪の際も同様で渋滞することがあります。そういう中で、北部消防署では診療科目によっては、重症で緊急度が高い傷病者、いわゆる急患を収容する3次医療病院がある松本市などの病院に移送しなければならないことが多々あります。その際、通常でもかなりの時間が掛かるわけですが、前述したような渋滞の場合にはさらに大変な時間が掛かります。このような状況を抱え、白馬村、小谷村地域では、緊急を要する病気や怪我などの場合のことを考えると村民は大変不安を感じています。そのような状況があるため、白馬村、小谷村では緊急の場合は他の地域と比べ、ドクターヘリの利用率が高く、その充実が望まれています。特に夜間や悪天候の時に、緊急事態が起こった場合にどうなるのか大変心配されています。そこで、北アルプス広域連合の北部地域の救急業務における高速移送施策について、お伺いいたします。
 2番目に、冬季、夏季の観光シーズンにおける救急処理件数の増大に関しご質問いたします。消防署内の救急消防防災等の消防緊急体制についてお伺いいたします。課題であった常備消防の広域化が一旦休止となり、当面は現状の北アルプス広域の中で消防業務を考えていかなければならなくなりました。そのような中で、白馬村、小谷村では冬季、夏季には観光に訪れるお客様が急増するため、それに伴い北部消防署での救急処理件数が大変多くなります。そこで、消防救急緊急体制が十分なのかどうかをお伺いいたします。実例といたしまして、平成23年3月5日土曜日、白馬村大出地区で住宅火災が発生しました。この時、北アルプス広域北部消防署の消防自動車が現場に到着したのは、通報から28分後でした。当日の勤務体制は、8名のうち1名が休みで7名体制でありました。この時、救急患者の搬送で救急車が2台、松本市へ出動していました。1台には3名が搭乗し、2台で6名が出動していたため、火災発生時には1名しか対応できない状況でした。地元消防団とは綿密に連絡を取り合い、消化活動に当たったわけでございますが、これは偶然がいくつも重なった事件でしたが、現実に起こったことであります。偶然がいくつも重なったとはいえ観光シーズンには有りうることであります。そこで、現状の8名体制で十分かどうかを検討するつもりがあるかお伺いいたします。ただし、財政が厳しい中でそれぞれの市町村が、これ以上負担を増やすことができるかどうかは疑問ではあります。消防署の署員数、勤務体制、車両等について基準があるのか。もしあるとすれば、その基準と比較して現在の体制がどうなのか。また、他の消防本部における消防署と比較してどうなのかをお伺いいたします。以上です。
議長(大厩富義君) 質問が終わりました。松沢貞一議員の持ち時間は、残り26分といたします。
 松沢貞一議員の質問に対する答弁を求めます。連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 広域的な観光振興に関するご質問に、順次お答え申し上げます。
 まず、広域的観光振興の重要性についての認識についてお答えをいたします。当圏域におけるいわゆるサービス業や商業、観光業などの第3次産業の就業者の割合は、17年の国勢調査におきましては59.1パーセント、約6割となっており、長野、松本地域に次いで3番目に高い割合となっております。また、ホテル・旅館等の営業施設数は、県の統計、これは衛生行政報告例でございますが、これによりますと21年3月31日現在、718施設となっており、県内10の広域圏の中で一番多い結果となっております。
 これらのことから、議員ご指摘のとおり、観光関連産業は当圏域を支える重要な産業の一つであると認識しており、第5次大北地域ふるさと市町村圏計画におきましても、当圏域の基幹産業として位置付け、圏域の総合的かつ一体的な発展を目指しているところでございます。
 県観光部でまとめております観光地利用者統計によりますと、当圏域内の主要観光地の利用者数は、観光関係者のご尽力はもとより、一昨年に「国営アルプスあづみの公園大町・松川地区」が開園し、新たな観光地が誕生したことなどを反映して、平成20年以降回復傾向に転じております。
 しかしながら、交通網の整備による旅行者の移動範囲が広域化している今日、日帰り客数は増加しているものの、一方で、宿泊客数は減少しており、また、観光消費額も減少しております。
 こうしたことから、旅行者に圏域内で長時間滞在していただくためには、単に観光地や市町村独自の取り組みだけでは、旅行者のニーズに十分に対応できないことから、広域的な観光振興を推進していくことが一層重要であると考えております。
 現在、広域的な観光振興の取り組みといたしましては、当広域連合におきましては、17年度に景観に調和した案内看板などの整備方針を定めた「サインシステム計画」を策定するとともに、この計画に基づく看板の設置を関係市町村と連携して進め、旅行者が来訪し、滞在しやすい環境の整備に努めてまいりました。
 また、昨年度におきましては、圏域の観光情報を1冊にまとめた「新・北アルプス紀行」と、圏域のイメージビデオを作成し、圏域の魅力を県内外へ発信してまいりました。
 当広域連合以外の広域的な連携といたしましては、圏域の5市町村や広域的な観光関係団体等で組織されております「北アルプス観光協会」におきまして、JR長野駅や上野駅新幹線通路への圏域PR看板の掲出や、長野県旅行商品造成商談会での観光・物産などのPR活動が展開されております。
 また、同観光協会では、21年度から安曇野市までを含め、大糸線の活性化を核とした「ゆう浪漫委員会」を組織し、「大糸線ゆう浪漫観光戦略・振興計画」を策定して、広域観光エリアの連携による事業が実施されております。
 大町市、白馬村、小谷村の3市村では、30年以上前から「北アルプス三市村観光連絡会」を組織し、「塩の道祭り」など圏域北部における広域的な取り組みが進められております。
 これらの広域的な取り組みをいっそう進め、他圏域との差別化を図りながら、市町村の枠を越えた広域観光を戦略的、統一的に推進していく必要があるものと考えております。
 次に、誘客増大を図るための戦略についてのお尋ねにお答えいたします。
 議員ご指摘のとおり、当圏域に多くの旅行者に訪れていただくためには、圏域の名称を魅力あるものとして認識していただく必要があると考えております。
 1998年の長野冬季オリンピックの開催を契機に、長野や白馬の名称は、世界的にも知名度が上がりました。一方、たいほく、あるいは、だいほくという名称の知名度は、必ずしも高いとは言えず、県外ではむしろ低いとさえ言わざるを得ない状況にあります。最近では「北アルプス山麓ブランド」に代表されます、「北アルプス山麓」という名称も徐々に浸透してきているところではありますが、当地域の認知度を戦略的に高めていくための名称としては、現在のところ定着してはいない状況にあります。
 しかしながら、議員のご指摘にありましたNHK連続テレビ小説「おひさま」や映画「岳」は、当圏域内において撮影され、全国で放映、上映されておりますことから、全国的に当圏域への注目が集まり、圏域の知名度を上げる好機でもあります。
 観光関連産業を基幹産業と位置付けている当圏域にとりまして、圏域の知名度そのものが大変重要なことでありますことから、こうした明るい材料を手がかりに、市町村、関係機関、団体に加え、観光事業者の皆さんとも知恵を出し合い、知名度の向上に努めていくことが必要であります。
 先ほども申し上げましたとおり、21年度に北アルプス観光協会におきまして、広域的な観光振興に関する計画、「大糸線ゆう浪漫観光戦略・振興計画」が策定されております。
 この計画におきまして、当広域連合の関係市町村と安曇野市では、大糸線を核として北アルプス山麓と安曇野地域を結びつけ、効果的にPRするために「ゆう浪漫」のキャッチコピーとロゴを活用することにより、旅行者に対し様々な観光を提供する魅力的な観光地づくりを目指すこととしております。広域連合におきましても、この計画に沿って市町村とともに一体的な取り組みを推進してまいります。
 また、圏域の知名度を上げる取り組みとして観光大使を起用してはどうか、とのご提案でございますが、誘客を促進する方策の一つとして効果が期待される手段と考えられますことから、今後、関係市町村と研究をしてまいりたいと考えております。
 次に、広域的なおもてなしが必要ではないかとのお尋ねについてお答え申し上げます。
 議員におかれましては、日々の業務において直接旅行者の声を耳にされ、感じておられるご提案であると存じます。非常に貴重なご意見だと思っております。
 例えば、当圏域では、山岳観光などその日の天候に左右される観光施設が多く存在しており、気象情報や他の観光施設への案内など、広域的な観点からきめ細かな観光情報を共有し、提供することは、旅行者へのおもてなしとして、大変重要なことであります。
 先ほどの冒頭のごあいさつで補正予算についてご説明させていただきましたが、当広域連合では、県の地域発 元気づくり支援金を活用し、まちじゅう観光インフォメーション事業を実施することとしており、圏域の観光素材を1冊の冊子にまとめ、旅行者と直接接する観光関係者や、観光ガイドの皆さんなどにお配りし、単一の市町村内にとどまらず、圏域の他の市町村の観光情報についても積極的にご紹介いただくことにより、圏域の統一的なおもてなしが実現できる体制づくりを進めるものでございます。
 お迎えする旅行者の顧客満足度を上げるための方策につきましては、より一層強化することが必要でありますので、関係市町村とも連携し、広域連合において実施できることにつきましては、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 議員からは、広域的な観光振興の推進のために貴重なご意見をいただきました。今後とも積極的なご提言を賜りますようお願い申し上げます。私からは以上でございます。
議長(大厩富義君) 消防長。
   〔消防長(松田俊郎君)登壇〕
消防長(松田俊郎君) 私からは、大北地域の救急救命に関する高速移送態勢と、消火活動等の消防体制についてのご質問にお答えいたします。
 北アルプス広域管内の北部に位置する、白馬村及び小谷村におきましては、輸送幹線道路が国道148号線だけに限られており、とりわけ冬期間における大雪の日や、スキー客等大勢の観光客の入り込みがある土日、祝日におきましては、交通渋滞が頻繁に発生しており、近年、道路が整備されてきてはおりますものの、迅速な救急搬送について危惧しているところであります。
 また、当地域は収容医療機関が少ない現状も重なり、病院への到着収容に長時間を要しておりますことから、円滑な移送に支障をきたしており、安心且つ迅速な救急搬送に一抹の不安を抱えております。
 この様な状況の中、議員ご指摘のように、地域住民をはじめ、当地域を訪れる多くの観光客の安心・安全を確保するため、当広域消防といたしまして、より短時間な救急患者を搬送することは重要な課題であると認識しております。
 特に、冬季の週末や祝日は大きな混雑が予想されますことから、出動場所や傷病状態等を勘案し、主要道路を避けた搬送経路を選択するなど、弾力的な対応をしておりますが、路面や除雪の状況等により、比較的整備水準の高い国道を利用する場合が多いのが実情であります。
 また、重篤な傷病者につきましては、高速移送が生命の安全確保に重要な影響を及ぼすことから、ドクターヘリや相澤病院が運用しておりますドクターカーを早期に要請し、迅速な対応を心掛けているところであります。
 なお、県におきましては、信大病院に県下2機目のドクターヘリが、今年度後半にも整備される予定とお聞きしており、高速輸送の大幅な改善に繋がるものと考えております。
 次に、救急処理件数の増加に伴います、救急消防防災等の緊急体制についてのご質問にお答えいたします。近年、災害の大規模化や住民ニーズの多様化など、消防を取り巻く環境は大きく変化しており、消防はこの変化に的確に対応し、住民の生命・財産を守る責務を果たしていく必要があります。
 特に、救急業務につきましては、高齢化社会を迎え、今後、人口の減少にも係わらず、救急件数はいっそう増加していくものと考えております。
 この様な状況下にありまして、中南信地域の消防広域化の協議が一旦休止となり、今後、小規模な消防本部では、出動態勢、保有する車両の整備、組織管理や財政面での厳しさなど、懸案とされる課題が数多く残されております。
 議員から実例として指摘のありました、去る3月5日に白馬村で発生した住宅火災における消防体制についてでありますが、当日は、救急要請が北部消防署管内で3件重なり、北部署の2台に加え、大町署からも1台が出動していたため、火災入電と同時に出動が出来ない状況にありました。その後の通報により、負傷者が発生していることが判明し、南部署から救急車が出動するとともに、夜間照明を行うため大町署の救助工作車も出動しました。その後、大町署から出動していた救急車が白馬村内へ患者の収容を完了しましたことから、火災現場へ急行し搬送対応に当たりました。
 幸い火災につきましては、近隣住民の皆様が初期消火に携わっていただき、早い段階で消火することができました。結果としまして消防車の現場への到着が遅延したものであります。
 当直勤務態勢につきましては、人員的に厳しいやり繰りの中で活動しているのが実情であります。安全かつ円滑な活動ができるよう教育訓練の充実により、個々の技術をはじめチームとしての技術力向上を図り、事故、災害に対処しているところでありますが、北部署管内は冬季に救急出動が多く、他の2署と出動形態が異なっておりますことから、消防団との連携が不可欠であり、火災の際は早期の出動対応をお願いしているところでございます。
 また、当本部の勤務体制や車両整備が、他の消防本部と比較し、どのような状況になっているのかとのお尋ねでありますが、国で示しております「消防力の整備指針」を目標として、中長期における整備計画を策定し、地域の実情に即した具体的な整備に取り組んでおります。
 消防車両の整備につきましては、現下の財政状況に鑑み、一部の車両更新に先送りをしているところでありますが、一昨年に救助工作車を、また昨年度にはJA共済連長野県本部から寄贈を受け高規格救急車を更新でき、更に、今年度は国の助成を受け南部署の救急車が更新できる見通しとなりました。当本部の車両整備水準につきましては、国の基準を満たしており、施設整備は年々充実してきているものと考えております。
 勤務体制についてでありますが、「消防力の整備指針」により必要とされます人員の充足率を、県内他の本部と比較いたしますと、県下の平均充足率及び当消防本部の充足率は共に79%となっております。地理的な環境に相違があり、単純に比較はできませんが、救急隊員や救助隊員が専任化されている消防本部はごく僅かに留まっており、殆どの消防本部が救急車と消防車の乗り換えにより、当本部と同様な対応をしているのが実情であります。
 また、中南信地域の消防広域化の協議が一旦休止となり、「新たな枠組み」につきましては、それぞれの広域等で改めて検討することとなりましたことから、急務となっております消防救急無線のデジタル化整備に併せ、北アルプス広域の消防体制を改めて検討してまいりたいと考えております。私からは以上であります。
議長(大厩富義君) 再質問はありませんか。はい、松沢貞一議員。
15番(松沢貞一君) 広域的な観光振興を考えた場合、やはり先ほど連合長がおっしゃいました、看板あるいは標識の統一とかイメージの統一、地域をイメージできる言葉やゆう浪漫といった地域全体で使用出来る言葉といったようなものを、広めていくというようなことが非常にポイントになってくると思いますが、そういった面で先ほどの施策的なことをもっと進めていっていただければということをお願いしまして、質問を終わりたいと思います。以上です。
議長(大厩富義君) 以上で、松沢貞一議員の質問は終了といたします。
 以上をもって本5月定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。
 ここで、広域連合長のあいさつを受けることといたします。連合長。
連合長(牛越徹君) 5月定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会におきましては、今後の議会運営の根幹をなします議長の選任をはじめ、常任委員会並びに議会運営委員会及び特別委員会の委員会構成がなされたところでございます。
 新たに選任されました大厩議長を初め、各委員会の正副委員長並びに各委員に就任されました議員各位におかれましては、改めてお祝いとお喜びを申し上げる次第でございます。
 今後のご活躍を心からご祈念申し上げます。
 また、専決処分の報告や人事案件、補正予算案をご提案申し上げましたが、いずれも原案どおりご承認、ご可決いただきましたことに対しまして、改めて厚く御礼を申し上げます。
 ご審議いただきました内容や、一般質問でのご意見、ご提言につきましては、今後の広域行政運営の中で十分活かしてまいる所存でございます。
 現在、広域連合といたしましても、幾つかの課題がございます。
 介護保険につきましては、平成24年度からの第5期介護保険事業計画の策定と介護保険料の見直しを行う年度でありますが、広域連合議会をはじめ、住民の皆様にその検討状況につきまして、随時詳しくお知らせをしてまいりたいと存じます。
 常備消防につきましては、消防救急無線デジタル化への対応が現在課題となっております。
 広域ごみ処理施設建設につきましては、引き続き住民の皆様にご理解いただけるよう誠心誠意全力を尽くしてまいります。
 養護老人ホーム鹿島荘では、現在全面改築事業を進めており、入所者の皆様の安全確保に配慮しつつ円滑な進捗を図ってまいります。
 市町村財政がなお厳しい折ではありますが、これらの課題に丁寧に対応し、住民福祉の向上に努めてまいる所存でございます。
 新緑のまぶしい季節となり、間もなく市町村議会6月定例会を迎えるにあたり、議員各位におかれましては十分健康にご留意いただき、広域行政発展のため、また、圏域住民の福祉向上のため、一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。誠にありがとうございました。
議長(大厩富義君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。議員各位のご協力に感謝を申し上げます。これにて平成23年北アルプス広域連合議会5月定例会を閉会といたします。
 大変ご苦労様でございました。
閉会 午後 3時30分
平成23年5月26日

11番 新 村 久仁男

12番 白 澤 富貴子
 
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