北アルプス広域連合議会
平成25年2月定例会議事録
1日目:平成25年2月21日(木) 2日目:平成25年2月22日(金)
北アルプス広域連合議会
平成25年2月定例会議事日程(第1号)

平成25年2月21日(木) 午前10時開議
 

日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 広域連合長あいさつ
日程第4 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
議案第1号 北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定について
議案第2号 北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例制定について
議案第3号 北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
議案第4号 北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例制定について
議案第5号 北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例制定について
議案第6号 北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第7号 北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関
する条例制定について
議案第8号 北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について
議案第9号 平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)
議案第10号 平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)
議案第11号 平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
議案第12号 平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第2号)
議案第13号 平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算
議案第14号 平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算
議案第15号 平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算
議案第16号 平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算
議案第17号 平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算
日程第5 請願・陳情文書報告

本会議出席者名簿
出席議員(18名)
2番 竹村武人君 3番 平林英市君
4番 和田俊彦君 5番 大和幸久君
6番 小林治男君 7番 荒澤 靖君
8番 甕 聖章君 9番 服部久子君
10番 矢口 稔君 11番 平林寛也君
12番 榛葉良子君 13番 白澤富貴子君
14番 下川正剛君 15番 松沢貞一君
16番 太田伸子君 17番 宮澤治男君
18番 藤原賢司君
欠席議員(1名)
1番 大厩富義君
説明のために出席した者
広域連合長(大町市長)   牛越 徹君
副広域連合長(池田町長) 勝山隆之君
副広域連合長(松川村長) 平林明人君
副広域連合長(白馬村長) 太田紘熙君
副広域連合長(小谷村長) 松本久志君
広域連合監査委員 岡澤利幸君
会計管理者 西田 均君
事務所長兼総務課長 宮坂佳宏君
消防長 栗林伸夫君
消防本部総務課長兼庶務係長 倉科孝志君
消防本部総務課警防係長 細川 隆君
消防本部総務課予防係長 西沢 守君
介護福祉課長兼介護審査係長 上野法之君
鹿島荘所長 大日方宗仁君
虹の家事務長 松田俊郎君
介護福祉課長補佐兼庶務係長 白澤俊之君
総務課企画振興係長兼介護福祉課介護保険係長 小林 満君
総務課長補佐兼会計係長 西澤美千夫君
総務課長補佐兼ごみ処理広域化推進係長 西山 孝君
総務課長補佐兼土木振興係長 吉原 稔君
総務課総務係長 宮本和紀君
事務局職員出席者
書記 佐藤 聡君    書記 蒔苗 剛君

本日の会議に付した事件
議事日程(第1号)記載のとおり

開会 午前10時00分
議長(下川正剛君) おはようございます。
 ただいまから北アルプス広域連合議会平成25年2月定例会を開会いたします。
 本日は、大厩議長が欠席をしておりますので、私が地方自治法第106条第1項の規定により、本日の議長を努めさせていただきます。議事が円滑に進行いたしますようご協力をお願いいたします。
 本日の出席議員は、17名であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 なお、欠席・遅参等については、所長に報告いたさせます。
 所長。
所長(宮坂佳宏君) 1番大厩富義議員が所用のため本日欠席との届出がされております。以上です。
議長(下川正剛君) 続いて、理事者等の欠席・遅参等については所長の報告を求めます。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。正副連合長、監査員は全員出席をしております。以上です。
議長(下川正剛君) これより、本日の会議を開きます。
日程第1 会議録署名議員の指名
議長(下川正剛君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。
 会議録署名議員は、連合議会の会議規則第102条の規定により、議長において16番太田伸子議員、17番宮澤治男議員を指名いたします。
日程第2 会期の決定
議長(下川正剛君) 次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。
 本2月定例会の会期等議会運営につきましては、去る2月14日に議会運営委員会を開催願い、ご審議を願っておりますので、議会運営委員長に報告を求めることといたします。
議会運営委員長。
   〔議会運営委員長(宮澤治男君)登壇〕
議会運営委員長(宮澤治男君) おはようございます。去る2月14日に議会運営委員会を開催し、本2月定例会の会期日程等について審議をしておりますので、審議の概要についてご報告いたします。
 本定例会の会期は、本日2月21日と明日22日の2日間であります。
 本定例会に付議されております案件は、条例案件8件、予算案件9件の合計17件でございます。また、明日の本会議に北アルプス広域連合議会会議規則の一部を改正する規則を議員提案の議事として上程する予定でおります。
 各議案につきましては、議事案件を除き、委員会に付託し、審査を経て委員長報告、質疑、討論を行い、採決を行います。
 また、常任委員会終了後、ごみ処理特別委員会の開催を予定しております。議会運営委員会では、これを了承しております。
 なお、先ほど開催いたしました全員協議会は、明日の本会議終了後に、残りの協議事項について協議することを議会運営委員会として了承しております。
 審議の概要は以上であります。よろしくご賛同のほどをお願いいたします。
議長(下川正剛君) ただ今の議会運営委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、議会運営委員長報告のとおり、本日と明日の2日間とし、議会運営につきましても、報告どおり決することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日と明日の2日間と決定いたしました。
日程第3 広域連合長のあいさつ
議長(下川正剛君) 次に、日程第3「広域連合長のあいさつ」を受けることといたします。
 連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) おはようございます。
 本日ここに、北アルプス広域連合議会2月定例会を開催いたしましたところ、議員の皆様方には、大変お忙しい中ご出席を賜り、誠にありがとうございます。厚く御礼申しあげます。
 昨年末に安倍内閣が誕生し、2か月が過ぎようとしております。本年1月11日に閣議決定されました「日本経済再生に向けた緊急経済対策」では、「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」で、長引く円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指す」と、日本経済再生に向けての考え方を示しております。今後もこうした国の動向を注視しながら、圏域住民の福祉の増進を図るため、積極的に広域行政を推進してまいります。
 長野労働局が2月1日に発表した昨年12月現在の県内の雇用情勢は、「依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる」としております。地域別の有効求人倍率では、全地域で前年を上回っており、中でも大北地域は、1.55と、前月に比べ下がってはおりますものの、県内12の職業安定所管内の中で最も高い数値となっております。また、前年同月との比較でも0.37ポイント上回り、これも一番高い値となっており、今後もこの雇用環境の改善が継続することを期待しております。
 さて、広域連合の新年度予算につきましては、副市町村長会議並びに市町村財政担当課長会議における精査のうえ、正副連合長による協議により、編成いたしました。
 新年度の一般会計予算の総額は、17億1,638万9千円となり、対前年度比17.5パーセントの減となっております。これは、23年度より実施してまいりました養護老人ホーム鹿島荘改築事業が完了すること、また、消防救急無線デジタル化整備事業では、新年度に最終段階となります消防通信指令センターの整備費を計上するなどに伴う増減によりまして、一般会計全体では本年度に比べ減少したものであります。
 特別会計におきましては、4会計で総額65億4,460万8千円を計上しており、対前年度比は4パーセントの増となっておりますが、このうち、介護保険事業特別会計では、平成12年度に介護保険制度がスタートして以来、初めて60億円の大台を超える予算規模となっております。本年度、介護保険料のご負担をお願いしたところではありますが、今後も保険給付の増加が予測されており、将来に亘って安定的に保険制度を運営するため、市町村で実施しております介護予防事業の取り組みを強化し、給付費の抑制に努めますとともに、平成27年度から始まる第6期介護保険事業計画の策定に向け、国等に対しまして介護給付費の負担割合など介護保険制度の抜本的な見直しについて、今後も要望を続けてまいります。
 以下、主な事業の取り組み状況と新年度の主な施策の概要につきまして、ご説明申しあげます。
 まず、大北福祉会館について申しあげます。広域連合の事務所であります大北福祉会館は、社会福祉を中心とした教育文化・自治活動のための施設として、昭和49年に建設された建物であり、昭和56年に強化されました耐震基準に適合しているか確認する必要がありますことから、耐震改修や改築、又は移転など、今後の方針を決定するための判断材料の一つとして、耐震診断を実施することといたしました。なお、この財源といたしまして、国の緊急経済対策での交付金の支援を受けることにより、市町村負担の軽減を図ることとし、本年度補正予算に計上いたしております。
 次に、広域的観光振興の推進について申しあげます。県の緊急雇用創出基金事業を活用して、圏域内の観光情報や生活情報などを発信するためのラジオ番組を、昨年10月からスタートし、本年3月末まで合わせて23回放送することとしておりますが、新年度におきましても、4月から9月までの6か月間、同じく緊急雇用創出基金事業を活用しまして、引き続き、圏域内の観光情報などの情報を発信することとしております。
 次に、養護老人ホーム鹿島荘について申しあげます。平成23年度から2年間の事業として実施しております鹿島荘の全面改築事業につきましては、現在、管理棟の外壁工事及び内装工事等を施工しております。来月20日頃には県の完了検査等を受け、月末に引渡しとなりますことから、竣工式を新年度に実施することといたしました。
 次に、葬祭場について申しあげます。葬祭場の運営につきましては、指定管理者による管理・運営を4月から開始いたします。選定された指定管理者では、現在、施設運営を担当する人員の確保と職員教育を進めますとともに、窓口業務を行ってまいりましたシルバー人材センターからの業務の引き継ぎなどを行っております。葬祭場は、指定管理者制度の導入後も引き続き、人生の終焉を迎える葬祭施設として、厳粛な中にも穏やかな雰囲気のもと、故人を偲び見送るにふさわしい施設の運営を目指してまいります。
 次に、一般廃棄物の広域処理について申しあげます。昨年、一般廃棄物処理施設の建設予定地を大町市源汲地区とすることを決定し、先月から今月にかけて、源汲地区における説明会をはじめ、近隣自治会等への説明会を行うとともに、建設予定地決定の経過と今後の事業の推進につきまして、3市村の住民を対象としました経過説明会を白馬会場と大町会場の2か所で開催いたしました。今後は、引き続き地元自治会の皆さまと密接に連携し、ご協議させていただきながら事業を進めることとしております。また、生活環境影響調査は、約1年の期間をかけて、周辺地域の気象状況、騒音や振動などについて、予定地周辺の生活環境に及ぼす影響についてあらかじめ調査・予測・評価を行い、その影響の程度を明らかにするとともに、必要な保全対策を施設整備計画に反映させるための調査であります。その結果を住民の皆さまに公表し、縦覧する手続きを定める必要がありますことから、本定例会に関係条例を上程しております。広域連合では、住民の日常生活や地域の経済活動の基盤として、なくてはならない施設として、整備に全力を尽くしてまいりますとともに、関係3市村におきましては、今後もリサイクルや分別の徹底を図り、更なるごみの減量化の推進に努めてまいる所存でございます。
 次に、消防関係について申しあげます。平成24年中の管内の火災件数は14件で、前年より9件減少し、広域消防発足以来、最も少ない発生件数となりました。救急出動の件数は2,966件で、前年に比べ25件の増となっており、高齢社会を迎え、年々出動件数が増加しておりますことから、救急車が真に必要な人のために活用されるよう、周知、啓発に努めてまいります。また、ドクターヘリの管内での要請件数は96件で、重症患者の搬送時間の短縮により、救命率の向上や後遺症の軽減が図られております。救急車による搬送では病院収容まで長時間を要する地域が数多くありますことから、医療機関をはじめ関係機関との連携を密にし、傷病者の救命と迅速な搬送に一層努めてまいります。消防救急無線のデジタル化整備につきましては、先月末日に工事が完了し、今月1日から運用を開始いたしました。消防本部からの交信可能なエリアが拡大され、今まで交信できなかった地域を含め、良好な通信体制が構築されました。新年度では、119番通報の一元化を図る消防通信指令センターの整備を計画しております。事業の推進にあたりましては、23年度より消防本部内にプロジェクトチームを設置し検討を進めてまいりましたが、引き続き、組織、通信体制について更に検討を重ね、確実性、迅速性、信頼性を確保し、地域の安心安全の向上を図ってまいります。
 次に、介護老人保健施設虹の家について申しあげます。今月1日現在、施設入所者49人、通所利用者17人の方が利用されており、入所利用者の平均年齢は84.8歳で、介護度3から5の中重度の方が全体の65.5パーセントを占めるなど、平均介護度も上がってきております。本年度の入所利用者は、先月末現在で13,007人、1日平均42.5人、通所利用者は3,694人、1日平均17.8人となりました。例年、冬季間の入所利用者が増加する傾向にありますが、利用者の健康管理、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染症予防に注意を払っているところであります。
 次に、介護保険事業について申しあげます。本年度は第5期介護保険事業計画の初年度にあたり、介護保険料の改正や介護報酬の見直しを行いましたが、介護保険料の改正に伴い保険料の収納に影響が生じる懸念がありましたが、先月末現在の普通徴収保険料の調定額に対します収納率は、前年同期と比較して2.8パーセントの向上となっており、収納率の低下は見られない状況となっております。引き続き、関係市町村の収納担当者との連携を図り、収納率の向上に努めてまいります。介護保険につきまして、住民の方に制度に対する理解を深めていただくため、本年度実施しました「介護保険サポーター事業」により、サポーターの活動報告として作成しました冊子「北アルプスの介護保険」を管内全戸へ配布するとともに、地域の方150人を対象にアンケート調査を行いました。回答結果では、「介護保険制度について、今までよりも理解できましたか」との問い対し、91パーセント、118人の方が「よく理解できた」、「理解できた」と回答をいただきました。また、意見の中には「介護保険について、知りたいことが一冊にまとまり、また、一般の人の目線で書かれていて良かった」などのご意見をいただいたところであります。ご参加いただきました介護保険サポーターの皆さまに感謝申しあげますとともに、今後も介護保険制度について圏域住民の皆さまにいっそう理解を深めていただきますよう努めてまいります。
 次に、平日夜間救急医療について申しあげます。小児科・内科急病センターの先月末までの利用状況は、診療日数241日、受診者延べ471人となり、前年同期比で78人、14.2パーセントの減となっております。昨年12月は、風邪の症状等による受診者数が前年と比べ29人増の61人となりましたが、1月は例年並みの69人の方が受診されております。また、医師や看護師による電話での相談件数は136件で、前年同期に比べ2倍となっており、小さなお子様をお持ちの保護者からの問い合わせが多く、かかりつけ医の診療時間終了後の相談先の一つとして認知されてきたものと考えております。今後もセンターの運営につきましては、大北医師会と十分連絡を密にするとともに、市町村とともに連携し、診療案内について広報誌やホームページなどによる周知広報に努め、利用促進を図ってまいります。
 以上、主な事業の概要並びに新年度の事業について申しあげました。今後とも圏域の発展と住民福祉の増進に向け、鋭意取り組んでまいりますので、議員各位並びに住民の皆さまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 本定例会にご提案申しあげます案件は、条例案件8件、予算案件9件の計17件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際に説明いたしますので、よろしくご審議の程お願い申しあげます。ありがとうございます。
日程第4 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
議長(下川正剛君) 次に、日程第4「議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決」を行います。
 最初に、議案第1号「北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続きに関する条例制定について」を議題とし、説明を求めます。
所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました議案第1号北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続きに関する条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お配りしております議案説明資料1ページも併せてご覧ください。
 一般廃棄物処理施設については、建設予定地が決定し、これから約1年をかけて生活環境影響調査を予定しております。この調査は、廃棄物処理施設の建設計画段階において、周辺地域の気象状況、騒音や震動などについて、計画施設周辺の生活環境に及ぼす影響をあらかじめ調査・予測・評価し、その影響の程度を明らかにするとともに、必要な保全対策を施設整備計画に反映させるための調査でございます。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3第1項では、一般廃棄物処理施設を設置しようとするときは、当該施設の設置が周辺地域の生活環境に及ぼす影響についての調査結果を記載した書類を添えて知事に届けることとなり、第2項の下線部分ですが、条例で定めるところにより調査結果を記載した書類を縦覧することで、関係する住民からの意見書を提出する機会を設けることとされております。
 議案説明資料2ページ、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の施行令では、調査の結果を記載した書類の縦覧及び意見書を提出する機会の付与の対象となる一般廃棄物処理施設の種類や書類の縦覧の場所及び期間など条例で定める事項を規定しております。
 図をご覧ください。生活環境影響調査を実施した後、公告縦覧を行い、関係住民からの意見書の提出をいただき、施設設置の届出を県知事に対して行うとした手順でございます。
 条例の本文をご覧ください。第1条では趣旨を定めております。第2条では対象となる施設の種類を焼却施設とし、第3条の縦覧の告示等では、報告書等を縦覧する場合、縦覧場所と縦覧期間のほか、第1号施設の名称から、第9号での意見書の取り扱い等必要事項など告示内容を定めております。第4条の縦覧場所及び縦覧期間では、広域連合事務所、大町市役所、白馬村役場、小谷村役場のほか広域連合長が必要と認める場所を縦覧場所とし、前条の報告書の縦覧告示の日から30日間と定めております。第5条の意見書の提出先・提出期限は、前条と同様の場所を規定し、縦覧期間後14日までの期間としております。第6条の環境影響評価との関係では、施設の設置等において環境影響評価法及び県環境影響評価条例に該当する大規模な施設で手続きをすすめた場合は、第3条から第5条までの手続きを経たものとするみなし規定を定めております。第7条は委任規定でございます。
 この条例は、公布の日から施行することとしております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議のうえ、ご可決賜りますようお願い申しあげます。説明は以上でございます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本件について、ご質疑はありませんか。
 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 連合長がおりますので、連合長の見解を聞くということで質問したいと思います。
 1点目については、景観形成に関係する項目については、この生活環境影響調査では、その対象評価に含まれているのでしょうか。1点伺いたいと思います。
 それから環境影響調査の対象地域につきましては、大気質等の関係ではどのような範囲と位置づけられていると認識されているのか、見解を伺いたいと思います。以上2点です。
議長(下川正剛君) ごみ処理広域化推進係長。
ごみ処理広域化推進係長(西山孝君) ただ今のご質問でございますけれども、まず1つには調査項目として景観形成の調査項目を入れるかどうかというご質問でございます。このことにつきましては、いわゆる大気質、騒音、振動、悪臭、水質の部分につきましては、法定項目として存在しております。景観形成については独自項目として設定することが可能でございまして、これらにつきましても今後、仕様とか契約の方も含めて検討させていただきたいということでございます。
 もう1点、大気質の調査項目の部分でありますけれども、大気質の煙突、排ガスにつきましては二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、塩化水素、ダイオキシン類、その他必要な項目とされております。項目については以上でございます。
議長(下川正剛君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 1番目の景観形成については、独自項目として追加が可能だということであります。これにつきましては、既に新聞報道でもご存知のとおり、建設予定地の隣接の温泉郷の地域では景観形成を著しく損なうということで、反対という意思表示をしたという報道がありました。このような関係からしても、この点についてはぜひ評価に入れて住民の意見も十分に汲取るという作業を必ずやっていただきたいと思いますが、広域連合長はどのような見解でしょうか。
 それから、環境影響調査における大気質等の調査対象地域について、今質問しました。対象地域でして、調査項目、内容をお聞きしたのではありませんので、その点についてはどのように認識しているのか、再度この点についても回答をください。
議長(下川正剛君) 広域連合長。
広域連合長(牛越徹君) ただいまご質問いただきました2点のうち、特に景観形成に対する考え方についてお話を申しあげます。大筋は先ほど担当係長がご説明申しあげたとおりでありますが、それぞれ法定項目にあるものは当然これを遵守、また法定項目に無いものも必要に応じて調査項目に加えていくというのが考え方でございます。その中で当広域連合といたしましても、これからそれぞれの項目に渡って、地域住民の皆さまのお声を反映した調査内容としていきたいと考えております。とりわけ景観に対しては既に様々な観点から意見をいただいておりますので、この点は特に注意深く判断をしてまいりたいと思います。なお、議員のご質問にありましたとおり、温泉郷の一部の方からは景観に対する心配から観光客が減ってしまうのではないかという懸念が出されております。これにつきましては1回目の説明会を開きました折に、例えば景観そのものは人によって受け止め方が様々な差異がある中で、慎重に考えていかなければならないという認識を説明した上で、例えば、今回の6か所の自治会の合意を得て推薦された地域の中には、観光地の真っ只中にあります、例えば白馬村八方地区からも推薦をいただきました。現在運営している施設の敷地の隣接地に建設を求めるという内容でございますが、この地域のように例えば白馬村の夏冬を通じた観光地の中心となります八方尾根、あるいは和田野のペンション、ホテル地域からも直線で750メートル程度の距離にあり、スキー場を下ってみますとわかるように、本当に目の前に立地しております。そうした観点からも地域の皆さまからは、環境に限らず景観についても影響がないという認識の元、ご推薦をいただいたという認識をしております。その他にこの近隣にも枢要な観光地に隣接して、それぞれ施設が立地しているという事実もあるわけでございますので、引き続き温泉郷観光協会を中心とした皆さまには、十分説明し切れなかった点があるということのもとに、2回目の意見交換の場を設けるということを調整中でございます。こうしたことを受けまして、環境に対する影響に加え、景観に対する影響についても慎重に判断をし、必要に応じて調査の中に織り込んでいきたいということも検討してございます。以上でございます。
議長(下川正剛君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) 対象地域についてのご質問にお答えしたいと思います。環境影響調査につきましては、地元源汲地区と今後相談をさせていただくということでおりますけれども、周辺地域の自治会、温泉郷はもとより、中花見、二ツ屋、新郷地域において説明会をさせていただきました。そのような中で出された意見とすれば、パッカー車などの搬入車両の交通量の増加について心配をされるという意見などがいくつか出されております。そのようなことから、環境影響調査の中には振動、騒音という項目もございますことから、今後どういう地域で調査を行うかということも、地元の皆さまと相談をしながら検討をしてまいりたいと考えております。
議長(下川正剛君) 他に質疑はありませんか。
 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) ただ今の連合長の答弁で、周辺地域、温泉郷の声の受け止め方ですけれども、一部の方の反対という表現をされましたが、温泉郷の観光協会では対象の旅館業等にアンケート調査をしました。その結果では99パーセントの方が反対であるというお答えをいただいております。その辺の認識は改めておいていただきたいと思います。
 それから、大気質に関する調査対象地域はどのように認識しているかという質問をしているのですが、この生活環境影響調査の指針等を読んでいきますと、大気質については煙突の排ガスによる影響、これに対する調査対象地域というのは、広域連合では大体60メートルの煙突としていますので、これから考えますと煙突は59メートル、実態高で調査対象地域は半径6キロメートルという指針が出されております。このようなことから私が類推する、基本的に今回の大気質の影響調査等については、調査地域はこの範囲にあるわけですから、基本的に地元というのはこういった影響を受け得る範囲は地元とみなして、その地元の住民の意見は真摯に斟酌すると、こういった姿勢が必要だと思いますけれども、広域連合長はこういった点についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
議長(下川正剛君) 広域連合長。
広域連合長(牛越徹君) ただ今の大和議員のご質問に対して、まず最初の景観に対する温泉郷観光協会の意見について、私の認識をお答え申しあげます。まず温泉郷観光協会が会員にアンケート調査を取ったのは昨年の暮れと聞いております。その中では確かに反対とする意見が多いように聞いております。しかしながら、このアンケート調査は、私どもによる詳細な説明会を設け、説明する前であったことをご認識いただきたい。そして、正確な説明をした上での意見交換では、景観に対して心配であるという意見を述べられたのは4人でございます。当時、観光協会と温泉郷自治会両者の共催によって行われた説明会でございましたが、その中でそうした発言があったのは観光協会の方の会員の方々だけでした。こうした議論は何回かしたことがありますが、当日の説明会の意見では、40人ほどの出席者の中でそうした意見を述べられたのは4人だけでございましたので、多い、少ないで言えば、確かに少ないということになります。しかしながら、今までご答弁してきておりますように、会場の中の意見の多い、少ないだけで判断してはならないということから、少ない意見ではありましたが、提案をいただきました景観に与える影響につきましては、それが観光客の減少につながるような課題であるかどうかについては、今後意見交換を続ける中でも、十分お互いの認識の共有を図ってまいりたいと思いますし、また必要に応じて先ほど申しあげたような対応をしてまいりたいと考えているところでございます。私からは以上です。
議長(下川正剛君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) 調査地域の範囲というご質問でございますが、広域連合で説明をしている煙突の高さは、50メートルから60メートルと申しあげております。この60メートルの根拠でございますが、60メートルを超えると航空法上の規制の高さになることから、60メートルを超えたものは建てないという意味で60メートルと申しあげていると理解しております。なお、それぞれの地域あるいは3市村の住民を対象とした説明会等においても、景観に対する意見も出され、煙突についてなるべく高さを低くするように考えられないかというようなご質問もいただきました。そのような中で、今の技術的な工夫によって何が何でも60メートルということではなく、煙突の高さを抑える形での検討もさせていただいているものでございます。そのようなことから、まずは大気質の影響についての調査でございますが、先ほども申しあげたとおり、今後地元の皆さまと相談をさせていただきながら、箇所数、エリアについても検討させていただきたいとするものでございます。
議長(下川正剛君) 他に質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今議題となっております議案第1号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に議案第2号「北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 消防長。
   〔消防長(栗林伸夫君)登壇〕
消防長(栗林伸夫君) ただいま議題となりました議案第2号北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お手元に配布しました議案説明資料3ページ、新旧対照表も併せてご覧ください。
 今回の改正は、職員の県消防学校への教官派遣や、新規採用職員の初任教育などによりまして、この間、実働人員が減員となります。消防救急活動に対応する実働人員を確保するため、定数の特例を条例の附則に定めるものでございます。
 北アルプス広域連合職員定数条例の制定附則を改正し、附則を附則第一項とし、同項に見出しとして施行期日を付し、同項の次に定数の特例を設けるものであります。2項1号は、地方自治法による他の地方公共団体に派遣する職員に関するもので、県消防学校の教官や、消防防災航空隊への派遣であり、第2号は消防学校初任課程や救急課程など、新規採用職員が初任教育を終了するまでの期間は、定数の特例とするもので、このことにより、今後予想されます職員の退職に対応した新規採用が1年前倒しにできることとなり、教育訓練を終えた者と退職者の現場交代が同時に行えることとなります。
 施行日は、来年度からの県消防学校への教官派遣に併せ、平成25年4月1日からとしております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第2号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に議案第3号「北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第3号北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お配りしました議案説明資料4ページからでございますが、併せてご覧ください。
 国におきまして、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、第1次一括法、第2次一括法でございますが、及び介護サービスの基盤強化のための関係法律の整備に関する法律が制定され、これまで介護保険法や厚生労働省令によって定められていた指定地域密着型サービスの設備基準や運営基準等について、保険者である市町村、当地域では広域連合でございますが、地域の実情に応じて条例で定めることとされました。このことから、議案第3号、議案第4号及び第5号の3つの条例を制定するものであります。
 条例では国の基準に従うもの、国の基準を標準とし、合理的な理由がある場合は異なる内容を定めることができるもの、国の基準を参酌すべきものとして地域の実情により異なる内容を定めることができるものの3項目に別れております。昨年より県内の介護保険の保険者と意見交換や市町村介護保険担当課長会議、地域密着型サービス事業者等との協議を重ね、12月にはホームページに骨子を掲載し、住民意見の募集を行ってまいりました。
 議案第3号北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてでは、指定地域密着型サービス、これは認知症の要介護者を対象としたデイサービスや小規模多機能型居宅介護、グループホームなどのサービス提供事業所の一般原則及び基本方針を定める条例でございます。
 第1条では趣旨を、第2条では用語の定義、第3条では指定地域密着型サービスの一般原則を、第4条以下はそれぞれのサービスの基本方針について定めており、この内容につきましては国の基準と同様の内容となっております。最後の第13条は委任規定でございます。
 条例の施行は平成25年4月1日からの施行としております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第3号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第4号「北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました議案第4号北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。議案第3号と同様に指定地域密着型サービス、これは認知症の要支援1及び要支援2と認定された方を対象としたサービスについての定めでございます。
 第1条では趣旨を、第2条では用語の定義を、第3条では介護予防サービスの一般原則を、第4条以下はそれぞれのサービスの基本方針について定めており、この内容につきましても、国の基準と同様の内容となっております。また、最後の第7条には委任規定を定めております。
 条例の施行は先ほどと同様に平成25年4月1日からとしております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第4号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第5号「北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました議案第5号北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お配りしてあります議案説明資料の5ページも併せてご覧ください。
 地域密着型サービス事業者等の指定に関する定めを行うとして、条例では第1条では趣旨を、第2条では介護保険法第78条の2第1項、これは議案説明資料の5ページ下段に記載しておりますが、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の入所定員を29名以下とされております。次の第3条ではサービス事業者の指定を受ける者について、法人であることとしており、議案説明資料は6ページ中段ですが、根拠法令1と書いてある部分でございます。3段目に記載してありますとおり、事業者等の指定にあたっては法人格を有する者であることと定められておりますので、国の基準と同様の条例としております。
 条例の施行は平成25年4月1日からの施行としております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第5号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第6号「北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第6号北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お配りしてあります議案説明資料の7ページからですが、新旧対照表も併せてご覧ください。
 まず第2条でございますが、介護保険法の改正に伴い、同法から引用している項の変更であります。第5条は利用料を規定したものですが、介護保険法改正に伴うもので、第1号、第2号、第4号、第5号及び第6号を同法から引用している条項の変更であります。
 新旧対照表の裏面、別表にある改正は、利用者にご負担いただいている食費についてでございます。国からの通知により短期入所利用者の食事代を、今までは1日1,600円としていたものですが、朝食、昼食及び夕食と分けて設定することとするものでございます。
施行日につきましては公布の日から施行するものであります。
 以上、ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第6号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第7号「北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第7号北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例について、提案理由の説明を申しあげます。お配りしてあります議案説明資料9ページのほか、新旧対照表も併せてご覧ください。
 今回の改正は、ひだまりの家の行う事業、利用対象者、利用料の減免及び損害賠償の規定を加えたもので、改正箇所が多くなることから全部改正としたものでございます。
 第2条はひだまりの家の名称についてであり、県内でも一般化しております名称である「グループホームひだまりの家」に改めるものでございます。
 第3条はひだまりの家の行なう事業についてであり、介護保険法第8条第19項に規定されております要介護者であって認知症のある方に、入浴・食事等の日常生活上の介護事業を行うものでございます。
 第5条はひだまりの家の利用対象者についてであり、介護保険法第19条に規定されている要介護、要支援の認定を受けた方について、ひだまりの家において共同生活を営むことができるものとするものでございます。
 第6条はひだまりの家の利用料についてであり、厚生労働省告示により示されます介護報酬の単価によるものとしており、利用者負担は介護保険法でその1割と定められております。
 第7条は利用料の減免についてであり、経済的理由等により利用料を支払えない場合の減免規定を設けたものでございます。
 第8条は損害賠償についてであり、故意又は過失により施設又は施設設備等を損傷、又は滅失した場合の損害賠償について定めてございます。
 別表では、施設利用料及び光熱水費・燃料代について、入所・退所時に現在行っております、利用日数による日割り計算を明文化したものでございます。
 附則第1項では、施行期日を公布の日からとするものです。
 第2項では、条例改正に伴う経過措置を定めております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただいま議題となっております議案第7号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第8号「北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第8号北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申しあげます。
 お配りしてあります議案説明資料の11ページでございますが、新旧対照表も併せてご覧ください。
 今回の改正は、国の法改正により、障害者自立支援法の表題改正が行われた事に伴い改正を行うものであります。
 それでは、改正点についてご説明させていただきます。
 第1条で引用しております「障害者自立支援法」を、新たな表題となる「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に改めるものであります。
 附則として、施行期日を法改正の施行日に合わせ、平成25年4月1日からとしております。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今議題となっております議案第8号は、福祉常任委員会に付託をいたします。
 ここで日程第4の途中でありますが、11時15分まで休憩といたします。
休憩11時00分
再開11時15分
議長(下川正剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 議案第9号「平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第9号平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算第6号について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出の予算の総額にそれぞれ3,392万7千円を減額し、総額を21億2,503万円とするものでございます。
 今回の補正は実績見込みによる係数整理が主なものでございます。
 第2条第2表繰越明許費補正、第3条第3表債務負担行為補正、第4条第4表地方債補正につきましては、4ページ、5ページをご覧ください。
 第2表繰越明許費補正では、平成25年度に計画をしておりました大北福祉会館の耐震診断について、国の緊急経済対策の交付金の支援を受けることにより、市町村負担の軽減を図るため事業を前倒しで行うこととし、事業完了が新年度になることから繰越明許費の補正をお願いするものでございます。
 第3表債務負担行為補正では、今年度と新年度の2か年での事業の計画をいたしました一般廃棄物処理施設整備事業での生活環境影響調査業務について、新年度からの2か年で行い、国の交付金の活用を目指しておりますことから、24年度の債務負担行為を廃止するものでございます。
 第4表地方債補正では、北部署の水槽付消防ポンプ自動車の更新について、国庫補助が受けられることになったことなどにより、起債の減額を行ったものでございます。
 10ページ、11ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1市町村負担金3,699万6千円の減は、説明欄にございますように常備消防費やごみ処理広域化推進費の減などによるものでございます。
 款5、項1、目5土木事業基金繰入金は市町村より依頼のありました土木事業のうち、一部が新年度に繰越となり、その事業費による市町村負担金が新年度となりますことから、今年度不足分を基金からの繰り入れとするものでございます。
 款9、項1、目1常備消防費国庫補助金は北部署に配備を予定しております水槽付消防ポンプ自動車の購入に対し、国庫補助が受けられることとなったものでございます。
 目2循環型社会形成推進交付金は、一般廃棄物処理施設整備事業での生活環境影響調査等業務を翌年度実施し、全額を減額としております。
 目3民生費国庫補助金87万1千円の増は、大北福祉会館の耐震診断に対するものを予定しております。
 12ページ、歳出をご覧ください。
 款3、項1、目1福祉会館費では、耐震診断を行う節13委託料が主なものでございます。
 目2鹿島荘一般管理費では、2か年の改築事業の竣工が年度末となりましたことから、当初計画をいたしました竣工式を新年度に行うこととし、関係予算の減、県の竣工検査手数料の増などが主なものでございます。
 14ページでございますが、款4、項1、目1火葬場費187万4千円の増は、節11需用費の光熱水費では燃料単価の上昇に伴う増、修繕料では火葬炉の操作盤が10年以上経過したことにより交換修理が必要となってきた事から、2つの炉の分の修繕費を計上いたしました。
 節18備品購入費、除雪用ホイールローダーは指定管理者との協議などで購入を中止いたしました。
 款5消防費では、23年度人事院勧告を反映する給与改定に伴う職員手当て等の減や、入札差金による工事請負費、備品購入費の減が主なものでございます。
 款8予備費は歳入、歳出の調整でございます。
 18ページから21ページは給与費明細であり、22ページは市町村負担金の事業別明細でございます。
 以上、ご説明を申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願いを申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案についてご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今、議題となっております議案第9号は、各常任委員会に付託します。
 次に議案第10号「平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました、議案第10号平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算第1号について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ704万3千円を減額し、総額を2億4,075万7千円とするものでございます。
 今回の補正は、実績見込みによる計数整理が主なものであります。
 第2項の第1表歳入歳出予算補正は、2ページから3ページに記載してございますが、個別に説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 8ページ及び9ページの歳入をご覧ください。
 款2、項1、目1入所療養介護費収入1,030万円の減額は、入所利用者の減によるものであります。
 項2、目1短期入所療養介護費収入24万6千円の増額は、介護予防短期入所者の増、目2通所リハビリテーション費収入120万円の減額は、通所リハビリテーション利用者の減と介護予防通所リハビリテーション利用者の増によるものです。
 項3、目1施設利用料収入728万1千円の減額は、入所・通所リハビリテーション施設利用者の減と、介護予防短期入所利用者及び介護予防通所リハビリテーション施設利用者の増によるものです。
 項4、目1特定入所者介護サービス費75万円の増は、低所得者への食費・居住費の負担限度額に対する補足給付費の増額であります。
 款3、項1、目1繰越金267万6千円は、平成23年度決算による繰越金確定による増額であります。
 款7、項1、目1虹の家事業基金繰入金800万円は、基金を取り崩し、収支の調整を行うものであります。年間を通じて利用者の確保をしていかなければなりませんが、多い時期と少ない時期が顕著に現れ、今年度9月から11月までの入所利用者が少ない状況が続きました。今後は市町村福祉担当部局、ケアマネジャー等に情報発信を行い、年間を通じて利用率向上を目指してまいります。
 10ページ、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1介護老人保健施設事業費、節2給料50万円の減額は育児休業職員分であります。節7賃金90万円の減額は、臨時職員減によるものであります。
 節11需用費は、消耗品費、修繕料、賄材料費、医薬材料費などを減額、燃料費で単価上昇などにより増額するものでございます。
 節12役務費40万円の減額は、年度末までの状況を見込み減額するものであります。
 款3、項1、目1予備費は、243万3千円の歳入の減額をするものであります。
 12ページから14ページは給与費明細書でございます。
 以上、ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今、議題となっております議案第10号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第11号「平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました、議案第11号平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算第4号について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額から、それぞれ1億7,014万2千円を減額し、総額を58億648万9千円とするものでございます。
 今回の補正は、保険給付実績に基づく決算見込みによるものであります。
 お配りをしてあります議案説明資料12ページ、13ページをご覧ください。
 ここでは高齢者人口と認定者の推移を表しております。13ページ下段に介護保険事業計画で推計した要介護認定者数と実績とを比較しております。計画での認定者数は3,159人、実績では3,083人と、計画に対して97.6パーセントとなっておりますが、要支援1から要介護1までの軽度の認定者数が計画に対して108.5パーセントと大きく、中度、要介護2・3の割合が90.2パーセント、重度、要介護4.5が93.7パーセントと小さくなっております。このような動向から、保険給付費では介護サービスが減となり、要支援1・2の方が対象の介護予防給付が増となっております。
 14ページをご覧ください。保険給付費の決算見込みで5月から1月までの実績と、2月から4月までの見込みから決算見込みを算出し、参考に22年度と23年度の実績及び伸び率を表しております。
 補正予算書にお戻りいただきたいと思います。8ページ及び9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1第1号被保険者保険料394万8千円の増額は、特別徴収対象者の増と普通徴収対象者の減によるものであります。
 款2、項1、目1市町村負担金2,233万3千円の減額は、以下、款6県支出金まで保険給付費の減により、法定負担割合による減が主なものであります。
 款4国庫支出金及び款5支払基金交付金では、それぞれ予算の範囲での内示があり、過不足分は翌年度清算となります。
 10ページ、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1一般管理費の12万4千円の増額は、認定調査に使用している公用車の燃料単価が増加したことが主な理由であります。
 項3、目1介護認定審査会費、節1報酬84万2千円の減は介護認定審査会の委員報酬で、審査会の欠席者などによる減となっております。
 項3、目2認定調査等費では、節12役務費の手数料111万7千円の減では、認定審査に必要な主治医意見書作成手数料の減額などによるものです。
 項6、目1特別対策事業費67万1千円の減額は、節20扶助費で、施設利用者が在宅復帰するための事業補助の増と利用者負担軽減であり、利用実績に基づく減額であります。
 款2保険給付費、項1、目1居宅介護サービス給付費の7,051万7千円の減額は、要介護1から要介護5に認定された在宅利用者の割合が、予測を下回ったことによるものであります。
 12、13ページをご覧ください。
 目3地域密着型介護サービス給付費4,554万5千円の減額は、認知症対応型共同生活介護及び通所介護の利用が予測より少なかったことによるものであります。
 目5施設介護サービス給付費6,037万円の減額は、特別養護老人ホーム白嶺の20床の増床が、12月利用開始と見込んでおりましたが、3月下旬にずれ込んだことによるものであります。
 16、17ページ下段をご覧ください。
 項1、目1介護予防サービス給付費3,422万8千円の増額は、20ページ目7介護予防サービス計画給付費480万7千円の増額などで、要支援1から要支援2の認定者の増によるものでございます。
 22ページをご覧ください。
 項4、目1高額介護サービス費458万2千円の減額は、サービスを手厚く利用される区分支給限度基準額を上回ることの多い重度認定者が、見込みより少ないことなどによるものであります。
 26ページをご覧ください。
 項7、目1特定入所者介護サービス費1,080万円の減額は、施設介護サービス利用が、少なかったことによるものであります。
 28ページ、款4、項1、目1給付準備基金積立金827万4千円の増は、保険料収入の増と保険給付費の減により増額としております。
 この補正後の予算により、給付準備基金の残高は1億8,630万円余と見込んでおります。この基金は、第5期介護保険事業計画初年度であり、計画最終年度である27年度での取り崩しを見込んでおります。
 款8予備費366万8千円増は、歳入・歳出の調整であります。
 30ページの給与費明細では、認定審査会委員報酬の減を現しております。
 31ページは市町村負担金の一覧でございます。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
 白澤富貴子議員。
13番(白澤富貴子君) 58億もの大きな額のものについて、8ページと9ページですが、第三者納付金ということで27万1千円が補正になっていますけれども、これの内容と、どこにどのように歳出としているのかをご説明いただきたいと思います。
庶務係長(白澤俊之君) ただ今の9ページ、第三者行為にかかる損害賠償金の関係でございますが、これにつきましては交通事故など第三者による損害を受けた場合に、損害賠償金として納めてもらうものでございます。今回は1件、こうした方の該当があったということでございます。
議長(下川正剛君) 他にありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) お諮りいたします。質疑がありませんので、これをもって質疑を終結することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第11号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第12号「平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第2号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第12号平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算第2号について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出の予算の総額にそれぞれ142万3千円を追加し、総額を1,888万3千円とするものでございます。
 8ページの歳入をご覧ください。
款6、項2、目1衛生費県補助金の小児初期救急医療体制整備事業補助金142万3千円は、県からの補助金内示がありましたことから増額とするものでございます。
 10ページの歳出をお願いいたします。
 款1、項1、目1診療管理費は、県補助金を見込んだことにより財源を振り替えるものであり、その結果、款2予備費を142万3千円増額するものであります。
 なお、県補助金により市町村負担金を減額すべきところではございますが、今後のインフルエンザ等の流行に備えるため、予備費として増額しております。
 以上ご説明を申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案についてご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今議題となっております議案第12号は、総務常任委員会に付託いたします。
 続いて、議案第13号「平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第13号平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を17億1,638万9千円とするものでございます。
 第2項の第1表歳入歳出予算は、2ページから3ページに記載してございますが、個別に説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 次に、第2条、第2表債務負担行為及び第3条、第3表地方債につきましては、4ページをご覧ください。
 第2表債務負担行為ですが、一般廃棄物処理施設整備事業に係る生活環境影響調査業務に対し、債務負担行為を行うものでございます。調査は1年をかけて行う必要がありますことから、平成25年度、26年度の2年で事業実施するもので、一般廃棄物処理施設整備事業に係る生活環境影響調査業務は2年間で5,500万円を予定しております。
 次に、第3表地方債ですが、消防施設整備事業は、消防通信指令システム整備に係る起債でございます。
 5ページ、歳入歳出予算事項別明細書をご覧ください。最下段ですが、新年度は前年度と比較しまして、3億6,533万9千円、17.5パーセントの減となっております。
 8ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1、節1市町村負担金、12億5,568万9千円は、広域連合の経常経費、鹿島荘の運営費、常備消防費、情報化推進費などが主なものでございます。
 節2受託市町村負担金791万円は、鹿島荘の生活短期宿泊事業で、市町村からの委託により受け入れていく事業で、受け入れを6床6人の60パーセントとして、791万円を見込んでおります。
 目2他団体負担金133万円は、大北福祉会館内に事務所を有する3団体からの光熱水費等に係わる負担金でございます。
 目3民生費負担金1億3,214万7千円は、節1鹿島荘負担金で、鹿島荘に関わる老人保護措置費分について、事務費のうち人件費部分の伸びを若干見込んでおります。
 節2ひだまりの家負担金は、介護保険対象経費の1割の利用者負担分であります。
 款2、項1、目1民生使用料271万5千円は、節2ひだまりの家利用者の家賃に相当する使用料が主なものでございます。
 10ページ、衛生使用料は、葬祭場使用料であり指定管理者制度導入に伴い、平成25年度より使用料は利用料として指定管理者の収入としたことから、皆減とするものであります。
 款3、項2、目3企画費県補助金1,238万7千円は、緊急雇用創出事業補助金でございます。
 款7、項1、目1保険給付費2,728万8千円は、ひだまりの家利用者9人分の介護保険給付費9割相当分であります。
 項3、目1雑入2,081万6千円のうち、節2民生費雑入593万4千円は、鹿島荘及びひだまりの家の利用者実費負担分。
 12ページをご覧ください。節4は消防費雑入では、25年度から2か年、当消防本部から県消防学校へ教官として職員1名を派遣するため、県から派遣職員分の給与費相当分が支払われること、また、緊急消防援助隊資機材搬送用トラック1台等の購入に対する、県市町村振興協会からの補助金が主なものでございます。
 款8、項1、目1消防債2億2,460万円は、消防通信指令システム整備事業に係る起債でございます。
 款9、項1、目2循環型社会形成推進交付金2,416万5千円は、一般廃棄物処理施設整備事業に係わる生活環境影響調査などの事業費の基準額の3分の1を見込んでおります。
 14ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1議会費74万5千円は、定例会4回開催に伴う経費でございます。
 款2、項1、目1一般管理費5,519万7千円は、節1報酬では監査委員2名分、選挙管理委員4名分、福祉施設利用者事故調査委員会の委員4名分、その他職員6名分の人件費や事務の執行に係わる経費を計上しております。
 16ページをご覧ください。
 目5観光振興費1,238万7千円は、緊急雇用創出基金を活用した事業の節13委託料では、今年度に引き、北アルプス山麓ブランド品などの流通販売活性化のために認定品流通推進員を1名、1年間配置し、認定品の販売量拡大や販路開拓などを行うものです。地域情報発信事業委託料868万7千円は、ラジオ番組の制作及び放送を、4月から9月までの6か月間行うものです。
 具体的には、SBCラジオにより、月曜日から金曜日の午後4時40分からの6分間、生放送番組として計120回、観光情報や生活情報などを放送するものです。
 目7情報化推進費7,891万7千円は、戸籍情報システム、基幹系システム、情報系システム及び住基ネットシステムを共同利用するために必要な経費であり、節13委託料はハードウェア保守委託料、節14使用料及び賃借料は機器リース料、節19負担金補助及び交付金では、主要な機器を大町市総合情報センターに設置させていただくための施設使用料、機器管理、電気料などの維持経費です。前年度からの増額は、情報系システムが本格稼動すること、住基ネットシステムの構築を計画していることからです。
 項2、目1ライブラリー運営費16万9千円は、昭和49年度から実施しております視聴覚ライブラリーは、近年の利用状況の大幅な低下により、事業の中止と現在ある16ミリフィルムなどの移管先について構成市町村と検討をしていることから、新年度はビデオソフト等の備品購入を中止としております。
 18ページをご覧ください。
 款3、項1、目1福祉会館費481万5千円は、大北福祉会館の維持管理に伴う経費でございます。
 目2鹿島荘一般管理費1億2,319万円は、全面改築事業が終了したことにより、管理運営費のみの計上で、前年比約7億1千万円余の減額となっています。
 人件費では、定年退職者の補充は行わず、職員給与は11名から9名としており、嘱託職員と臨時職員の増で対応いたします。
 20、21ページでございますが、節13委託料は、627万6千円の主なものは、清掃業務委託料440万円、除雪委託料40万円などが増加となっております。
 節19負担金補助及び交付金では、鹿島荘北側で寄附を受け、新たに整備いたしました1,730平米に対する、下水道受益者負担金36万円が臨時的経費であります。
 節28繰出金1,473万9千円は、鹿島荘改築事業に係わる、ふるさと市町村圏基金からの町村の借入の償還分を、ふるさと市町村圏事業特別会計へ繰り出すものであります。
 目3鹿島荘事業費4,586万1千円は、利用者50人と生活短期宿泊事業利用者の日常生活に係る経費で、前年度比では12.5パーセント程の増額となっております。
 主なものは、節11需用費の消耗品費では、介護が必要な入所者が増加してきており、オムツ等の消耗品代等で271万6千円、燃料費代は各居室洗面台に給湯設備完備となったことなどから436万6千円、光熱水費は、床暖房完備、全室空調設備完備となったことから1,632万円、賄材料費は1,629万2千円であります。
 節12役務費の手数料では、新たに大型洗濯機・乾燥機点検手数料、地域交流として納涼祭を再開すること、やぐら組み立て料を計上しておりますほか、利用者の健康診断、シーツなどの洗濯手数料であります。
 節14使用料及び賃借料では、新たに、通信カラオケ使用料を5年リースで39万円計上しています。通信カラオケの転倒防止体操、口腔機能向上体操のシステムを活用し、入所者の機能強化を図っていくものであります。
 節20扶助費370万2千円は、入院患者の日用品のほか介護保険サービス利用に係わる費用などであります。
 目4ひだまりの家管理費3,699万円は、前年度比7.4パーセントの増であり、人件費では職員1名分、節7賃金では、臨時職員9名分に係わるものであります。
 節11需用費では、燃料費、光熱水費、利用者の賄い材料費が主なものであります。
 新たなところでは、節13委託料で、2年に1回の外部評価委託料を、節15工事請負費で、居室並びに診療室の10室への空調設備設置と電気工事160万円を計上しております。
 節18備品購入費で、物干し場プレハブ屋根の40万円を計上しております。
 24ページをご覧ください。
 目5福祉施設等建設事業費4,179万7千円の節19負担金補助及び交付金は、白馬村にございます白嶺建設費償還補助、節28繰出金は高瀬荘、ライフ、白嶺への補助事業に係わる、ふるさと市町村圏基金からの借入償還分をふるさと市町村圏事業特別会計へ繰り出すものであります。
 目9障害者相談支援事業費1,060万2千円は、障害者相談支援事業管理委託料で、大町市社会福祉協議会に管理を委託するものでございます。
 款4、項1、目1火葬場費2,409万9千円は、本年4月1日より施設管理を指定管理者にお願いすることから、27ページの節13委託料に葬祭場指定管理委託料を計上しております。その他の経費は、基本協定等により広域連合が負担する経費である30万円以上の修繕費150万円、主なものとして節15工事請負費では稼働後10年以上経過し煉瓦等が劣化していることから、4炉ある火葬炉を本年度より年次計画で1炉ずつ煉瓦の積替えと台車の更新を行う計画としております。
 目2ごみ処理広域化推進費1億275万5千円は、職員1名を増員し2名分の人件費、節13委託料は、生活環境影響調査、測量・地質調査、基本設計、及び技術指導業務の委託料でございます。節19負担金補助及び交付金の県職員派遣負担金729万1千円が主なもので、引き続き職員1名を自治法派遣でお願いするものでございます。
 節22補償補填及び賠償金は、生活環境影響調査など実施する場合の立木補償でございます。
 項2、目1保健衛生費3,686万4千円は、節13委託料の在宅当番医制事業は、休日の午前9時から午後5時までの診療業務を大北医師会に委託を致します。また、在宅歯科当番医制事業は、休日の午前9時から正午までの診療業務を大北歯科医師会へそれぞれ委託するものでございます。
 節19負担金補助及び交付金の病院群輪番制事業運営費補助金は、夜間、土曜日、休日の2次救急医療の診療業務を安曇総合病院、大町総合病院へお願いするためのものでございます。
 款5、項1、目1常備消防費10億8,341万3千円は、職員89人分の人件費ですが、これは消防学校へ講師として派遣する職員とその補充を1名行うとして、前年度の88名から89名としております。
 29ページでございますが、節11需用費では、消耗品費として被服の貸与、救急車積載品のほか、火災・救急・救助活動に係る消耗品、修繕費では、消防・救急車などの修繕料が主なものでございます。
 節15工事請負費では、消防通信指令システム整備事業として2億9,950万円、また、南部署に建設を予定しております資機材搬送用車両車庫建設工事620万円となっております。
 31ページでございますが、節18備品購入費では、緊急消防援助隊として被災地に駆けつける際のテントなど、活動資機材を運搬するためのアルミ製コンテナとパワーリフトを備えたトラック1台や、大町署に配備予定の連絡車などの購入を予定しております。
 款6、項1、目1土木事業費2,022万円は職員2名分の人件費及び事務経費でございます。
 32ページをご覧ください。
 款7、項1公債費3,029万円は、元金6件分と利子8件分及び一時借入金の利子で、24年度に借入予定の鹿島荘改築事業に伴う起債償還などにより前年度比1,659万3千円の増となっております。
 款8予備費では669万円を計上しております。
 34ページから38ページまでは給与費明細書でございます。
 39ページは市町村負担金の目的別一覧でございます。
 以上、主なものにつきましてご説明をいたしましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 日程第4の途中ではありますが、ここで昼食のため午後1時まで休憩といたします。
休憩11時54分
再開13時00分
議長(下川正剛君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。日程第4の議事を継続いたします。議案第13号についてご質疑はありませんか。
 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 情報公開の件に関して連合長の見解を伺いたいので質問いたします。
 私は、ごみ処理施設の用地選定会議の件に関して、議事録の情報公開をしてありますけれども、議事録の情報公開がされておりません。これについては連合長の指示でされているのものなのかどうか、伺っておきたいと思います。
議長(下川正剛君) 広域連合長。
広域連合長(牛越徹君) そうした請求があったことについては承知をしておりますが、私が直接その内容について、どのように取り扱えという具体的な指示はしたことはございません。
議長(下川正剛君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 議事録の公開はすべきと思いますか、する必要はないと思っていますか。
議長(下川正剛君) 広域連合長。
広域連合長(牛越徹君) 全11回の議事録につきましては、できる限り早期に集約するるよう指示をし、そして出来たもの、態勢が整った分から公開をしているはずでございます。
議長(下川正剛君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) では、出来ているものは速やかに公開するというのが連合長の意思であるということでよろしいでしょうか。
議長(下川正剛君) 広域連合長。
広域連合長(牛越徹君) そのように承知をしております。
議長(下川正剛君) 他に質疑はありませんか。
 服部久子議員。
9番(服部久子君) お聞きしますけれども、管理委託料、それから業務委託料、材料費などの購入、これは基準があるのでしょうか、何百万円から入札するとかそういった基準を教えてください。
議長(下川正剛君) 総務係長。
総務係長(宮本和紀君) 入札にあたりましては、物品購入審査委員会が広域連合にありまして、随意契約の場合30万円まで、指名競争入札の場合には200万円までが委員会で決定するということになっております。以上です。
議長(下川正剛君) 服部久子議員。
9番(服部久子君) もう一度お伺いします。物品購入の随意契約は30万円から、それとも30万円までが随意契約ということでしょうか。200万円から入札、それから管理と業務の委託料はどうなっていますか。
議長(下川正剛君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) お答えいたします。先ほど200万円という数字を使いましたけれども、物品購入について審査委員会で審査するものと、担当課長あるいは所長で審査する小委員会の2つに別れております。その境が200万円ということになっております。なお、随意契約か入札かということでございますが、手元に資料を持ってきてございませんので、記憶で恐縮でございますが、30万円を超えるものについては入札を行う、30万円以下のものについては見積り合わせという格好での契約を行っていると記憶しております。
議長(下川正剛君) 他に質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) お諮りいたします。この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第13号は、各常任委員会に付託いたします。
 次に議案第14号「平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました、議案14号平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ3,411万3千円とするものでございます。鹿島荘改築事業などに、町村へ貸付を行った24年度に比較しますと、予算規模は大変小さくなっております。
 歳入歳出予算事項別明細書についてご説明いたしますので、8ページ及び9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1利子及び配当金287万7千円は、ふるさと市町村圏基金の利子収入です。
 款2、項1、目2一般会計繰入金は、特別養護老人ホーム整備事業補助金分と鹿島荘改築事業分の町村への貸付元金及び利子繰入金です。
 款3繰越金86万1千円は、前年度繰越金であります。
 款4諸収入9万円は、ホームページへの広告掲載料です。
 10ページ及び11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1活動事業費3,315万4千円は、節11需用費の印刷製本費、広域連合広報誌「北アルプス遊・交・学」を年間4回発行に伴う経費です。
 節19負担金補助及び交付金は、ふるさと市町村圏事業補助金として、各市町村のイベント実行委員会等への活動補助でございます。
 節25積立金2,966万8千円は、町村に貸付をいたしました特別養護老人ホーム整備事業補助金事業分と鹿島荘改築事業分の元金を基金に積立てるものです。
 款2予備費では、95万9千円で歳入歳出の調整でございます。
 以上、ご説明を申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今、議題となっております議案第14号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に議案第15号「平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第15号平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を2億5,275万円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書をご覧ください。新年度予算額は、前年度比495万円、2パーセントの増となっております。
 8ページ及び9ページの歳入をご覧ください。
 款2、項1、目1入所療養介護費収入1億3,495万4千円は、施設入所の保険給付で平均介護度を3.6、療養室利用率を90パーセント、1日当たり42.3人を見込んでおります。
 項2、目1短期入所療養介護費収入910万8千円は、短期入所による保険給付で、平均介護度3.5、利用率は90パーセント、1日当たり2.7人を見込んでおります。
 目2、通所リハビリテーション費収入3,296万5千円は、デイケア利用での保険給付で、利用率90.0パーセント、1日当たり17.1人を見込み、予防通所リハビリテーションは、月当たり7人を見込んでおります。
 項3、目1施設利用料収入4,871万6千円は、各サービスの利用者負担で、保険の1割負担分と食費・居住費・日用品代等であります。
 項4、目1特定入所者介護サービス費収入752万3千円は、低所得者への食費・居住費の負担限度額に対する補足給付費であります。
 款3繰越金1千円は、前年度繰越金であります。24年度補正により、基金を繰り入れることから、繰越金は大幅な減と見込んでおります。
 10ページ、11ページです。
 款7、項1、目1虹の家事業基金繰入金1,800万円は基金からの繰入であります。
 24年度繰越金が見込めないこと、また人件費と委託料の増額分であります。このことから虹の家事業基金は2億856万円余となる見込みでおります。
 12ページの歳出をお願いします。
 款1、項1、目1介護老人保健施設事業費2億5,064万9千円は、職員13人分の人件費と節7臨時職員に係る賃金、節11需用費は、消耗品費、燃料・光熱水費、賄材料費など、節13委託料は市立大町総合病院への施設運営委託と給食提供委託などで、施設運営委託では、医師1人、看護師6人、理学療法士1.5人分などであります。
 14ページ、款3予備費は210万1千円であります。
 16ページから19ページは給与費明細書でございます。
 以上ご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今議題となっております議案第15号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に議案第16号「平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第16号平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を62億4,074万5千円とするものです。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書、最下段をご覧ください。新年度は、前年度比で3億1,193万2千円、5.3パーセントの増となっております。
 8ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1第1号被保険者保険料11億3,715万6千円は、65歳以上の方の保険料で、被保険者数を前年度当初予算では18,906人としていたものを、今年度は19,200人、特別徴収割合を92.3パーセント、普通徴収割合を7.7パーセントと見込んでおります。
 節1現年度分特別徴収保険料は、年金の年額が18万円以上の年金受給者からの天引きでいただく保険料、節2現年度分普通徴収保険料は、年金の年額が18万円未満の方や年度途中で65歳に到達をされる方などから、納付書や口座振替等によって納めていただく保険料で、所得階層区分の割合を実績により説明欄のように見込んでおります。
 節3滞納繰越分普通徴収保険料は、収納率を前年度の7パーセントから、実績に基づき10パーセントと見込んでおります。
 款2、項1、目1市町村負担金9億2,534万3千円で前年比3.9パーセントの増は、主には保険給付費の増額に伴うものでございます。
 款4国庫支出金以下10ページ、款6県支出金まで、保険給付に伴う法定負担分であり、負担割合は説明欄に記載の割合でございます。なお、10ページ最上段、国庫支出金の過年度分1,859万9千円と款5、項1、目1支払基金交付金の過年度分1,190万1千円は、24年度の不足分が翌年度清算と見込んでおり、後ほど歳出でご説明申しあげますが、給付準備基金への積立金の財源としております。
 次に、財政安定化基金交付金は保険料負担を軽減するために県が造成しておりました財政安定化基金の一部を取り崩し、24年度に交付を受けましたことから、25年度は皆減となっております。
 項3、目1介護保険事業費補助金311万円は、利用者負担軽減対策費に対する補助金、目2地域支援事業費交付金662万3千円は介護予防事業に係るもの、目3地域支援事業費交付金2,092万8千円は、包括的支援事業及び任意事業に係るものを見込んでおります。
 12ページ、款8、項1、目1介護保険給付準備基金繰入金3,105万6千円は、当該年度の保険給付費に対する保険料負担分に不足が生じますことから、給付準備基金より繰り入れるものであります。
 14ページをご覧下さい。歳出でございます。
 款1、項1、目1一般管理費7,678万3千円は、職員7人分の人件費、節13委託料は介護保険ハード・ソフト保守委託料及び介護保険業務委託料など、事務の執行に係わる経費でございます。
 項2、目1賦課徴収費432万8千円は、保険料の賦課徴収に係る印刷製本費、通信運搬費は納付書等の郵送料などでございます。
 16ページ、項3、目1介護認定審査会費1,630万3千円は、節1報酬、986万円、これは認定審査会を112回の開催に伴う委員報酬、節7臨時職員賃金は、審査会の運営補助をお願いするものなどでございます。
 目2認定調査等費3,599万円は、節7賃金は認定調査員8名分の賃金、節12役務費、手数料1,699万円は認定審査に係わる主治医意見書手数料、3,850件分などでございます。
 項4、目1趣旨普及費419万2千円は、節1報酬、介護サービス相談員12名分の報酬、及び18ページでございますが、節11需用費の介護保険広報紙「井戸端かいご」の印刷製本費などでございます。
 項5、目1計画策定委員会費33万7千円は、第6期介護保険事業計画策定のため、介護保険事業計画作成委員会を立ちあげます。その委員会2回の開催に伴う委員報酬、節11第6期介護保険事業計画作成に向けた高齢者実態調査に係る印刷製本費などでございます。
 項6、目1特別対策事業費1,971万円は、利用者負担軽減のための経費、節19負担金補助及び交付金は、社会福祉法人等が行う利用者負担軽減などでございます。
 款2保険給付費は、居宅及び施設利用に係わる保険給付費を計上しております。
 項1介護サービス等諸費は、要介護1から要介護5に認定された方のサービス利用に対する給付で、52億3,266万5千円と、前年度比4.5パーセントの増としております。
 目1居宅介護サービス給付費22億1,504万3千円は、主に自宅で利用する訪問介護及び通所介護等の介護サービス給付でございます。
 20ページをご覧ください。目3地域密着型介護サービス給付費5億1,638万2千円は、認知症対応型の通所介護、共同生活介護、小規模多機能型居宅介護等で、本年4月に定員8名の認知症対応型通所介護施設が開所、9月に定員25名の小規模多機能型居宅介護施設が開所予定となっております。
 22ページをご覧ください。目5施設介護サービス給付費22億1,557万4千円は、特別養護老人ホーム、老人保健施設、療養型医療施設の利用に対する給付でございます。
 24ページをご覧ください。目8居宅介護住宅改修費1,560万円は、手すりの取り付けやトイレの改修・段差の解消等に対する給付でございます。
 目9居宅介護サービス計画給付費2億6,176万6千円は、ケアマネジャー業務に対する給付でございます。
 26ページをご覧ください。項2介護予防サービス等諸費2億4,405万4千円と、前年度比20パーセントの伸びを見込んでおりますが、要支援1及び要支援2と認定される方の増、サービス利用の増を見込んだものでございます。
 目1介護予防サービス給付費1億9,925万7千円は、訪問介護及び通所介護等で、主に自宅で利用する介護サービスの給付であり、前年度比19パーセントの増と見込んでおります。
 目3地域密着型介護予防サービス給付費738万1千円は、要支援の方における認知症対応型の通所介護、共同生活介護、小規模多機能型居宅介護に対する給付であり、本年度開所予定の小規模多機能型居宅介護の利用を見込むことなどにより、大幅な増となっております。
 少し飛びますが、32ページをご覧ください。
 項4高額介護サービス等費8,732万6千円は、介護サービスを利用した場合に1割の自己負担額が一定の負担限度額を超えた部分について給付するものです。
 34ページ、下段をご覧ください。
 項7、目1特定入所者介護サービス費2億7,066万3千円は、低所得の施設利用者の食費及び居住費に対する補足給付でございます。
 次に38ページをお願いします。
 款4、項1、目1給付準備基金積立金3,110万1千円は、平成24年度において国庫負担金と支払基金交付金の交付金が、法定負担分より少ない額であり、翌年度清算で交付されますことから、保険料での積み不足分を給付準備基金に積み増すものです。
 款5、項1、目1介護予防事業費5,298万4千円と項2、目1包括的支援事業・任意事業費1億596万9千円は、構成市町村への介護予防事業及び包括的支援事業・任意事業を委託するもので、市町村の地域包括支援センターを中心に介護予防事業の展開をお願いしているものでございます。
 40ページ、款7、項1、目2償還金2,521万円は、平成24年度の市町村負担金の清算を予定するものでございます。
 42ページからは給与費明細書、47ページは市町村負担金一覧表でございます。
 以上主なものについてご説明を申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今議題となっております議案第16号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 続いて、議案第17号「平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
   〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第17号平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算について、提案理由の説明を申しあげます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は1,700万円とするものでございます。
 第2項の第1表歳入歳出予算は、2ページから3ページに記載してございますが、個別に説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 歳入歳出予算事項別明細書についてご説明いたしますので、8ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1衛生使用料506万7千円は、診療使用料で、診療1日当たり平均患者数を2.4人、診療日数を290日として、年間696人の受診を見込んでおります。
 款2、項1、目1市町村負担金は、1,093万1千円でございます。
 10ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1診療管理費1,654万4千円は、節1報酬は医師の報酬でございます。
 節4共済費、節7賃金は看護師・医療事務員の社会保険料及び賃金8名分を見込んでおります。
 節9旅費は医師の費用弁償で、これら医療関係者の人件費が診療管理費の約80パーセントとなっております。
 節11需用費は医薬材料費など、節13委託料は保険請求事務機器のハードとソフト保守委託料など、節14使用料及び賃借料はレセプトコンピュータリース料などであります。
 款2予備費は、45万6千円を計上しております。
 12ページは給与費明細書、13ページは市町村負担金の一覧でございます。
 以上、主なものについてご説明申しあげましたが、ご審議の上ご可決賜りますようお願い申しあげます。
議長(下川正剛君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結といたします。
 ただ今、議題となっております議案第17号は、総務常任委員会に付託いたします。
日程第5 請願・陳情
議長(下川正剛君) 続いて、日程第5「請願・陳情」を議題といたします。
 お手元に配りました陳情文書表は、大町市山下自治会長樋口昭夫氏から、平成24年11月22日に提出された陳情であります。
 朗読、説明は省略して、陳情の取扱についてお諮りいたします。
 平成24年陳情第1号は、ごみ処理特別委員会に付託して審査したいと思います。
 これにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) ご異議なしと認めます。
 よって、平成24年陳情第1号は、ごみ処理特別委員会に付託して、審査することに決定いたしました。
 以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。大変ご苦労様でした。
閉会 午後13時29分
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北アルプス広域連合議会
平成25年2月定例会議事日程(第2号)

平成25年2月22日(金) 午前10時開議


日程第1 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決
議案第1号 北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定について
議案第2号 北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例制定について
総務常任委員長 平林寛也
議案第3号 北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について
議案第4号 北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例制定について
議案第5号 北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例制定について
福祉常任委員長 平林英市
議案第6号 北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第7号 北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例制定について
議案第8号 北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について
福祉常任委員長 平林英市
議案第9号 平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)
総務常任委員長 平林寛也
福祉常任委員長 平林英市
議案第10号 平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)
議案第11号 平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
福祉常任委員長 平林英市
議案第12号 平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第2号)
総務常任委員長 平林寛也
議案第13号 平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算
総務常任委員長 平林寛也
福祉常任委員長 平林英市
議案第14号 平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算
議案第17号 平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算
総務常任委員長 平林寛也
議案第15号 平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算
議案第16号 平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算
福祉常任委員長 平林英市
日程第2 請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決
平成25年陳情第1号 ごみ処理特別委員長 竹村武人
日程第3 議案の上程、説明、質疑、討論、採決
議事第1号 北アルプス広域連合議会会議規則の一部を改正する規則


本会議出席者名簿
出席議員(18名)
2番 竹村武人君 3番 平林英市君
4番 和田俊彦君 5番 大和幸久君
6番 小林治男君 7番 荒澤 靖君
8番 甕 聖章君 9番 服部久子君
10番 矢口 稔君 11番 平林寛也君
12番 榛葉良子君 13番 白澤富貴子君
14番 下川正剛君 15番 松沢貞一君
16番 太田伸子君 17番 宮澤治男君
18番 藤原賢司君
欠席議員(1名)
1番 大厩富義君
説明のために出席した者
広域連合長(大町市長)   牛越 徹君
副広域連合長(池田町長) 勝山隆之君
副広域連合長(松川村長) 平林明人君
副広域連合長(白馬村長) 太田紘熙君
副広域連合長(小谷村長) 松本久志君
広域連合監査委員 岡澤利幸君
会計管理者 西田 均君
事務所長兼総務課長 宮坂佳宏君
消防長 栗林伸夫君
消防本部総務課長兼庶務係長 倉科孝志君
消防本部総務課警防係長 細川 隆君
消防本部総務課予防係長 西沢 守君
介護福祉課長兼介護審査係長 上野法之君
鹿島荘所長 大日方宗仁君
虹の家事務長 松田俊郎君
介護福祉課長補佐兼庶務係長 白澤俊之君
総務課企画振興係長兼介護福祉課介護保険係長 小林 満君
総務課長補佐兼会計係長 西澤美千夫君
総務課長補佐兼ごみ処理広域化推進係長 西山 孝君
総務課長補佐兼土木振興係長 吉原 稔君
総務課総務係長 宮本和紀君
事務局職員出席者
書記 佐藤 聡君    書記 蒔苗 剛君

本日の会議に付した事件
議事日程(第2号)記載のとおり
開会 午前10時00分
議長(下川正剛君) おはようございます。
 ただいまから北アルプス広域連合議会平成25年2月定例会、本日の会議を開きます。
 本日は、大厩議長が欠席をしておりますので、私が地方自治法第106条第1項の規定により、本日の議長を努めさせていただきます。議事が円滑に進行いたしますようご協力をお願いいたします。
 本日の出席議員は17名であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 なお、欠席・遅参等については、所長に報告いたさせます。
 所長。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。1番大厩富義議員が所用のため本日欠席との届出がされております。以上です。
議長(下川正剛君) 続いて、理事者等の欠席・遅参等については、所長の報告を求めます。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。正副連合長は全員出席をしております。以上です。
日程第1 常任委員会委員長審査報告・質疑・討論・採決
議長(下川正剛君) 日程第1「常任委員会委員長審査報告・質疑・討論・採決」を行います。
 まず、議案第1号及び議案第2号について、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
   〔総務委員長(平林寛也君)登壇〕
総務委員長(平林寛也君) それでは報告いたします。総務常任委員長の平林寛也です。よろしくお願いいたします。
 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 議案第1号北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定については、慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 次に議案第2号北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例制定については、委員から定数の特例についての質疑が出され、行政側から自治法派遣による職員については、派遣元、派遣先双方の身分を有するとの説明がありました。
 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。議案第1号について、総務委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第2号について、総務委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第1号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立多数)
議長(下川正剛君) 起立多数であります。
 よって、議案第1号「北アルプス広域連合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続きに関する条例制定について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第2号「北アルプス広域連合職員定数条例の一部を改正する条例制定について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第3号から議案第5号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 まず、議案第3号北アルプス広域連合指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第4号北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例制定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第5号北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例制定については、審査中、委員から今回の条例制定により影響する事業者があるかとの質問があり、行政側からは、今まで介護保険法や国の省令により定められていたものを、今回の法律の改正を受けて条例制定するもので、今までと変わるものではないとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑に入ります。
 まず、議案第3号について、福祉委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第4号について、福祉委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第5号について、福祉委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第3号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第3号「北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第4号「北アルプス広域連合指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、議案第5号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第5号「北アルプス広域連合指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第6号から議案第8号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 まず、議案第6号北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第7号北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例については、審査中、委員から1か月の施設利用料はどの位かとの質問があり、行政側からは、介護度により異なるが、平均1人12万から13万円程かかるものとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第8号北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑に入ります。
 まず、議案第6号について、福祉委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第7号について、福祉委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第8号について、福祉委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。よって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第6号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第6号「北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第7号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第7号「北アルプス広域連合認知症対応型共同生活介護施設設置及び管理に関する条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第8号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第8号「北アルプス広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第9号について、各委員長の報告を求めます。
 はじめに、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
   〔総務委員長(平林寛也君)登壇〕
総務委員長(平林寛也君) 当委員会に付託されました、議案第9号平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算第6号につきまして、審査の概要を報告いたします。
 委員から、大北福祉会館の耐震診断については、現在の建物は老朽化し、駐車場も手狭であるので、他に場所を求めて建設することも検討されたい、との意見が出されました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を認定すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 総務委員長の報告が終わりました。
 次に、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 当委員会に付託されました、議案第9号平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算第6号について、審査の結果を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 各委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。議案第9号について、まず、総務委員長に対しご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、次に、福祉委員長に対しご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第9号を各委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第9号「平成24年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」は、各委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第10号及び議案第11号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 当委員会に付託されました、議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 まず、議案第10号平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算第1号については、審査中、委員から利用率向上にあたり、どのような対応をしているかとの質問があり、行政側からは、市町村福祉担当部局並びにケアマネジャーなどに情報発信するとともに、併設の大町総合病院との連携を深め、対応していくとの説明がありました。
 また、通年を通した利用率の安定確保に努められたいとの意見がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第11号平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算第4号ついては、審査中、委員から全体の介護認定者の傾向について、どのようになっているかとの質問があり、行政側からは、要介護認定者は増加傾向にあるものの、要介護度別では、要支援1から要介護1の軽度認定者の割合が増え、中・重度者については予測よりも認定者の割合が下回っているとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。議案第10号について、福祉委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第11号について、福祉委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 まず、議案第10号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第10号「平成24年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に議案第11号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第11号「平成24年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第12号について、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
   〔総務委員長(平林寛也君)登壇〕
総務委員長(平林寛也君) 当委員会に付託されました、議案第12号平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算第2号につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第12号について、総務委員長に対してご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑が有りませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第12号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。
 よって、議案第12号「平成24年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第2号)」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第13号について各委員長の報告を求めます。
 はじめに、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
   〔総務委員長(平林寛也君)登壇〕
総務委員長(平林寛也君) 当委員会に付託されました、議案第13号平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算につきまして、審査の概要を報告いたします。
 委員から消防通信指令システムについて、指令システム選考委員の選出方法、また、技術指導の委託先の決定方法についての質疑が出され、行政側から消防通信指令システム整備事業は、プロポーザル方式により業者を特定したい。そのため、透明性・公平性を確保する観点から、外部から有識者を招へいし、選考委員会を設置する。選考委員会のメンバーについては、現在検討中であるが、外部招へい者は3人とし、そのほかに広域連合の業者選定委員会委員や、通信指令体制検討委員会の委員を選考したいと考えている。
 また、技術指導委託の委託先については、本年度に整備したデジタル無線と整合性を図る必要があるため、現状では、デジタル無線の基本設計を委託したコンサルタント会社を予定しているとの説明がありました。
 また、地域情報発信事業のラジオ放送のピーアールに対する質疑が出され、行政側から広域連合のホームページからSBCのホームページにリンクしており、情報の提供に努力している。また、市町村の観光担当者とも連携を密にして、情報提供を行っていきたいとの説明がありました。
 また、他の委員からは、地域情報発信事業について、市町村の広報誌に情報を掲載していただくなど、より効果的なピーアール方法を検討されたいとの意見が出されました。
 当委員会では慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 次に、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 議案第13号平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算のうち、当委員会に付託された部分について、審査の結果を報告いたします。
 審査中、委員から、ひだまりの家の外部評価とはどのようなものかとの質問があり、行政側からは、2年に1回サービス内容について評価を行っているもので、外部評価の結果は県へ報告し、公表されているとの説明がありました。
 また、障害者相談支援事業管理委託料の内容についての質問があり、行政側からは、相談業務が主なもので、身体障害、知的障害、精神障害、それぞれの専門相談員3名分の人件費、約850万円と音声パソコン講座の講師謝礼及び出張相談の車両経費など、約210万円であるとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 各委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第13号について、まず、総務委員長に対しご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第13号について、福祉委員長に対して、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
 大和幸久議員。賛成ですか、反対ですか。
5番(大和幸久君) 反対です。
   〔5番(大和幸久君)登壇〕
5番(大和幸久君) 私は、議案第13号平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算に反対の立場から討論をいたします。反対の主な理由の1つは、本予算に源汲地区のごみ焼却施設建設へ向けた7,560万円の予算が計上されている点についてです。広域連合が建設候補地を源汲地区に決定して、これを発表して間もなく隣接する温泉郷地区から反対の声が上がりました。
 広域連合は、源汲地区と結ぶ予定であった基本協定書の調印を、温泉郷地区の抗議もあって延期をしています。このような事態が生じてしまう根本的な問題は、広域連合が地域振興策という飴をちらつかせながら、手を挙げた自治会の同意さえあれば建設予定地として候補を受け付けるとして立候補させ、候補地を選定してきた広域連合の手法にあります。
 議案に対する質問でも採り上げましたが、環境省の廃棄物処理施設生活環境影響調査指針についての通達は、周辺地域の生活環境の保全に適正な配慮がなされたものかという地域毎の基準を加えて審査するとし、調査対象地域の設定は、施設の種類及び規模、立地場所の気象及び水象等の自然条件並びに人家の状況などの社会的条件を踏まえて、調査事項が生活環境に影響を及ぼす恐れがある地域として申請者が設定する。また、煙突から排出される排ガスによる影響については、気温濃度が相当程度大きくなる地域とするとし、大気質の項で具体的に煙突排ガスによる影響の調査対象地域は、ブルーム式等の大気拡散式から推定される最大着地濃度出現距離を考慮して設定する。設定にあたっては、地域の気象特性の他、行政区域や地形、土地利用の状況も勘案する、施設規模に応じた調査対象地域の設定量を示し、施設規模、時間あたり5トンのごみ焼却施設の煙突実体高は59メートルで、調査対象地域は半径6キロメートルとしております。このことは、国がごみ焼却施設の排気ガスによる影響がどのような範囲に渡るか具体的に明示をしたものであり、この範囲に含まれ、排ガスの影響や景観の阻害などの影響を直接受ける地域の住民が、意思表示の権利を持たないなどとする見解はあり得ないと思います。少なくとも国が影響を認める半径6キロメートル地域の住民は、地元住民と認定すべきであり、源汲地区だけを地元とする広域連合の方針は誤りであり、撤回するべきだと思います。
 私は、今日まで繰り返し、ごみ焼却場の選定方式について提案をしてきました。まず第一に3市村の広域処理の見直し、すなわち、小谷・白馬の山麓清掃組合運営計画による現施設の平成32年までの稼動を継続すること。大町市については大町市単独の焼却施設を検討すること。3市村の広域処理の是非については、これらの施設の更新時を目処に検討すること。第2に施設建設にあたっては徹底した情報公開を前提に排気ガスの影響評価、大気・水質・地質・地形などの専門家による科学的かつ客観的な評価に基づいて、最も地域住民や環境に与える影響が少ない複数の候補地を選定する。その後、複数の候補地の代表住民を交えた最終候補地の選定という手法を採るべきであるということを改めて主張しておきたいと思います。
 飯森地区、三日町地区の用地選定の失敗に際して、その原因がどこにあったのか、真面目に真正面からの反省・検証をしようとしない、広域連合理事者の姿勢が源汲候補地決定後の今回の混迷を招いております。広域連合がこの方針の根本的見直しを行わないまま、本年のごみ焼却場建設事業を進める平成25年度一般会計本予算を認めるわけにはまいりません。
 また、安易な民営化を前提にした鹿島荘職員に対する意識調査を始めとする広域連合の取組を継続しようとする本予算執行に対しても、反対を表明しておきたいと思います。
 以上をもって、平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算の反対討論といたします。
議長(下川正剛君) 他に討論はありませんか。
 荒澤靖議員。賛成ですか、反対ですか。
7番(荒澤靖君) 13号、賛成です。
   〔7番(荒澤靖君)登壇〕
7番(荒澤靖君) 平成25年度北アルプス広域連合一般会計歳入歳出予算について、私は賛成の立場から討論をしたいと思います。この予算は非常に厳しい財政状況の中で、圏域住民の福祉の増進や安心、そして消防の指令センター整備など安全なふるさとづくりなどの予算が計上されております。
 特に衛生費のうち、ごみ処理広域化推進費では、住民にとってなくてはならない一般廃棄物処理施設の整備に向けた生活環境影響調査等の事業費が計上されております。源汲地区では自治会として、時間をかけて真剣な協議を重ね、先進施設の見学を行うなど、20歳以上の全員の意見を聞いた上で、施設の受け入れについて意見集約し、決断されたと聞いております。このことは大切にしていかなければならないことだと思います。現在の2つの焼却施設は建設から25年以上が経過をいたしまして、老朽化が進んでおります。一刻も早い新施設の建設が望まれることから、予算計上は妥当であると判断するものであります。
 大北地域の発展と施策のより一層の推進を期待し、新年度予算の賛成討論とさせていただきます。ご賛同の程よろしくお願いいたします。
議長(下川正剛君) 他に討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) お諮りいたします。この辺で討論を終結することにご異議ありませんか。
   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 異議なしと認めます。よって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第13号を各委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立多数)
議長(下川正剛君) 起立多数であります。
 よって、議案第13号「平成25年度北アルプス広域連合一般会計予算」は、各委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第14号及び議案第17号について総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
   〔総務委員長(平林寛也君)登壇〕
総務委員長(平林寛也君) 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 議案第14号平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算については、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第17号平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算につきましては、委員から急病センターについては、費用対効果の面からも事業そのものを見直す時期ではないかとの質疑が出され、行政側からは利用者アンケートを行った結果、急病センターがあってほしいとする意見が寄せられている。また、電話による相談件数も増加していることから、利用者は少ないが住民の安全・安心につながっており、事業を実施していく意義はあると認識しているとの説明がありました。
 また、急病センターの利用について、市町村の広報誌などで利用を呼び掛けてはどうかとの質疑が出され、行政側から幼児や小中学生に急病センターの電話番号、診察時間などを記載したカードを配布してピーアールした。今後も市町村と連携して急病センターの利用について取り組んでいくとの説明がありました。
 また、県立こども病院では、子どもの救急医療に対する受け入れ体制が変化し、柔軟に対応していることから、当急病センターについても受入体制などについて、柔軟に対応するよう検討されたいとの意見が出されました。
 当委員会では、慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 まず、議案第14号についてご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第17についてご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第14を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第14号「平成25年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第17号「平成25年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第15号及び議案第16号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
   〔福祉委員長(平林英市君)登壇〕
福祉委員長(平林英市君) 当委員会に付託されました議案につきまして、審査の概要を順次報告いたします。
 まず、議案第15号平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算については、審査中、委員から予算に賄い材料と給食委託料が計上されているが、どのような内容かとの質問があり、行政側からは、給食委託料は大町総合病院が行う調理業務の委託料で、その材料は施設負担となるため、それぞれ経費を計上したものとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、議案第16号平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算については、審査中、委員から生活保護費の引き下げに伴い、低所得者対策に影響はしないかとの質問があり、行政側からは、保険料については生活扶助で、また、利用料については、介護扶助で支給されることから、影響はないものと考えるとの説明がありました。
 また、地域支援事業の委託料について、市町村への配分方法に決まりがあるか、また、事業内容の把握はどのようにしているのかとの質問があり、行政側からは、介護給付額により支給額が決められており、その額を均等割、人口割により市町村に委託料として支払っているもので、また、事業内容については、各市町村の実施状況を取りまとめ、広域連合が国・県へ報告しており、内容は把握しているとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(下川正剛君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 まず、議案第15号について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑が有りませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第16号について、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑が有りませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。まず、議案第15号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第15号「平成25年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第16号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
   (起立全員)
議長(下川正剛君) 起立全員であります。
 よって、議案第16号「平成25年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
日程第2 「請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決」
議長(下川正剛君) 続いて、日程第2「請願・陳情審査報告、質疑、討論、採決」を行います。
 ごみ処理特別委員会付託の平成24年陳情第1号について、ごみ処理特別委員会委員長の報告を求めます。
 ごみ処理特別委員会委員長。
   〔ごみ処理特別委員長(竹村武人君)登壇〕
ごみ処理特別委員長(竹村武人君) ごみ処理特別委員会に付託されました、陳情第1号広域ごみ処理場用地選定に関する陳情の審査結果を報告いたします。
 審査中、委員から陳情者の思いに対し、判断は難しい、その思いを確認するなどに時間が必要なことから、継続審査が妥当との意見や、また、別の委員からは陳情内容については重く受け止めるべきだが、昨年12月に予定地が決定したこともあり、審査の時期を考慮すると不採択が妥当との意見がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、反対多数で不採択とすることに決定いたしました。
議長(下川正剛君) 委員長の報告が終わりました。これより質疑に入ります。
 ごみ処理特別委員会委員長に対し、ご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 平成24年陳情第1号を、委員長報告どおり不採択とすることにご賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手多数)
議長(下川正剛君) 挙手多数であります。
 よって、平成24年陳情第1号「山下自治会長からの陳情」は、委員長報告どおり不採択とすることに決しました。
日程第3 「議案の上程、説明、質疑、討論、採決」
議長(下川正剛君) 続いて、日程第3「議案の上程、説明、質疑、討論、採決」を行います。
 議事第1号を議題といたします。
 この議事は、議員提出の議案であります。
 議事第1号「北アルプス広域連合議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」提出者を代表し、竹村武人議員に提案理由の説明を求めます。
 竹村武人議員。
   〔2番(竹村武人君)登壇〕
2番(竹村武人君) 議事第1号北アルプス広域連合議会会議規則の一部を改正する規則制定につきまして、提案者を代表して提案理由の説明を申しあげます。
 併せて、お配りいたしました説明資料、新旧対照表をご覧ください。
 地方自治法の一部を改正する法律が平成24年8月29日に成立し、同年9月5日から施行されました。
 今回の改正は、地方公共団体の議会及び長による適切な権限の行使を確保するとともに、住民自治の更なる充実を図るため、議会運営等について必要な改正が行われました。特に議会運営においては、本会議においても、公聴会の開催、また、参考人の招致をすることができることとされましたことから、この改正を受け、会議規則に関係する条文を追加することが規則の改正の主な内容でございます。
 まず、第14条及び第63条第2項は、自治法の条ずれ、項ずれに伴う改正でございます。
 次に、第14章以下を2章ずつ繰り下げ、第13章の次に、次の2章を加え、第101条以下を7条ずつ繰り下げるものでございます。
 第14章は第101条から第106条までとし、公聴会開催の手続き、公述人の決定等を定める規定を追加するものでございます。
 次に第15章は第107条とし、参考人に関する規定を追加するものでございます。
 以上、ご説明申しあげましたが、ご賛同いただき、ご可決賜りますようよろしくお願い申しあげます。
 なお、提出者は表記のとおり、提出先は北アルプス広域連合議会副議長宛でございます。よろしくご賛同の程をお願いいたします。
議長(下川正剛君) 以上で説明が終わりました。提案者に対しご質疑はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
   (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(下川正剛君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。議事第1号を原案どおり可決することにご賛成の方の挙手を求めます。
   (挙手全員)
議長(下川正剛君) 挙手全員であります。よって、議事第1号は原案どおり可決されました。
 以上で、本2月定例会に付議されました案件は、すべて終了をいたしました。
 ここで、広域連合長のあいさつを受けることといたします。
 連合長。
   〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 2月定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申しあげます。
 議員各位には、昨日、本日と2日間にわたりまして、本会議及び各委員会を通じまして、慎重なるご審議をいただき、厚く御礼を申しあげます。
 本日、議決を賜りました新年度予算をはじめ、各案件につきましては、適正かつ効率的な執行に努めますとともに、議員各位からいただきましたご意見や、ご提言並びにご要望につきましては、十分配意いたしまして、今後の広域行政に反映してまいりたいと存じます。
 介護保険の第5期事業計画は、本年度は中間年度となり、管内では新たにデイサービスセンターや小規模多機能型居宅介護施設、特別養護老人ホームの整備などサービス基盤の整備充実が予定されており、概ね計画に沿って進捗が図れる見通しとなっております。高齢の方々の心豊かな老後を支える介護保険の安定的な運営に、引き続き努めてまいります。
 また、一般廃棄物処理施設の整備では、生活環境影響調査や予定地の地質調査、測量調査などを進めてまいります。更に3市村では、ごみの分別やリサイクルの推進など、共同化に向けた協議を進め、地域住民の皆さまに適時その内容を広くお知らせしながら、ご理解とご協力をいただきますよう努めてまいります。
 議員各位の一層のご理解とご協力をお願い申しあげる次第でございます。
 間もなく市町村議会定例会が始まりますが、議員各位におかれましては、くれぐれもご健康にご留意いただき、ますますご活躍いただきますようお祈り申しあげまして、閉会のごあいさつといたします。
 誠にありがとうございました。
議長(下川正剛君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。議員各位には、公務ご多忙のところご出席いただきまして、厚く御礼申しあげます。
 議事進行に大変ご協力いただきまして、ありがとうございました。
 これにて、平成25年北アルプス広域連合議会2月定例会を閉会といたします。
 大変ご苦労さまでした。
閉会 午前11時00分
平成25年2月22日
議会議長  下川正剛

16番  太田伸子

17番  宮澤治男
 

■お問い合わせ■
・総務課総務係
(議会事務局)
電話:0261-22-6764
   
 


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