北アルプス広域連合議会
平成28年2月定例会議事録
1日目:平成28年2月17日(水) 2日目:平成28年2月18日(木)
北アルプス広域連合議会
平成28年2月定例会議事日程(第1号)

平成28年2月17日(水) 午前10時開議
 

日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 広域連合長あいさつ
日程第4 選挙管理員及び同補充員の選挙
日程第5 議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決
議案第1号 北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について
議案第2号 北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について
議案第3号 北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について
議案第4号 北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例制定について
議案第5号 北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について
議案第6号 平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)
議案第7号 平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算(第1号)
議案第8号 平成27年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)
議案第9号 平成27年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)
議案第10号 平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第11号 平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計補正予算(第4号)
議案第12号 平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算
議案第13号 平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算
議案第14号 平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算
議案第15号 平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算
議案第16号 平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算
議案第17号 平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算


本会議出席者名簿
出席議員(18名)
1番 二條孝夫君 2番 岡  秀子君
3番 中牧盛登君 4番 松島吉子君
5番 大和幸久君 6番 小林治男君
7番 太田昭司君 8番 那須博天君
9番 櫻井康人君 10番 倉科栄司君
11番 平林寛也君 12番 白澤富貴子君
13番 佐藤節子君 14番 北澤禎二郎君
15番 篠﨑久美子君 16番 太田伸子君
17番 北村利幸君 18番 太田武彦君
説明のために出席した者
広域連合長(大町市長)   牛越 徹君
副広域連合長(松川村長) 平林明人君
副広域連合長(白馬村長) 下川正剛君
副広域連合長(小谷村長) 松本久志君
会計管理者(大町市会計管理者) 丸山純生君
池田町職務代理者(池田町総務課長) 中山彰博君
事務所長 宮坂佳宏君
消防長 倉科孝志君
消防本部総務課長兼庶務係長 細川 隆君
消防本部通信指令室長 佐藤静雄君
消防本部総務課長補佐兼警防係長 原 徳則君
消防本部総務課長補佐兼予防係長 降籏寛次君
総務課長 山田明子君
総務課参事施設整備推進担当 長澤 孝君
介護福祉課長 上野法之君
鹿島荘所長 大日方宗仁君
虹の家事務長 髙山昇君
介護福祉課長補佐兼審査係長兼介護保険係長 高橋真由美君
介護福祉課庶務係長 武田悦男君
会計係長兼企画振興係長 栗林幸夫君
総務課長補佐兼施設整備推進係長 西山 孝君
総務課長補佐兼土木振興係長 吉原 稔君
総務課総務係長 宮本和紀君
事務局職員出席者
書記 飯島伸幸君    書記 佐藤 聡君

本日の会議に付した事件
議事日程(第1号)記載のとおり

開会 午前10時
議長(二條孝夫君) おはようございます。ただいまから北アルプス広域連合議会平成28年2月定例会を開会いたします。
本日の出席議員は、18名全員であります。
 よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 理事者等の欠席、遅参等については、所長の報告を求めます。
 所長。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。副広域連合長の池田町勝山町長が辞職をされ、現在副広域連合長が1名空席となっております。代わりに池田町の町長職務代理者の中山総務課長さんに本日は出席をしていただいております。その他の正副連合長は全員出席しております。
 また、山田監査委員は都合により欠席をしております。
 以上です。
議長(二條孝夫君) これより、本日の会議を開きます。
日程第1「会議録署名議員の指名」
議長(二條孝夫君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。
 会議録署名議員は、連合議会の会議規則第109条の規定により、議長において、6番小林治男議員、7番太田昭司議員を指名いたします。
日程第2「会期の決定」
議長(二條孝夫君) 次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。
 本2月定例会の会期と議会運営につきましては、去る2月9日及び本日、議会運営委員会を開催願い、ご審議を願っておりますので、議会運営委員長に報告を求めることといたします。
 議会運営委員長。
  〔議会運営委員長(北澤禎二郎君)登壇〕
議長運営委員長(北澤禎二郎君) おはようございます。去る2月9日及び本日、議会運営委員会を開催し、本2月定例会の会期日程等について審議をしておりますので、 審議の概要についてご報告いたします。
 本定例会の会期は、本日2月17日と明日18日の2日間であります。
 本定例会に付議されております案件は、事件案件1件、条例案件4件、予算案件12件の合計17件であります。各議案は委員会に付託し審査を経て委員長報告、質疑、討論の後、採決を行います。
 議会運営委員会では、これを了承しております。審議の概要は以上であります。よろしくご賛同の程お願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) ただいまの議会運営委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
 本定例会の会期等につきましては、議会運営委員長報告のとおり、本日2月17日から明日2月18日までの2日間とし、議会運営につきましても、報告どおり決することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は、本日と明日の2日間と決定をいたしました。
日程第3「広域連合長のあいさつ」
議長(二條孝夫君) 次に、日程第3「広域連合長のあいさつ」を受けることといたします。
 広域連合長。
  〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) おはようございます。本日、ここに北アルプス広域連合議会2月定例会が開催されるにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位には何かとご多用の中にもかかわらずご参集いただき、厚く御礼申し上げます。
 県におきましては、先月29日、地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の計画について、説明会を開催し、安曇野市から大町市街地南までのルート案を発表しました。当地域にとりましては、観光の振興をはじめ産業経済の発展や圏域住民の利便性の向上、さらには救急搬送や災害時の救援や代替ルートなど、いわば「命の道」でもありますこの松本糸魚川連絡道路が早期に実現できますよう、着工に向けまして関係団体とともに取組みを強化してまいります。
 長野労働局が先月29日に発表しました昨年12月の県内の雇用情勢につきましては、「着実に改善が進んでいる。」としており、有効求人倍率を見ますと、県全体では1. 26倍となっており、前月より0.01ポイント下回りましたものの、依然高い水準を維持しております。当地域では、12月の有効求人倍率は1.28倍、前年比0.07ポイント下回りましたものの、県及び全国平均を上回っておりますことから、雇用情勢が着実に改善することを期待するところであります。
 以下、当面する主な事業の取組み状況について申し上げます。
 はじめに、「北アルプス連携自立圏」の形成について申し上げます。
当地域独自の新たな広域連携の取組みにつきましては、これまで連携のあり方や役割分担、個別の施策等について、10月に設置いたしました課題別専門部会や正副連合長会議などにおきまして、検討を重ねてまいりました。
 このたび、大北地域5市町村と北アルプス広域連合が密接に連携して、「北アルプス連携自立圏」を形成し、協議の整いました施策分野から連携による取組みを実施に移していくことといたしました。具体的には、大町市と4町村が地方自治法に基づく連携協約を締結するとともに、具体的な取組み内容や役割分担を連携ビジョンとして取りまとめ、これを基に市町村及び広域連合が連携して取り組むものであります。
 これにより、広域連合は連携の当事者として一端を担う役割りに加え、市町村間で進める連携の調整機能を果してまいります。
 この「北アルプス連携自立圏」の形成につきましては、明日開催されます全員協議会においてご説明申し上げることとしております。
 次に、広域的観光振興について申し上げます。
 昨年度に続き、県の元気づくり支援金を活用し、当広域をはじめ、長野、北信の県内3広域圏及び、新潟県内の上越地方を対象エリアとした英語版のイラストマップが完成しました。外国人旅行者の視点に立ち、郷土食などの日本文化や観光の見どころなどを幅広く紹介しており、冬から春にかけて訪れる外国人宿泊者等に活用していただけるよう、市町村を通じ1万部を配布しております。
 新年度は、平成29年夏にJRグループと連携し、長野県内で開催されます「信州デスティネーションキャンペーン」の前年に当たりますことから、プレキャンペーンとして、JR利用客を対象とした広域観光PR事業を展開するための経費を新年度予算に計上いたしております。
 次に、大北福祉会館耐震・大規模改修事業について申し上げます。
 建築後40年以上が経過し、老朽化が徐々に進んでおります大北福祉会館の耐震化等につきましては、昨年11月の全員協議会におきまして計画案をご説明申し上げましたが、新年度に着工することとなりました。本事業の実施に伴い、市町村の負担が増大しますことから、大北地域の振興整備のため平成4・5年度に積立てましたふるさと市町村圏基金の一部を取り崩して、財源に充てることとし、関係する議案を本定例会に上程いたしております。
 次に、一般廃棄物処理施設北アルプスエコパークの整備の進捗について申し上げます。
 今月2日、建設工事の入札を行い、荏原環境プラント株式会社と株式会社相模組の特定建設工事共同企業体が、44億1,806万760円で落札しました。この落札額につきましては、慎重を期すため現在、内容の確認調査を行っておりますことから、仮契約を留保し、本定例会への議案上程を見送ることといたしました。今後、速やかに調査を進め、早期に結論を得たいと考えております。
 かんきょうサポーター会議では現在、施設建物の外観についての協議を進めており、これまでの検討では、周辺環境と調和する、できるだけシンプルな外観とするよう提案をいただいております。この提案を考慮しつつ外観図を作成し、周辺自治会など地域住民の皆様のご意見をお聞きし、建物の意匠に反映してまいります。
 また、リサイクルセンターの整備や指定ごみ袋の統一など、ごみ処理広域化に向け3市村において検討を進めており、循環型社会形成のいっそうの推進を図ってまいります。
 次に、消防関係について申し上げます。
 昨年中の火災件数につきましては、前年より2件多い20件、このうち住宅等の建物火災は10件で、1人が亡くなられ、3人が負傷しました。
 火災をはじめ、地震等の自然災害の発生に際し、人命の被害軽減を図るため防災訓練を実施しておりますが、神城断層地震以降、地域住民の皆様の防災に対する関心が高まっておりますことから、関係機関、団体と協力し、地域防災力のいっそうの向上を図るため、住民参加型の訓練を強化し、安心安全の地域づくりに努めてまいります。
 救急件数は3,395件で、平成25年から3年連続して3千件を超える出動状況となっております。このうち重い症状と判断される174件につきましては、ドクターヘリを要請することにより、医療機関への搬送時間を短縮し、救命率の向上と後遺障害の軽減が図られますよう努めております。当地域における、救急車の利用に対する住民のモラルは比較的高いものと考えておりますが、救急車のいっそう適切な利用について更なる啓発活動を進めてまいります。
 なお、一昨年の神城断層地震で被災しました北部消防署庁舎及び、小谷村立山無線基地局につきましては、12月、修復工事を滞りなく完了することができました。
 次に、介護保険事業について申し上げます。
 本年度は第6期介護保険事業計画の初年度に当たり、介護保険料の見直しや介護報酬の一部引き下げなどの様々な制度改正が行われましたことから、広域連合では、介護保険広報紙「井戸端かいご」や広域連合ホームページを通じて、制度の周知に努めてまいりました。また、今期の計画期間中に基盤整備を予定しております、認知症の方が必要な
介護を受けながら共同生活を行う認知症対応型グループホームの整備につきましては、新年度に大町市内に定員9人の施設1か所を整備することとし、事業者を公募したところ2者から応募いただき、提案内容を慎重に審査したうえ、事業者を決定いたしました。グループホームの開所後は、入所される利用者の皆さんに質の高いサービスを提供するとともに、今後も増加が予想される認知症高齢者の方々のための認知症ケアの拠点として、地域に根差した運営が図られることを期待いたします。
 昨年4月の介護保険法改正に伴いまして、在宅医療・介護連携推進事業が地域支援事業に新たに位置付けられました。これを受け、広域連合では、新年度から医療と介護に従事する多くの職種間の連携を進める「多職種連携ネットワーク会議」を設置し、職種を越えた連携の強化を支援するとともに、医療と介護をともに必要とする高齢者が、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができますよう取り組んでまいります。
 次に、介護老人保健施設「虹の家」について申し上げます。
 今月1日現在、施設入所50人、通所で19人の方が利用されており、利用者の平均年齢は88.0歳となっております。4月から先月までの入所利用者は、延べ1万4,153人で、1日平均46.3人、通所利用者は延べ3,746人で、1日平均18.5人となりました。
 今後も引き続き、看護と医学的な管理の下、介護及び機能訓練等により利用者の早期の生活復帰を目指すとともに、介護者の心身の負担をできるだけ軽減できるよう運営に努めてまいります。
 次に、養護老人ホーム鹿島荘関係について申し上げます。
今月1日現在、措置入所の50人と生活短期宿泊事業による6人の合せて56人の方が入所しており、生活短期宿泊事業では、冬季に入り自宅における日常生活が困難な高齢者の利用が増加しております。
 去る9月には、金森建設株式会社から、会社設立60周年記念として広域連合福祉事業に対し、多額のご寄付をいただき深く感謝しているところでございます。鹿島荘入所者の衣類等の洗濯用大型乾燥機が、購入後16年を経過し老朽化が進んでおりますことから、広域連合ではこの更新に活用することとし、所要の経費を新年度予算に計上しております。
 鹿島荘に併設されております認知症対応型グループホームひだまりの家では入所定員満床の9人が入所しておりますが、いずれの施設とも入所者の高齢化がいっそう進んでおります。
 虹の家、鹿島荘及びひだまりの家では、地域に流行の兆しが見られ警報が発令されておりますインフルエンザなどの感染症予防に注意を払い、利用者の健康管理及び安全管理に十分配慮し、明るく家庭的な環境のもと、日常生活が営むことができますよう施設をあげて努めてまいります。
 次に、平日・夜間救急医療について申し上げます。
 小児科・内科急病センターの先月末までの利用状況は、診療日数241日、受診者延べ364人となり、昨年同期と比べ77人、17.5パーセントの減となっております。例年、冬季間はインフルエンザの流行などに伴い受診者が増加する傾向にありますが、本年は暖冬の影響などにより受診者数が例年に比べ少ない状況となっております。
 急病センターは、地域住民の皆様への一次医療を提供するとともに、大北地域の両病院の医師等の負担を軽減することにつながっており、多くの皆様に周知が図られますよう、ポケットティッシュを作成し、例年患者が増加する11月下旬から12月上旬に掛け、多くの来店客があるスーパー、コンビニエンスストアなどへ1万5千個を配布するなど、広報周知に取り組んだところであります。
 今後も、地域住民の急病に対応するため、大北医師会と十分連絡を密にするとともに、市町村と連携して住民への周知に努め、利用促進を図ってまいります。
 以上、主な事業の取組み状況について申し上げました。今後も引き続き、圏域の発展と住民福祉の増進に取り組んでまいりますので、議員各位並びに住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 本定例会にご提案申し上げます案件は、事件案件1件、条例案件4件、予算案件12件の合計17件でございます。それぞれの議案につきましては、上程の際に説明いたしますので、よろしくご審議の程お願い申し上げます。ありがとうございました。
日程第4「選挙管理委員及び同補充員の選挙」
議長(二條孝夫君) 次に、日程第4「選挙管理委員及び同補充員の選挙」を行います。
 お諮りいたします。
 本選挙の方法につきましては、地方自治法118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 それでは、最初に北アルプス広域連合選挙管理委員を指名いたします。
 選挙管理委員に降旗明氏、石田光洋氏、伊藤明氏、片瀬章寛氏の以上4名を指名いたします。
 お諮りいたします。
 議長においてただいま指名いたしました、選挙管理委員を当選人と定めることにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました降旗明氏、石田光洋氏、伊藤明氏、片瀬章寛氏、以上の4名の方が選挙管理委員に当選されました。
 次に、選挙管理委員補充員を指名いたします。
 選挙管理委員補充員に、補充順位1番に湯口篤氏、同じく2番に塩島登氏、同じく3番に竹田政一氏、同じく4番に小林豊美氏を指名いたします。
 お諮りいたします。
 議長においてただいま指名いたしました、選挙管理委員補充員を当選人と定めることにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、補充順位1番に湯口篤氏、同じく2番に塩島登氏、同じく3番に竹田政一氏、同じく4番に小林豊美氏の以上の方が順位のとおり選挙管理委員委補充員に当選されました。
日程第5「議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決」
議長(二條孝夫君) 次に、日程第5「議案の上程、説明、質疑、委員会付託又は討論、採決」を行います。
 最初に議案第1号「北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました、議案第1号北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について、提案理由の説明を申し上げます。
 お手元に配布しました、議案説明資料1ページ、2ページも併せてご覧ください。
 本基金については、平成4、5年度に県の助成金1億円を含め、総額10億円を積み立てておりましたが、現在の基金保有額は6億3千400万円となっております。本議案は、このうち1億円を処分し、広域連合予算に繰り入れるため、地方自治法第96条第1項の規定及び北アルプス広域連合基金条例、別表、ふるさと市町村圏基金の項、処分の欄中、ただし書の規定に基づき、議決を求めるものでございます。
 処分理由につきましては、当広域連合で設置・管理をしております大北福祉会館は昭和49年に建設し、築後40年以上経過していることから、全面改修や耐震化について市町村及び当会館に事務所を有する団体による検討委員会を設置し、ご検討いただく中で、平成25年度に耐震診断を実施、その結果、耐震化が必要となりました。
 この結果により改めてご検討いただき、会議室等の利用状況等から既存施設の耐震補強及び大規模改修工事を実施することといたしました。
本事業には多額の費用が必要となりますことから、当該基金の一部を取崩し、財源充当することにより、関係市町村の負担軽減を図るものでございます。
 次に、議案説明資料の裏面、2ページをご覧ください。
 上段は、基金の出資状況であり、処分後の各市町村出資残高と県助成額を合わせた基金残高となっております。
 下段は、これまでの基金充当事業の一覧でございます。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第1号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第2号「北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました、議案第2号北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。
 お手元に配布しました、議案説明資料3ページから11ページも併せてご覧ください。
 今回の改正は、行政不服審査法が改正され、平成28年4月1日から施行されることを受け、本条例の改正が必要となったものでございます。
 しかし、改正前の条例において、例えば、情報公開に関する不服申立てがあった場合、情報公開審査会へ諮問した旨の通知など、事務手続きに関する規定については、大町市情報公開条例を準用し事務手続きを行ってきたところでございます。
 3ページの新旧対照表をご覧ください。
 この度の改正は、当広域連合の情報公開条例には、根幹部分であります、第1条の目的から、4ページの第5条、公開請求権までの規定を大町市情報公開条例に準じて改正するものといたしました。
 その他の事務手続き等の規定につきましては、第6条において「大町市情報公開条例の規定を準用する。」としたものでございます。
 附則でございますが、第1項の施行期日は、法律と同じ、平成28年4月1日とし、第2項の経過措置では、改正前の条例の規定に基づきなされた処分等については、なお従前の例によるものとしております。
 なお、5ページから11ページは行政不服審査法の改正に対応した大町市情報公開条例であり、米印で記載しておりますが、下線を引いております第1条から第5条までの条文は、広域連合の条例で規定しておりますことから、広域連合において準用しない条文を示しているものでございます。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 3ページのところですけれども、第3条旧では法人その他の団体というものが書き込まれていましたけれども、新しいところでは実施機関の責務で法人その他の団体が削除されている。この点について、どういう理由で削除されているのか説明いただきたいと思います。
 それから、大町市の公開条例の中で、法人等の情報公開については法人の意見を聞くとありますけれども、こういった法人が情報公開に反対した場合には公開をしないということになるのでしょうか。その点についても見解を説明いただきたいと思います。
議長(二條孝夫君) 答弁を求めます。
 総務係長。
総務係長(宮本和紀君) 大和議員からのご指摘であります、第3条におきます法人その他の団体の削除につきましては、先ほどお話が出ましたけれども議案説明資料の6ページに第7条がございますけれども、第7条第3号におきまして法人その他の団体ということで、こちらのほうに記載がされているということで今回併せて削除をさせていただいているものでございます。
 法人の意見を聞くという部分につきましては、答弁につきまして少し留保させていただきたいと思います。以上です。
議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 今の2番目の件、説明資料の6ページ第7条の(3)のアで、「公にすることにより、当該法人等又は当該事業を営む個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれのあるもの」については非公開とすることができるという規定だと思いますが、この根拠について、過去の例でもこういった情報公開をした場合に法人が公開を拒否したと。これを理由に公開されないという例があったわけですけれども、こういったことに対する見解を求めておきたいと思います。
議長(二條孝夫君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) それぞれの法人から様々な書類の提出を受けて、行政機関は保有しているものが多数ございます。そのような中で、それぞれの法人が営業中の秘密、例えば値引きをどれ位定価から落としているかというようなものは、他の事業を行うについて支障が発生するおそれもございます。そのような営業上の秘密、特段の配慮が必要なものについてはやはり配慮が必要であるというように考えます。以上です。
議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) そういった、ある程度認定されるような特定の非公開の対象物もあると思いますけれども、これが全部公開に繋がることはありえないと私は思います。基本的には行政機関が対応する一般の法人等は、会社として説明責任も一方ではあるわけです。そういった点も考慮しながら、全体として法人の意見も聞いて公開したくないということだけを理由に全て非公開にするというようなことは、私はあってはならないと思うんですけれども、そういった基準点については、行政機関の中ではどこでどう判断するのか対応方法について説明ください。
議長(二條孝夫君) 総務係長。
総務係長(宮本和紀君) 公開に伴います審査等につきましては、一旦裁決をさせていただいて回答させていただくわけでありますけれども、その内容に対しまして不服等があった場合には情報公開審査会の中で審議をいただきまして、情報の公開、非公開について判断いただくということとなります。説明は以上です。
議長(二條孝夫君) 他にありますか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) お諮りいたします。
 この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第2号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第3号「北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました、議案第3号北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。
 お手元に配布しました、議案説明資料13ページをご覧ください。
 今回の改正は、行政不服審査法が改正され、平成28年4月1日から施行されることを受け、新たに行政不服審査会を設置するものでございます。
 議案説明資料13ページの中段、改正後の審査請求の流れを示す図をご覧ください。
 広域連合が行った処分に不服がある審査請求人から、処分に関与しない職員、審理員といいますが、その審理員に審査請求が提出された場合、①で審査請求人と処分をした者の両者から主張や証拠書類を提出させ、公正に審理を行い、③の「裁決の案」を作成し、審査庁となる第三者機関の事務局に提出します。審査庁は「裁決の案」を④で第三者機関に諮問し答申を受け、⑤の裁決を審査請求人に送付することになります。
 議案をご覧ください。
 先ほどご説明いたしました、第三者機関については、法律で執行機関の附属機関として位置付ける必要がありますことから、第1条において設置根拠を記載しております。法律において、不服申し立ての状況等により、常設としないことができることから、「審査会を置くことができる。」と規定したものでございます。
 第2条では委員の人数を、第3条では委員についてであり、第2項の任期では、常設にしないことから委嘱の日から答申の日までとしております。
 第6条では、審査会の庶務は、広域連合事務所総務課において処理するとしております。
 附則でございますが、法律と同じ、平成28年4月1日としております。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 条例案の第3条に、審査会の委員は「法律又は行政に関して優れた識見を有する者のうちから、広域連合長が委嘱する。」とあります。この、いわゆる優れた識見を有する者とはどんな人が対象になるのか。
 それから、広域連合長が委嘱するということですが、基本的にどうしても広域連合長というのは行政の長ですので、行政を守るという立場から選定について不公正になりがちな傾向が私はあると思っております。この辺を不公平にならないように、やはり訴える住民の立場に立つ識見者も選ぶというような配慮が必要かと思いますけれども、委嘱に際して配慮をするような要綱とかそういったものを設ける用意があるのかどうか、その点について説明ください。
議長(二條孝夫君) 総務係長。
総務係長(宮本和紀君) 私の方から、第3条に規定します「法律又は行政に関して優れた識見」というのはどのような方かということでありますけれども、現在想定しておりますのは弁護士の方、また行政の分野に明るい大学の教授等を想定させていただいてございますが、今回、「置くことができる」ということで常設ということを考えておらないということでありますので、今後、状況を見ながら識見者について判断していきたいと考えております。
 また、規則に関しましては第7条におきまして、「運営に関し必要な事項は会長が審査会に諮って定める。」ということで、今後、規則についての内容につきましては審査会の中で検討していきたいと考えております。以上です。
議長(二條孝夫君)  大和幸久議員。
5番(大和幸久君) やはり当然複数になると思いますけれども、いわゆる行政側の立場で審査する者。それから、不服を申し立てた住民側の立場で審査する者。こういったものがバランス的にも公平がとれるような人選というものを保障することが私は大事だと思うのです。この条例の目的を達成するためにも、そういった保障ができるような位置づけというものを是非検討して実行していただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。
議長(二條孝夫君) 他にありますか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたしました。
 ただ今、議題となっております議案第3号は、総務常任委員会に付託いたします。
 続いて、議案第4号「北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 消防長。
  〔消防長(倉科孝志君)登壇〕
消防長(倉科孝志君) ただいま議題となりました議案第4号北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
 お手元に配布しました、議案説明資料15ページからの新旧対照表も併せてご覧ください。
 今回の改正は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が、施行後10年以上経過し、当初想定していなかった設備及び器具が流通してきたことから、それらへの対応を図るため、当該設備及び器具に係る可燃物との間に設けるべき火災予防上安全な距離に関する規定を整備するため、平成27年総務省令が交付され、基準となります国の火災予防条例(例)の一部が改正されたことから、北アルプス広域連合火災予防条例の一部、別表第3を改正するものです。なお、改正箇所が多岐にわたるため別表第3の全部を改めるものでございます。
 新旧対照表19ページ最下段から20ページ、また28ページをご覧ください。火を使用する設備及び器具の種類のうち厨房設備及び調理器具の項にグリドル付きコンロをグリル付きコンロと同じ項に追加するものです。また、JIS規格の表現を参考にドロップイン式という表現を組み込み型に改めるものでございます。
 同じく新旧対照表30ページ、31ページをご覧ください。火を使用する設備及び器具の種類のうち電気コンロ、電気レンジ、及び電磁誘導加熱式調理器を統合し電気調理用機器に改め、最大入力値5.8キロワット以下の調理器を追加するものです。また、コンロ部分の全部が電磁加熱式調理器である場合に限り、最大入力値を4.8キロワットから5.8キロワットに引き上げるものです。
 併せて、備考欄の注釈等の体制を整える改正を行うものです。
 今回の改正では、離隔距離そのものに変更はないことから、住民生活への影響はございません。
 附則で施行日は、平成28年4月1日としております。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第4号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第5号「北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました、議案第5号北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。
 お配りしてあります、議案説明資料の35ページから38ページの新旧対照表も併せてご覧ください。
 今回の改正は、平成28年4月施行の介護保険法の改正により、サービス区分に「地域密着型通所介護」が追加されました。これは、小規模のデイサービスが居宅介護サービスから地域密着型サービスに移行することからの改正で、新年度予算の中でもご説明を申し上げることとしております。
 このことに伴い、項ずれが生じたため所要の改正を行うもの、及びひだまりの家の行う認知症対応型共同生活介護事業について、事業及び利用対象者を追加するものでございます。
 主な改正点について、ご説明申し上げます。
 第1条は、虹の家の設置及び管理に関する条例で、説明資料35ページをご覧ください。本条例の第2条では法8条第27項を法8条第28項としております。36ページの第2条は、広域連合が指定する、地域密着型サービスの事業の人員、設備及び管理に関する基準を定める条例であり、それぞれ、該当する第8条から第10条までの下線部分の条項を1項ずつ繰り下げるものでございます。
 次に第3条は、ひだまりの家の設置及び、管理に関する条例であり、説明資料38ページをご覧ください。
 本条例の第3条で、ひだまりの家は、介護保険法第8条第19項に規定する要介護者の認知症対応型共同生活介護事業を行うとしておりましたが、項づれが生じますこと、それと新たに要支援と認定された方の利用を可能とすることにより、介護保険法に規定する介護予防認知症対応型共同生活介護事業を行うとしております。
 第5条は、ひだまりの家の利用対象者について、介護保険法の要介護・要支援の認定を受けた認知症の方、それから生活保護法による介護扶助を受けた認知症の方及び老人福祉法による措置を受けた認知症の方を加えるものでございます。
 このことにより、第1条の目的も併せて改めるものでございます。
 附則では、施行期日を平成28年4月1日からとするものでございます。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第5号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第6号「平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました、議案第6号平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算第6号について、提案理由の説明を申し上げます。
 今回の補正は、本議案の一般会計から議案11号までの特別会計について、決算見込みによる係数整理と市町村負担金の精査を目指しております。
 一般会計では、大きなものは、一般廃棄物処理施設建設工事費の実績見込みによる減が主なものでございます。
 1ページをご覧ください。
 第1条でございます。歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億6,124万7千円を減額し、総額を14億7,173万7千円とするものでございます。
 第2項の第1表、歳入歳出予算補正は、2ページから3ページに記載してございますが、個別にご説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 第2条、第2表、債務負担行為の補正、第3条、第3表、地方債の補正につきましては、4ページ、5ページをご覧ください。
 第2表、債務負担行為の補正は、一般廃棄物処理施設建設事業の施工年度を変更したことにより、期間を平成30年度までに変更したものであり、限度額に変更はございません。
 第3表、地方債の補正の一般廃棄物処理事業では、これまで白馬村分の起債を広域連合で借り入れすることとしておりましたが、大町市、小谷村と同様に白馬村が借り入れをしていただくことに変更したことにより、限度額を0としております。
 次に、消防施設整備事業は、高規格救急車の購入に係る起債であり、起債申請にあたり起債対象額が変更になったことから、限度額を90万円減じ、2,430万円とするものでございます。
 10ページ、11ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1市町村負担金1億6,597万4千円の減は、ごみ処理広域化推進費では、一般廃棄物処理施設建設事業の日程変更によるもの、土木事業費では、受託事業の一部が市町村での事業が28年度への繰越とされたことによる減が主なものでございます。
 また、介護保険事業負担金11万5千円の増は、低所得者保険料軽減負担金であり、軽減対象となる第1階層の人数が増加したことにより増額するものでございます。
 款6、項1、目1土木事業費90万7千円の減は、まず、節7賃金では、月額臨時の土木技師が1名12月に退職したことにより減額をし、節1報酬では、その補充として週3日程お手伝いをお願いする土木技師の報酬を1名分計上しております。
 款7、項1、目1公債費元金及び目2公債費利子は、いずれも大北福祉会館耐震補強等実施設計に係わる起債返済計画の確定による増減でございます。
 款8予備費671万8千円の増は、歳入歳出の調整によるものでございます。
 20ページから22ページにかけましては、給与費明細書。23ページは、項目ごとの市町村負担金の集計表としております。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第6号は、各常任委員会に付託いたします。
 次に議案第7号「平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) 議案第7号平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算第1号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ13万8千円を追加し、総額を3,628万5千円とするものでございます。
 8、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1利子及び配当金9万2千円の増は、ふるさと市町村圏基金利子収入の増であり、今年度積立予定の基金利息を当初0.2パーセントと見込んでおりましたが、0.3パーセントから0.45パーセントとなったことによるものでございます。
 款3繰越金4万6千円の増は、前年度の決算繰越金の確定によるものであります。
 10、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1活動事業費1万5千円の減は、節11需用費の印刷製本費の入札差金が主なものでございます。
 款2予備費15万3千円の増は、歳入歳出の調整でございます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第7号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第8号「平成27年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第8号平成27年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ483万3千円を減額し、総額を2億7,611万6千円とするものでございます。
 8、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1入所療養介護費収入120万円の増はリハビリ実施加算の増額、項2、目1予防短期入所療養介護費収入28万円の増額は実績見込みによるものでございます。
 項2、目2通所リハビリテーション費収入60万円の減額は、通所者の平均介護度の低下などによるものでございます。
 予防通所リハビリテーション費収入200万円の減額は、介護報酬改定により見込んだものを実績に合わせて減額するものであります。
 項3、目1入所施設利用料収入70万円の減額は、減免の利用者が当初予算よりも増加したものなどによるものでございます。
 通所リハビリテーション施設利用料収入40万円の増額は、規定単位数を超え、実費精算などの実績見込みなどによるものでございます。
 項4、目1特定入所者介護サービス費収入40万円の増額は、実績見込みによるものです。
 款6、項1、目1虹の家事業基金繰入金378万の減額は、歳出の減額に伴い基金繰入金を2,960万円から2,582万円に減額したものであります。
 10、11ページの歳出をお願いします。
 款1、項1、目1介護老人保健施設事業費、節2給料40万6千円、節3職員手当60万円、節4共済費130万円の減額は育休に伴う日割り支給及び給料支給額変更に伴うものでございます。
 節7賃金110万円の増額は、産休、育休代替えの臨時職員によるものであります。
 節11需用費、燃料費200万円の減額は燃料単価の見直しによるものでございます。修繕費40万円の増額、賄材料費50万円の減額は実績見込みによるものです。
 節15工事費の164万1千円の減額は、ナースコール設備入替工事の入札差金によるものでございます。
 節18備品購入費5万円の増額は、寄付金にて歩行器を購入させていただくために増額しております。
 12、13ページは、給与費明細書となっております。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君)  説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第8号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第9号「平成27年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第9号平成27年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ7,203万4千円を減額し、総額を64億4,418万1千円とするものでございます。
 8、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1第1号被保険者保険料の増は、節1現年分特別徴収保険料であり、年金から天引きによる保険料収入を1千万円の増としたものでございます。
 以下、款2分担金及び負担金から款6、項1、目1県負担金介護給付費負担金までにつきましては、保険給付費見込額が9,893万8千円の減となりましたことから法定負担分の減額、それから交付内示によるものでございます。
 項2、目1県補助金介護保険事業費補助金は、社会福祉法人等が行う利用者軽減に係る補助対象額の減に伴い86万円の減、款7財産収入につきましては、給付準備基金の預金利子の増でございます。
 款9、項4、目1第三者納付金の59万1千円は、交通事故を原因とした介護サービスの利用に対して、事故保険金からの損害賠償金を保険給付費に充当するもの、款10繰入金につきましては、低所得者保険料軽減分に係る一般会計繰入金でございます。
 10、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1一般管理費229万1千円の減の主なものは、介護休暇等の取得による給料等の減であります。
 項3、目1介護認定審査会費では、節1報酬64万7千円の減は、審査会開催回数の減などによるものであります。
 目2認定調査等費では、節7賃金65万円の減は、認定調査員の欠員が補充できなかったことによるものでございます。
 款2保険給付費につきましては、今年度9か月分の給付実績と残り3か月分の見込みにより、各目において増減しております。
 款2、項1、目1居宅介護サービス給付費は、要介護の方が在宅で利用します訪問介護やデイサービスにかかる給付でありますが、秋口以降の利用に伸びが見られ、1,362万円の増となります。
 次に、12、13ページをご覧ください。
 款2、項1、目3地域密着型介護サービス給付費は、要介護の方の、認知症対応型デイサービス、グループホーム、小規模多機能型居宅介護の利用にかかる給付で、1,295万6千円の減としております。
 次に、14、15ページをご覧ください。
 款2、項1、目5施設介護サービス給付費3,310万8千円の減は、介護報酬の改定や、施設利用者の介護度の軽度化によるものであります。
 16ページ、17ページをご覧ください。
 款2、項1、目7居宅介護福祉用具購入費、目8居宅介護住宅改修費、目9居宅介護サービス計画給付費については、軽度認定者の割合が増加し、中・重度認定者が見込みよりも増えなかったことなどにより、減となっております。
 18、19ページをご覧ください。
 款2、項2、目1介護予防サービス給付費は、要支援の方が在宅で利用します、訪問介護やデイサービスなどでありますが、介護報酬の改定により3,648万円3千円の減としております。
 22、23ページをご覧ください。
 款2、項2、目6介護予防住宅改修費、目7介護予防サービス計画給付費は、要支援認定者の増加に伴うサービス利用の増によるものです。
 少し飛びますが、28、29ページをご覧ください。
 款2、項6、目1特定入所者介護サービス費1,090万1千円の減は、低所得者の方で施設サービスやショートステイを利用した時にかかる、食費と居住費の自己負担を補足するための給付であり、施設サービス給付の減と連動しているものでございます。
 30、31ページをご覧ください。
 款3、項1、目1給付準備基金積立金2,530万8千円の増は、保険給付費の減による保険料積立と預金利子となっております。事業計画第1年度である今年度では、今後2年間に充当をする予定の積立となっております。
 款6、項1、目1予備費は、歳入歳出の調整であり、28年度予算に計上する繰越金の額に合わせております。
 32ページからは、給与費明細書であり、35ページは、市町村負担金一覧表でございます。
 以上ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第9号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第10号「平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第10号平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算第1号について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出の予算の総額にそれぞれ62万6千円を追加し、総額を1,731万6千円とするものでございます。
 8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1衛生使用料79万3千円の減は、受診者数の見込みにより減額するものでございます。
 款3、項1、目1繰越金5万7千円の増は、平成26年度からの決算繰越金でございます。
 款5、項1、目1衛生費県補助金136万円の増は、県補助金の内示によるものでございます。
 10ページ、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1診療管理費10万円の減は、今後の事業費見込みにより節11需用費で医薬材料費を減額するものでございます。
 款2予備費72万6千円の増は、歳入歳出の調整でございます。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第10号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第11号「平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計補正予算(第4号)」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第11号平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等特別会計補正予算第4号について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出の総額から176万7千円を減額し、総額を2億3,843万6千円とするものでございます。
 8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1鹿島荘負担金320万円の減は、市町村からの運営費負担金を歳出予算減額により350万円、生活短期宿泊事業負担金を利用者の減により80万円減額し、老人保護措置費を障害者加算対象者の増により110万円増額するものでございます。
 款2、項1、目1ひだまりの家収入32万8千円の増は、介護保険給付費及び介護保険自己負担金の増額によるものでございます。
 款6、項1、目1鹿島荘寄付金112万2千円の増は、11月定例議会でご報告申し上げました金森建設株式会社からの、会社設立60周年記念として広域連合福祉事業に対し賜りました100万円の寄付金について、広域連合では鹿島荘入所者のための洗濯用大型乾燥機が、購入後16年が経過して老朽化が進み修理しながら使用しておりましたことから、この更新に充てさせていただくこととし、議案第17号での平成28年度予算で提案をしております。
 款8、項1、目1県補助金2万2千円の減額は、太陽光発電設置事業の実施設計事業費の確定により減額するものでございます。
 10ページ、11ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1管理費165万1千円減は、節4共済費は臨時職員の社会保険料・雇用保険料の減、節7賃金は臨時職員の時間外勤務賃金の減、節11需用費は消耗品費・燃料費の減、節12役務費は手数料の職員検診料ほかの減、節14使用料及び賃借料はコピー機使用料の減額とし、節12役務費の通信運搬費を増額するものでございます。
 目2生活費265万円の減は、節11需用費では入所者利用に係る消耗品費、燃料費の灯油代、賄材料費の減、節12役務費はシーツ等洗濯手数料を減額とするものでございます。
 項2、目1ひだまりの家管理費60万円の減では、節7賃金は臨時職員の時間外勤務賃金ほかの減、節12役務費は通信運搬費、手数料の職員検診料の減、節14使用料及び賃借料はコピー機使用料を減額し、節11需用費では光熱水費の電気料・水道料を増額するものでございます。
 款3予備費は、歳入歳出の調整を行うものでございます。
 14ページは市町村負担金の明細でございます。
 以上ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第11号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 日程第5の途中でありますが、ここで11時25分まで休憩といたします。
休憩  午前11時11分
再開  午前11時25分
議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、議案第12号「平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第12号平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を37億293万9千円とするものでございます。
 第2項の第1表歳入歳出予算は、2ページから3ページに記載してございますが、個別にご説明を申し上げますので、ここでの説明は省略させていただきます。
 次に、第2条、第2表地方債につきましては、4ページをご覧下さい。
 緊急防災・減災事業で、大北福祉会館耐震補強工事に係わるものと、消防本部に設置してあります長野県防災行政無線更新事業に係るものであり、元利償還に対し70パーセントの交付税措置がある起債となっております。
 5ページの歳入歳出予算事項別明細書をご覧ください。最下段でございますが、新年度は、前年度と比較して20億3,771万2千円、122.4パーセントの増となっており、これは、一般廃棄物処理施設建設工事などによるものでございます。
 8、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1市町村負担金29億3,193万8千円は、広域連合の経常経費、ごみ処理広域化推進費、常備消防費などが主なものでございます。
 目2他団体負担金2,091万円は、大北福祉会館内に事務所を有する3団体からの光熱水費等に係わる負担金と、北安曇教育会では大北福祉会館耐震・大規模改修事業に対する負担金1,950万円をお願いするものであり、大北福祉会館は建設当初に北安曇教育会の負担をいただき、北安曇教育会館の機能も併せ持っておりますことから、事務所や会議室の利用状況等によりご負担をお願いするものでございます。
 款3、項1、目1循環型社会形成推進交付金5億9,842万2千円は、一般廃棄物処理施設建設事業に係わる基準額の3分の1を見込んでおります。
 項2、目1低所得者保険料軽減負担金493万1千円及び、款4、項2、目1低所得者保険料軽減負担金246万6千円は、介護保険事業での低所得者の保険料軽減分に対する公費負担として986万2千円を見込み、国がその2分の1を、県及び市町村がそれぞれ4分の1を負担し、介護保険事業特別会計に繰り出すものでございます。
 款6、項2、目1ふるさと市町村圏事業特別会計繰入金1億円は、大北福祉会館耐震・大規模改修事業の市町村負担を軽減するため、ふるさと市町村圏基金の一部を取崩し、財源とするものでございます。
 款8、項1、目1雑入1,085万4千円は、節2消防費雑入では、派遣職員給与費等繰入金の長期は、県消防防災航空隊へ2年間、短期は、県消防学校へ教官として2か月、それぞれ1名を派遣することから、人件費相当分が県より支払われるものです。
 その下、県市町村振興協会補助金は、県防災行政無線更新事業に係わる広域連合負担分の10分の3を補助金として見込んでおります。
 款9連合債では、衛生債は、前年度当初予算では一般廃棄物処理事業に係わる起債を予定しておりましたが、補正予算にもありましたとおり、白馬村分の起債を白馬村で起こしていただくことになりましたことにより、皆減としております。
 12、13ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1議会費82万円は、定例会4回の開催に伴う経費でございます。
 款2、項1、目1一般管理費6,895万5千円は、節1報酬では監査委員2名分、選挙管理委員会委員4名分、節2給料および節3職員手当等では、職員6名分であり、その他事務の執行に係わる経費を計上しております。
 節13委託料では、14、15ページをご覧ください。
統一的な基準による財務書類を平成29年度までに全ての地方公共団体が作成すること、また、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画、いわゆる公共施設等総合管理計画の作成も国より要請があることから、公共施設等総合管理計画及び固定資産台帳整備に係わる経費を計上しております。なお、いずれの業務に対しても特別交付税が措置されるものであります。
 目2財産管理費1億4,401万5千円は、節15工事請負費の大北福祉会館耐震・大規模改修工事、節13委託料では施工監理業務。17ページになりますが、節22補償補填及び賠償金では、会館利用者の駐車場を確保するため、現在西側にございます広域連合及び大北社会福祉事業協会の車庫を撤去する計画であり、事業協会の車庫除却に伴う補償費でございます。
 目3情報化推進費8,658万3千円は、それぞれのシステムを、広域連合を含む6団体で共同利用するために必要な経費であり、節19負担金補助及び交付金では、主要な機器を大町市総合情報センターに設置するための施設使用料、機器管理、電気料など、大町市へのハウジングに係る維持的経費でございます。
 目4観光振興費651万3千円は、平成29年7月から9月にかけてJRの大型観光キャンペーンであります信州デスティネーションキャンペーンが、「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに長野県において開催されることとなりました。このためプレDCとなる28年度においてJRを利用した効果的な観光PR事業を展開するための事業費となっており、節11需用費では、観光PRポスターの作成、節12役務費では、JR中央線特急車両内への観光ポスター掲示にかかる経費を、節19負担金補助及び交付金では、マスコミ等への観光誘客活動に係る事業負担金をそれぞれ計上しております。
 目5企画費22万2千円は、新たな広域連携の取組みとして4分野13事業のうち、圏域マネジメント能力の強化として、広域連合が実施主体となり実施します広域連携や地域づくり全般に関わる合同職員調査研究事業として、年2回程度の研修会等の経費として、節8報償費では講師謝礼を、節14使用料及び賃借料では視察等に係る高速道路使用料ほかを計上しております。
 18、19ページをご覧ください。
 款3、項1、目1福祉施設等建設事業費1,762万円は、節19負担金補助及び交付金では、認知症グループホーム建設費に対する補助金であり、設計監理費及び本体工事の5パーセントを補助するものでございます。公募により決定したNPO法人北アルプスの風を対象者として予定しております。
 節28繰出金は、特別養護老人ホーム高瀬荘、ライフ、白嶺への補助事業に係わるふるさと市町村圏基金からの借入金の償還をふるさと市町村圏事業特別会計へ繰り出すものでございます。
 目3障害支援区分認定審査会費117万2千円は、審査会運営に係る経費であり、節1報酬では審査会委員5名分の人件費が主なものでございます。
 目4高齢者福祉費986万4千円は、介護保険事業での低所得者の保険料軽減分に対する公費負担分を、介護保険事業特別会計へ繰出すものでございます。
 障害者相談支援事業費につきましては、連携協約に基づく5市町村の連携事業に移行することから、廃目としております。
 款4、項1、目1葬祭場費2,152万1千円では、21ページをご覧ください。
 節13委託料の葬祭場指定管理委託料は、25、26年度の実績及び27年度の見込みから指定管理者との協議から27年度に比べて2万1千円の減額としております。また、節15工事請負費では、劣化しております4炉ある火葬炉を年次計画で1炉ずつ耐火煉瓦の積替え等を行っておりますが、28年度では4炉目となる動物炉を予定するものでございます。
 目2ごみ処理広域化推進費23億267万円は、節1報酬は嘱託専門員1名、節2給料から節4共済費は職員2名分の人件費でございます。27年度では、職員2名分のうち1名分は、土木振興係との兼務としておりましたが、28年度では専任としております。
 節13委託料は、施設建設監理業務などの委託料、節15工事請負費は、一般廃棄物処理施設の建設工事費、節19負担金補助及び交付金では、県職員派遣負担金で、引き続き化学知識の専門家として県職員1名を自治法派遣でお願いするものでございます。
 項2、目1保健衛生費3,662万9千円では、23ページをお願いたします。
 節13委託料の在宅当番医制事業と在宅歯科当番医制事業を大北医師会と大北歯科医師会へそれぞれ委託するものでございます。
 節19負担金補助及び交付金の病院群輪番制事業運営費補助金は、夜間、土曜日、休日の2次救急医療の診療業務をあづみ病院と大町総合病院にお願いするものでございます。
 款5、項1、目1常備消防費8億6,074万円では、節2給料から節4共済費は、職員93名分の人件費に係るものでございます。定数条例の特例により、消防防災航空隊及び消防学校初任教育派遣職員分の4名を含めた職員数となります。
 節11需用費の消耗品費では、主なものは職員被服貸与品、救急・救助関係消耗品、車両関係並びに事務用消耗品であります。
 節13委託料では、高機能通信指令システム及び消防救急デジタル無線設備の保守点検業務の他、25ページをご覧ください。
 消防本部庁舎の外壁打診調査業務及び消防本部庁舎本館の防水塗装工事の設計業務にかかるもの、また、新たに外国人からの119番通報に対応ため多言語119番通報通訳委託料を計上しております。
 節15工事請負費では、消防本部庁舎の本館部分の塗装防水工事を行うものでございます。
 節18備品購入費では、大町署の査察広報車更新が主なものでございます。
 節19負担金補助及び交付金関係では、県防災行政無線設備更新事業負担金及び救急救命士養成に係る入校負担金が主なものでございます。
 款6、項1、目1土木事業費4,591万9千円では、地震災害対応として、27年度の職員は、施設整備推進係との兼務を併せて3名と事務補助1名でしたが、職員は2名とし、臨時職員の土木技師を2名専任化し、専任4名体制で地震災害復旧工事の支援にあたることとしております。
 節25積立金は、市町村の土木事業で前年度からの繰越事業により市町村負担金の増額に伴い、土木事業基金に積立てるものでございます。
 款7、項1公債費8,292万8千円は、説明欄記載の事業により借り入れた起債の償還であります。
 款8予備費1,672万1千円は、大北福祉会館耐震・大規模改修事業など、不測の事態に対応するため、397万1千円の増となっております。
 28ページから32ページまでは給与費明細書でございます。
 33ページは市町村負担金の目的別一覧でございます。
 以上、主なものにつきましてご説明をいたしましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) 3点ほど伺いたいと思います。
 1点目は、総務費一般管理費の関係かと思いますけれども、北アルプス広域連合は広域連合長牛越徹名で「信濃大町食とアートの回廊実行委員会」に入会申込書を出してあります。これについて、広域連合の理事者会等ではどのような協議をして決定されているのか、協議の経過を説明いただきたいと思います。
 それから、16ページの企画費の関係ですけれども、ここでいわゆる広域連携について勉強会等をやっていくというようなことで今年からこの事業の取り組みが始まるわけですけれども、前議会でも指摘しましたけれど、地方創生会議においてはこの大北地域は国の想定の圏外になっていると、この対応をどうするかという質問をしました。その中で、県としても対応をしていくというような回答があったかと思いますけれども、具体的にはどんな取り組みが今年度の予算の中ではされる予定なのか。また、国の支援から外れるわけですけれども、そういった支援に代わるものとして何らかのものが考えられているのかどうか、この点について説明いただきたいと思います。
 3点目は、先ほど言いましたごみ処理建設費落札に関係する問題ですけれども、先ほど行われました特別委員会では、今回の事態、いわゆる最低制限価格と1社の落札額が全く同額であったという事実に関して、広域連合では驚きを持ったということから、一般廃棄物処理施設建設工事契約入札に係る調査会を設けて調査をするという説明がありました。
 この、いわゆる最低制限価格と1業者の落札額が同一であったことが、どういう問題意識があるのか改めて伺っておきたいと思います。特別委員会で、いわゆる官製談合という疑義が出てくるのではないかという指摘に対して、明快な回答がありませんでしたので改めてそういった認識があるのかどうか回答をお願いしたいと思います。
 それから、この調査対象者に広域連合長が入っていません。また、その調査する担当者は広域連合の選定委員会。正副委員長、大町市の吉澤副市長、小谷村の荻澤副村長とういう担当者だという説明がありましたけれども、広域連合長が調査の対象者になっていません。これの調査を今後する用意があるのかどうか。
 また、この広域連合長等を調査する場合には、今の調査担当者というのは広域連合長が上位にあって任命する立場にありますから、調査者としては不適切であり、私はいわゆる部外者、全く利害関係のない弁護士等、複数の弁護士等の調査委員会を立ち上げて厳正に調査をすべきだと思いますけれども、こういったことを検討する用意があるのかどうか説明いただきたいと思います。以上です。
議長(二條孝夫君) 答弁を求めます。
 所長。
所長(宮坂佳宏君) 食とアートの回廊実行委員会への参加についてのご質問にお答えさせていただきます。
 まず、食とアートの回廊の事業につきましては、大町市が大町市全体を1つのステージとして事業を行おうとするものでございますが、将来に渡っては大北地域全体を1つのエリアとして取り組んでいくことも念頭に置いて、まず大町から始めるというように私は理解をしております。そのような中で、広域連合も参加をするということは将来に渡っての事業展開に際して、関わりを持っていくということは重要なことと考えます。
 また、そのようなことも踏まえて直接的なもので言いますと、源汲地区に建設を予定しておりますごみ処理施設の整備に関して、あの周辺地域も1つのステージとして実行委員会に事業を行おうという計画もあるところでございますので、そのような中で広域連合が関わりを持つということでありますし、またそのことについては、どういう人にこんなことを考えたいということについては、正副連合長会議等においても協議し承認をいただいたものであります。
議長(二條孝夫君) 総務課長。
総務課長(山田明子君) 2点目の企画費の広域連携の関係でございますが、今回、北アルプス連携自立圏を形成して5市町村また広域連合も一緒になって取り組みをしていくという中で、役割分担の協議の中で、調査研究につきましては広域連合の事業として行いながら、5市町村と連携をしていくというような形になっております。
 また、国の制度の対象外であるという部分についての県としての対応というようなことでございますが、県の方でも県の総合戦略の中でも、制度の対象とならない地域に対しても支援をしていくというようなことが謳われておりまして、現在、今年度の補正予算事業で、国の地方創生の加速化交付金を活用する事業ということで、県の方で国の支援制度の対象とならない地域に対して支援をするということで、たぶん本日、県の方も開会されている県議会の方に予算が上程されているというように聞いております。それは、市町村に対する助成ということでありまして、この地域が自ら取り組むものに対して県としても財政的に支援をするということ。
 また、現在、専門部会を広域連合の中に設置をして具体的な取り組みについて検討をしておりますが、そこの中に、県の地方事務所等の現地機関の皆さんにも一緒に入っていただいてご助言等いただくような形で県の支援をいただきながら、事業については検討しているということでございます。
議長(二條孝夫君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) 次に、ごみ処理施設の入札についてのご質問にお答えいたします。
 まず1点は、こちらが設定した最低制限価格と入札額が同一であったということでございます。官製談合という発言もありましたが、私どもとすれば、最低制限価格以上であれば落札可能というように入札の条件を設定してございます。ですので、同額ならばいけないということではないということ。しかし、同額ということについて、それをもってすぐに契約に踏み込んでいいかどうか少し調べた上で、前に進むことを決断するか否かを判断する材料として調査会において調査を行うとするものでございます。
 そのようなことから、現在、契約に足を踏み出すかどうかの判断のための調査を行っているということで、特段、第三者機関等を立ち上げるということは考えておりません。以上です。  
議長(二條孝夫君) 大和幸久議員。
5番(大和幸久君) はじめに、広域連合が食とアートの回廊への入会を申し込んでいるという件ですけれども、まず1点目は、広域連合の理事者会で正式に検討されているのでしょうか。この点、ちょっとあいまいでした。いつ、どのような経過でこれを承認・決定しているのか、経過を説明ください。
 それから、この実行委員会というのは負担金を持って構成する団体でありまして、例えば、将来的にこういった加入団体が負担金を求められる場合があります。そういったリスク等も、その理事者会では検討されているのか。
 また、実行委員会が運営されていく中で、赤字が生じたような場合にはそういったリスクも、負担が生じてくるというようなリスクもあるかと思いますけれども、そういった点について理事者会ではどのような検討をされて、良しと判断したのか経過を説明いただきたいと思います。
 それから、地方創生の関係ですけれども、基本的には、こういったカバーできないところは県がカバーするということはありがたいことだし、一方では当然のことかと思いますけれども、ただ気になりますのは、国が進めている地方創生の中で、長野県でも都市計画ビジョン等計画しているようです。この中では、いわゆる立地適正化計画を策定する市町村を選定していくと。
 この立地適正化計画の具体的な内容というのは、地方の中心部分に都市機能誘導区域を定めて、周辺のところからそこへの誘導を進めていくと。いわゆる選択と集中と。周辺は切り捨てていきますよという国の方針に基づいたものであるかと思いますけれども、こういった方向を進めるための助成金では、私は地方創生にはならないと思うわけでして、具体的には県では大町地域の連携に関してどのような見解を持っているのか。
 それからもう1点は、公共施設等の最適化事業、これにはお金を出しますと。いわゆる、先ほど公共施設の計画等立てるという説明がありましたけれども、具体的にはこういったものを無くしていくものには補助金を出すというのが国の方針なんですけれども、そういった前提となる計画づくりになるのかどうか。今後、地方創生の中で国の狙いというのは、こういったものが本当の狙いであるということからしますと、この方向で補助金をもらって進めても、この大北地域の地方創生には結び付かない、逆の方向に行くのではないかという危惧があるわけですけれども、この点については本年、予算の中ではどのような方針で進めようとしているのか改めて説明いただきたいと思います。
 それから、ごみ処理広域化の入札関係ですけれども、広域連合長の調査は当然しなければいけないし、この調査に下部の職員が当たることはできませんので、やるつもりはな
いという先ほどの回答でしたが、これはやらないとこういった疑惑は晴らせない、こういう課題だと思います。改めてこの点には、広域連合長の見解を伺っておきたいと思います。
議長(二條孝夫君) 所長。
所長(宮坂佳宏君) 私からまず、3点のご質問についてでございますけれども、最初のAIRについて広域連合内の協議については先ほどご説明申し上げました。しかし、今回の予算にはAIRに係るものは一切載っていないところでございます。ですので、AIRとの関わりにについてここで答弁することは差し控えたいと思います。
 次に、広域連携の関係で公共施設の管理等についてということでございますけれども、特段、施設を減らすということを目的として計画を作るとは認識しておりません。
 限られた財源で、私どもに預からせていただいております広域連合の施設について、大切に管理していかなければいけない、計画的に修繕をしていかなければいけない、そういうことについて検討するための予算であるというように考えているところでございます。
 ごみ処理につきましては、先ほども答弁したとおりでございます。
議長(二條孝夫君) 総務課長。
総務課長(山田明子君) 先ほどの広域連携の関係で、今回の県の補助金が地方創生には結びつかないのではないかというようなご質問があったかと思います。今回の県の補助金の対象とするものといたしましては、県も総合戦略を定めている中で県の総合戦略の実現に結びつく、結婚、子育てであるとか、移住交流、広域観光とか医療、福祉といったような分野について、私どもの地域で作った連携ビジョンに基づく事業について補助をするということだと聞いておりますので、そういう意味では地方創生として総合戦略を県も市町村も定めている中の事業について、お互いに進めていくという趣旨のものであると認識をしております。
議長(二條孝夫君) 連合長。
広域連合長(牛越徹君) 2点についてお答えを申し上げます。
 まず1つは、国際芸術祭「食とアートの回廊」につきまして、広域連合内でどのような協議が行われたのかということでございます。先ほど所長からの答弁にもありましたとおり、広域で進めております一般廃棄物処理施設の周辺に、作品が展示される可能性があるという時点で、その構想案について正副連合長会議で説明がありました。それに併せて、全体像についても触れたかと思います。そうした中で、決定とか議決という方法をとらずに了承をいただいたところでございます。実行委員会の加入についても、同様に公益的な観点から事務局において参加を表明したということだと思いますし、また、これは広域連合のいわゆる広域的な観光振興は広域連合の事務でありますので、そうした観点に照らし参加することが適当と判断したものと考えております。
 同時に、現在、食とアートの実行委員会におきましては、構成団体に特段負担金を求めるという方針はございませんし、また、規約においてもそのように定めていないものと承知しております。今後、議員ご指摘のように多大な負担金が求められるようであれば、改めて正式な決定を経て必要であれば予算措置、必要でなければ予算措置をしないということになろうかと考えております。
 また、2点目のご質問の入札に関する調査会の業務に関してですけれども、広域連合内に設けました調査会で述べる以上に、私がこうした本会議、議場で公式に述べた方が、はるかに公信力が増すものと考え、先ほどごみ処理特別委員会で述べたのと同様に本会議においても、私自身は一切情報の漏えいということには関わっておりませんし、私自身、信義公正を旨として職務に精励しているところでございます。この点はご理解をいただきたいと存じます。
議長(二條孝夫君) 他にありますか。
 佐藤節子議員。
13番(佐藤節子君) お願いします。ページは25ページになります。1番上のところで、今回初めてお伺いした、多言語119番通報の通訳委託料ということであげられてありますが、現状とかあるいは必要性について、もう少し詳しくご説明願えればありがたいです。
議長(二條孝夫君) 通信指令室長。
通信指令室長(佐藤静雄君) 多言語119番通報通訳委託料についてのご質問にお答えいたします。
 昨年度、北部消防署の救急出場について申し上げますと、一昨年12月から昨年の3月の冬だけを見ますと438件の救急がありまして、そのうち47人の外国人の搬送がありました。10.73パーセントが外国人ということで搬送した経過がございます。また、この1月につきましては、5人運べば1人は外国人というぐらいの人数を搬送している経過がございます。119番の通報時だけではく、現場の救急隊の活動にも考慮いたしまして、民間通訳会社と連携をする中でコミュニケーションが図れますように、昨年の2月18日から無償で民間の通訳会社と試験運用をさせていただいております。すでに24回の実績がございまして、救急隊からもその効果が評価されているところでございます。
 昨年の9月17日の信濃毎日新聞によりますと、県内の外国人の宿泊客46万人で3年連続増加、1999年以降最も多く15年前の約10倍ということで、うち白馬村が最多で28.4パーセント増という記事が載っていたところでございます。今後、外国人が経営する宿泊施設も年々増えている状況でございまして、予防査察等でも使わせていただくというようなところで期待をしているところでございます。今後、東京オリンピックの開催もありまして管内への入込みも予想されますことから、この通訳は5か国語に対応させていただいております。また、通訳者は上級の救命講習を受講しておりまして、救急業務にも精通しているということでございまして、そのようなことで外国人対応の通訳をお願いするものでございます。以上です。
議長(二條孝夫君) 他にありますか。
 お諮りいたします。この辺で質疑を終結することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第12号は、各常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第13号「平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただ今議題となりました、議案第13号平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,537万4千円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書をご覧ください。最下段ですが、新年度予算は、前年度と比較しまして9,922万7千円、274.5パーセントの増となっております。増額の要因は、繰入金の増が主なものでございます。
 8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1利子及び配当金186万4千円は、ふるさと市町村圏基金の利子収入です。減額の要因は、預金利率の減によるものでございます。
 款2、項1、目1一般会計繰入金1,532万円は、福祉施設等建設事業分、目2老人福祉施設等事業特別会計繰入金1,392万6千円は、鹿島荘改築事業分のそれぞれ町村への貸付元金及び利子の繰入金です。
 款2、項2、目1基金繰入金1億円は、大北福祉会館耐震・大規模改修事業の財源とするため、ふるさと市町村圏基金から取崩し繰入れるものでございます。
 款3繰越金417万4千円は、前年度繰越金であります。
 款4諸収入9万円は、広域連合のホームページへの広告掲載料です。
 款1、項1、目1活動事業費1億310万1千円は、節11需用費の印刷製本費では、広域連合広報紙「北アルプス遊・交・学」、年間4回発行に伴う経費。
 節19負担金補助及び交付金は、ふるさと市町村圏事業補助金として、各市町村のイベント実行委員会等への活動補助を行うものでございます。
 節28繰出金は、先ほどご説明いたしました歳入の基金繰入金1億円を大北福祉会館耐震・大規模改修事業に財源充当するため一般会計へ繰出すものでございます。
 目2積立基金費2,907万7千円は、節25積立金であり、町村に貸付いたしました福祉施設等建設事業分及び鹿島荘改築事業分の元金分を基金に積立てるものでございます。
 款2予備費では、319万6千円を計上しております。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
ただ今、議題となっております議案第13号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第14号「平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第14号平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を2億7,787万円3千円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算の事項別明細書をご覧ください。
 最下欄でございます。新年度予算額は、前年度比で106万3千円、0.4パーセントの増となっています。
 8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1入所療養介護費収入1億3,469万円は、施設入所の保険給付で、入所療養介護で平均介護度を2.7、療養室利用率を93.5パーセント、1日当たり42.1人を見込み、項2、目1短期入所療養介護費収入1,484万9千円では、短期入所による保険給付で、平均介護度を同様に2.7、利用率は88.0パーセント、1日当たり4.4人を見込み、併せて1日当たり46.5人、50床の93パーセントの稼働率としております。
 目2、通所リハビリテーション費収入3,166万1千円は、通所リハビリテーション利用での保険給付で、利用率90パーセント、1日当たり18.4人を見込んでおります。
 項3、目1施設利用料収入4,588万2千円は、各サービスの利用者負担で、介護保険の負担分と食費・居住費・日用品代等であります。
 項4、目1特定入所者介護サービス費収入797万2千円は、低所得者への食費・居住費の負担限度額に対する補足給付費でございます。
 10、11ページですが、款6、項1、目1虹の家事業基金繰入金は、冷温水機発生設備の入替工事に充てるため等で3,317万円を基金から繰り入れるとしております。
 12、13ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1介護老人保健施設事業2億7,595万7千円となっております。
 節1から節4は、職員14人分の人件費などで、節1報酬では、新たに虹の家での経営改善の検討をすすめるため、介護老人保健施設運営検討会委員報酬を外部有識者5名分、4回分として7万2千円を計上しております。
 節7賃金は臨時職員によるもので、看護師3人、看護補助員13人、業務員1人、送迎運転手2名分であります。
 前年度予算より増額している主な内容でございますが、28年度は送迎運転手業務を委託料から労働者派遣費用に切り替えて賃金としております。併せて相談員業務の充実化を図るため、送迎運転手を1名増員及び介護に係る臨時職員の時間給を改定したためでございます。
 節11需用費は、消耗品費、燃料・光熱水費、修繕料、賄材料費などであります。燃料単価の減などで前年度よりも190万円余の減額をしております。
 節12役務費は、通信運搬費、手数料、保険料であります。
 節13委託料は、市立大町総合病院への施設運営委託と給食提供委託などで、施設運営委託では、医師1人、看護師6人、理学療法士2人分の人件費などであります。
 14、15ページ、節15工事請負費1,620万円は、開設当初に設置した冷温水機発生設備が、耐用年数を経過し故障等への対応が困難な状況にあるため、設備更新による安定した施設運営を図るため入替工事費を計上しました。
 款2予備費は、191万6千円としております。
 以上、ご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第14号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 日程第5の途中でありますが、ここで昼食のため1時ちょうどまで休憩といたします。
休憩  午後0時11分
再開  午後1時   
議長(二條孝夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 議案第15号「平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第15号平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を66億3,240万3千円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書、最下段をご覧ください。新年度は、前年度と比較して7,070万円、1.1パーセントの増となっております。
 8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1第1号被保険者保険料13億2,113万4千円は、65歳以上の方の保険料で、所得階層区分ごとに説明欄のように見込んでおります。
 節1現年度分特別徴収は、年金年額が18万円以上の年金受給者からの天引きにより納めていただく保険料で、節2現年度分普通徴収は、年金の年額が18万円未満の方や年度途中で65歳に到達をされる方などでございます。納付書や口座振替等によって納めていただく保険料でございます。節3滞納繰越分は、収納率を9パーセントとしております。
 款2、項1、目1市町村負担金9億7,456万3千円、前年比1.1パーセントの減となっておりますが、前年度に介護保険システム更新費用を計上したことにより、総務費が減少したことによるものでございます。
 款4国庫支出金以下、10ページの款6県支出金、項1、目1介護給付費負担金までは、保険給付に伴う法定負担分であり、説明欄に記載の割合でございます。
 項2、目1介護保険事業費補助金264万9千円は、利用者負担軽減対策費に対する補助金、目2地域支援事業交付金800万2千円は介護予防事業に係るもの、12、13ページの目3地域支援事業交付金2,622万9千円は、包括的支援事業及び任意事業に係るものを見込んでおります。
 款8繰入金986万2千円は、低所得者保険料軽減分を一般会計から繰入れるものでございます。
 16ページ、17ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1一般管理費8,370万7千円は、職員7名分の人件費のほか、節13委託料は介護保険ハード・ソフト保守委託料及び介護保険業務委託料などの事務の執行に係る経費などでございます。
 項2、目1賦課徴収費477万6千円は、賦課徴収に係る印刷製本費、通信運搬費は、納付書等の郵送料などでございます。
 18ページ、19ページをご覧ください。
 項3、目1介護認定審査会費1,686万円は、節1報酬1,010万4千円は、認定審査会を112回開催に伴う委員報酬で、節7賃金は、審査会運営に係る臨時職員賃金でございます。
 目2認定調査等費3,800万8千円では、節7賃金は、認定調査員8名分の賃金、節12役務費の手数料1,845万8千円は、認定審査に関わる主治医意見書作成手数料4,090件分などでございます。
 項4、目1趣旨普及費392万8千円では、節1報酬は、介護サービス相談員12名分の報酬でございます。
 20、21ページをご覧ください。
 節11需用費の印刷製本費では、介護保険広報紙「井戸端かいご」を年3回発行するものでございます。
 項5、目1計画策定委員会費53万8千円では、節1報酬は、介護保険事業計画作成委員会委員21名分の報酬のほか、新設する地域密着型サービス運営委員会委員20名分の報酬でございます。
 項6、目1特別対策事業費1,810万2千円は、利用者負担軽減のための経費であり、主なものは節19負担金補助及び交付金の社会福祉法人等が行う利用者負担軽減などでございます。
 款2、項1介護サービス等諸費は、要介護1から5に認定された方の利用に対する給付で、54億5,945万2千円と前年度比1.6パーセントの増となっております。
 目1居宅介護サービス給付費19億8,280万円は、主に在宅で利用する介護サービスに係る給付で、訪問介護や通所介護などであります。ただし、制度改正により定員18人以下の通所介護、デイサービスですが地域密着型介護サービス給付費に移行することから、前年度と比較しますと12.4パーセントの減となっております。
 22ページ、23ページをご覧ください。
 目3地域密着型介護サービス給付費9億4,562万8千円は、認知症対応型の通所介護や共同生活介護、小規模多機能型居宅介護等でございますが、先ほどご説明申し上げたとおり制度改正により、地域密着型通所介護が創設されたことにより、前年度と比較しますと74.3パーセントの増となっています。
 24、25ページをご覧ください。
 目5施設介護サービス給付費22億3,200万円は、特別養護老人ホーム、老人保健施設、療養型医療施設、3施設の利用に対する給付で、前年度比では2.6パーセントの減となっておりますが、先ほど補正予算で申し上げたとおり、決算見込額は22億8百万円余で、この額と比較いたしますと1.06パーセントの伸びとなっております。
26、27ページをご覧ください。
 目9居宅介護サービス計画給付費2億7,743万8千円は、ケアマネジャー業務に対する給付で、認定者数の増加により前年度比9.3パーセントの増となっております。
 28ページ、29ページをご覧ください。
 項2介護予防サービス等諸費3億7,607万8千円は、要支援1・2の認定者数の増により、サービス利用は増加を見込んでおりますが、昨年4月の介護報酬改定を受けて、前年度比5.5パーセントの減となっております。
 目1介護予防サービス給付費3億1,171万8千円は、主に在宅で利用する介護サービスに係る給付で訪問介護及び通所介護等でございます。
 30、31ページをお願いします。
 目6介護予防住宅改修費1,022万9千円は、要支援の方が自宅に手すりの設置や段差解消等を行う住宅改修費であり、前年度比19.9パーセントの増としております。
 32ページ、33ページをお願いします。
 目7介護予防サービス計画給付費4,363万6千円は、要支援の方の介護サービス計画給付費であり、前年度比6.5パーセントの増を見込んでおります。
 項4高額介護サービス等費1億370万円は、介護サービスを利用した場合に1割または2割の自己負担額が発生しますが、その月ごとの負担が一定の負担限度額を超えた額について給付するものでございます。
 36、37ページをご覧ください。
 項6特定入所者介護サービス等費2億8,294万9千円は、低所得の施設利用者の食費及び居住費に対する補足給付でございます。
 次に38、39ページをお願いします。
 款3、項1、目1給付準備基金積立金1,029万1千円は、保険料等を準備基金に積むものでございます。
 40、41ページをご覧ください。
 款4、項1、目1介護予防事業費6,400万9千円と項2、目1包括的支援事業・任意事業費1億3,450万5千円は、構成市町村への介護予防事業及び包括的支援事業・任意事業を委託するほか、在宅医療・介護連携推進事業等を広域連合にて新たに実施するものでございます。
 44ページから48ページまでは給与費明細書、49ページは市町村負担金の一覧でございます。
 以上、主なものについてご説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第15号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第16号「平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第16号平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は1,663万8千円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書、最下段をご覧ください。新年度は、前年度比で5万2千円、0.3パーセントの減となっております。
 8ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1衛生使用料399万3千円は、診療使用料で、診療1日当たり平均患者数を1.9人、診療日数を290日とし、年間550人の受診を見込んでおります。
 款2、項1、目1市町村負担金は、1,160万1千円でございます。
 10ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1診療管理費1,618万8千円は、節1報酬では医師の報酬、節4共済費、節7賃金は看護師・医療事務員の労災保険料及び賃金7名分であり、節9旅費は医師の費用弁償となっており、これら医療関係者の人件費が診療管理費の約80パーセントとなっております。
 節11需用費は医薬材料費、節13委託料は保険請求事務機器及びソフトの保守委託料、節14使用料及び賃借料はレセプトコンピュータのリース料などであります。
 款2予備費は45万円を計上しております。
 12ページは給与費明細書、13ページは市町村負担金一覧でございます。
 以上、主なものについてご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第16号は、総務常任委員会に付託いたします。
 次に、議案第17号「平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算」を議題とし、提案理由の説明を求めます。
 所長。
  〔所長(宮坂佳宏君)登壇〕
所長(宮坂佳宏君) ただいま議題となりました議案第17号平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。
 第1条でございますが、歳入歳出の総額を2億5,577万6千円とするものでございます。
 4ページの歳入歳出予算事項別明細書最下段をご覧ください。新年度予算は、前年度比2,759万9千円、12.1パーセントの増となっております。この伸びは、鹿島荘への太陽光発電施設設置事業に係るものでございます。
  8ページ、9ページの歳入をご覧ください。
 款1、項1、目1鹿島荘負担金1億8,151万9千円は、市町村からの鹿島荘の運営費、改築事業に係わる連合債並びにふるさと基金借入金の償還に係るものと、鹿島荘の事業収入となる生活短期宿泊事業、老人保護措置費に係る負担金でございます。
 款2、項1、目1ひだまりの家収入2,484万4千円は、ひだまりの家入所者9名分の介護保険給付費。
 目2ひだまりの家施設利用収入1,078万9千円は、介護保険での1割の自己負担分に加えまして、金融機関での窓口振替手数料の軽減から、入所者9人に係る施設利用料、光熱水費・燃料代、食材料費を施設利用収入に1本化しております。
 款3、項1、目1県補助金2,862万円は、太陽光発電設置事業に係る補助金で、補助率100パーセントを見込んでおります。
 10、11ページでございますが、款5、項1、目1鹿島荘繰越金550万円、目2ひだまりの家繰越金400万円は、前年度繰越金でございます。
 12ページ、13ページの歳出をご覧ください。
 款1、項1、目1管理費1億5,301万1千円は、鹿島荘管理費で、ひだまりの家との兼務をしております鹿島荘所長と事務職員の人件費につきましては、前年度と同様に、所長分は施設定員により鹿島荘が85パーセント、ひだまりの家が15パーセント、事務職員分は両施設の処理伝票によって鹿島荘が70パーセント、ひだまりの家が30パーセントの按分を行っており、鹿島荘経費に係る市町村負担の軽減を図っているところでございます。人件費では、嘱託職員、嘱託医師、職員9人、臨時職員10人分でございます。
 節13委託料は、新たに太陽光発電設置工事の監理業務を計上したほか、清掃業務委託料、給食調理補助業務委託料、消防設備点検委託料などでございます。
 14、15ページをご覧ください。
 節15工事請負費は、太陽光発電設備20キロワット、蓄電池設備20キロワット設置に伴う工事請負費、節18備品購入費は、議案第11号平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等特別会計補正予算第4号でご説明申し上げました鹿島荘寄付金により、洗濯用大型乾燥機1台を更新し、寄付者の思いに応え入所者のサービス向上に役立てようとするものでございます。
 節28繰出金は、鹿島荘改築事業に係る、ふるさと基金からの借入償還分をふるさと市町村圏事業特別会計へ繰り出すものでございます。
 目2生活費3,825万円は、入所者50人と生活短期宿泊事業入所者の日常生活に係る経費でございます。
 主なものは、節11需用費では、介護が必要な入所者が増加してきておりオムツ等の消耗品費、燃料費の灯油代、光熱水費の電気料などや賄材料費でございます。
 節12役務費の手数料では、入所者の健康診断、シーツなどの洗濯手数料、節14使用料及び賃借料は、通信カラオケ使用料ほかで、通信カラオケを活用して転倒防止体操や口腔機能向上体操など入所者の機能強化を図っているものでございます。
 節20扶助費は、入院患者の日用品のほか介護保険サービス利用に係る費用などでございます。
 項2、目1ひだまりの家管理費3,782万4千円は、人件費では、職員1名分、先程申し上げました鹿島荘と兼務しております所長と事務員の人件費の按分分、それと臨時職員9名分でございます。
 その他入所者9人分の日常生活費、施設の維持管理経費で、主なものは17ページ節11需用費の燃料費、光熱水費、賄材料費でございます。
 款2、項1鹿島荘公債費2,210万5千円は鹿島荘改築事業分。
 18ページになりますが、項2ひだまりの家公債費138万円は、ひだまりの家建設工事分で28年度が最終年となっております。
 款3予備費は320万6千円としております。
 20ページからは給与費明細書、25ページは市町村負担金一覧でございます。
 以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 説明が終わりました。本案について、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 ただ今、議題となっております議案第17号は、福祉常任委員会に付託いたします。
 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
閉会 午後1時21分
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北アルプス広域連合議会
平成28年2月定例会議事日程(第2号)

平成28年2月18日(木) 午前10時開議
 

日程第1 常任委員会委員長審査報告、質疑、討論、採決

議案第1号 北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について
議案第2号 北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について
議案第3号 北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について
議案第4号 北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例制定について
議案第5号 北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について
議案第6号 平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)
議案第7号 平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算(第1号)
議案第8号 平成27年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)
議案第9号 平成27年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)
議案第10号 平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第11号 平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計補正予算(第4号)
議案第12号 平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算
議案第13号 平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算
議案第14号 平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算
議案第15号 平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算
議案第16号 平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算
議案第17号 平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算


本会議出席者名簿
出席議員(18名)
1番 二條孝夫君 2番 岡  秀子君
3番 中牧盛登君 4番 松島吉子君
5番 大和幸久君 6番 小林治男君
7番 太田昭司君 8番 那須博天君
9番 櫻井康人君 10番 倉科栄司君
11番 平林寛也君 12番 白澤富貴子君
13番 佐藤節子君 14番 北澤禎二郎君
15番 篠﨑久美子君 16番 太田伸子君
17番 北村利幸君 18番 太田武彦君
説明のために出席した者
広域連合長(大町市長)   牛越 徹君
副広域連合長(松川村長) 平林明人君
副広域連合長(白馬村長) 下川正剛君
副広域連合長(小谷村長) 松本久志君
会計管理者(大町市会計管理者) 丸山純生君
池田町職務代理者(池田町総務課長) 中山彰博君
事務所長 宮坂佳宏君
消防長 倉科孝志君
消防本部総務課長兼庶務係長 細川 隆君
消防本部通信指令室長 佐藤静雄君
消防本部総務課長補佐兼警防係長 原 徳則君
消防本部総務課長補佐兼予防係長 降籏寛次君
総務課長 山田明子君
総務課参事施設整備推進担当 長澤 孝君
介護福祉課長 上野法之君
鹿島荘所長 大日方宗仁君
虹の家事務長 髙山昇君
介護福祉課長補佐兼審査係長兼介護保険係長 高橋真由美君
介護福祉課庶務係長 武田悦男君
会計係長兼企画振興係長 栗林幸夫君
総務課長補佐兼施設整備推進係長 西山 孝君
総務課長補佐兼土木振興係長 吉原 稔君
総務課総務係長 宮本和紀君
事務局職員出席者
書記 飯島伸幸君    書記 佐藤 聡君

本日の会議に付した事件
議事日程(第2号)記載のとおり

開会 午前10時
議長(二條孝夫君) おはようございます。
 ただいまから、北アルプス広域連合議会平成28年2月定例会、本日の会議を開きます。
 本日の出席議員は、全員であります。
 よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
 理事者等の欠席・遅参等については、所長の報告を求めます。
 所長。
所長(宮坂佳宏君) 報告いたします。正副連合長は全員出席をしております。また、昨日と同様に、池田町からは町長職務代理者の中山総務課長さんに出席をいただいております。
 以上でございます。
日程第1「常任委員会委員長審査報告・質疑・討論・採決」
議長(二條孝夫君) 日程第1「常任委員会委員長審査報告・質疑・討論・採決」を行います。
 まず、議案第1号、議案第2号及び議案第3号並びに議案第4号について、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
  〔総務委員長(那須博天君)登壇〕
総務委員長(那須博天君) おはようございます。
 総務常任委員会に付託されました議案第1号から議案第4号について、審査の概要について順次報告いたします。
 「議案第1号北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について」、「議案第2号北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について」、「議案第3号北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について」、「議案第4号北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例制定について」、当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第1号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第2号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第3号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第4号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
 大和幸久議員。
 議案第何号ですか。
5番(大和幸久君) 第2号、反対討論です。
  〔5番(大和幸久君)登壇〕
5番(大和幸久君) 私は、議案第2号北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について、反対の討論を行いたいと思います。
 この条例改定の多くが大町市情報公開条例の規定を準用するものであり、この適用の中で特に問題があると思われる点について指摘をしておきたいと思います。
 初めに、第7条には非公開情報の事例が挙げられておりますが、そのうち、(3)のアでは、「公にすることにより、当該法人等又は当該事業を営む個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれのあるもの」が挙げられております。この点について、実際の運用では法人等に情報公開をしても良いか行政が問い合わせをし、この問い合わせに対して法人等が開示を拒否すれば、この開示拒否の回答を根拠に情報を非公開とする事例が多く見受けられます。
 こうした事例では、行政側が一方的に法人等の言い分を認め、情報公開を求める住民の権利を不当に制限しているのではないかと思われることが多々あるのであります。行政と契約関係にある法人等の情報は、住民の行政の執行状況のチェックには欠かせない情報であり、むしろ行政は、積極的に関係する法人等に情報開示を求める立場に立つべきであり、契約の際には、情報公開の原則を契約事項の1つとして結ばれる等の事が求められているのではないでしょうか。
 また、第19条情報公開審査会では、公開決定等や公開請求に対する不作為について、審査請求があった時は大町市情報公開審査会に諮問し裁決をする。第22条では情報公開審査会を置くとあり、その4では「委員は、識見を有する者のうちから市長が委嘱する」とあります。
 市長はこの委員の選定の権限を持っているものであり、その選定にあたって恣意的に行政に有利な委員を選ぶことが可能であります。このようなことを防ぎ、審査を求める住民の権利を十分に保障する上でも、選定する委員を住民の立場を代表する者、行政の立場を代表する者を同人数とするなどの規定を明確にして運用すべきであると私は思います。
 これらを通じて、情報公開法の目的である国民主権の理念に則り、行政文書の開示を請求する権利について定めることにより、行政機関が保有する情報の一層の公開を図り、もって行政の有する諸活動を住民に説明する責務が全うされるようにするとともに、住民の的確な理解と批判のもとにある、公正で民主的な行政の推進に資することが達成されるのではないでしょうか。
 都市と地方の格差、地方の衰退など地域に暮らす住民にとって、一層の困難と忍従を求めざるを得ない地方行政の実態の中で、まず、住民の求める行政情報は包み隠さず進んで開示しながら、住民とともに困難な時代を切り開く行政というあり方が求められているのであり、その点において、この条例改定の内容は不十分であり、今の提案を直ちに実施することを求めて反対討論としたいと思います。
議長(二條孝夫君) 議案第2号について、他に討論はありませんか。
 太田昭司議員。
7番(太田昭司君) 賛成です。
  〔7番(太田昭司君)登壇〕
7番(太田昭司君) 議案第2号北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について、私は賛成する立場から討論をいたします。
 今回の条例改正は、行政不服審査法の改正に関連して、情報公開条例の改正を行うものであり、情報公開条例の目的であります、住民の知る権利を尊重する改正となっております。
 特に、今回の改正では誰でも公開請求ができるように改正がなされております。
また、情報公開の手続き等を大町市の条例に準ずることで、全面的に改正がなされた行政不服審査法にも対応ができるとともに、個人等の権利を守りつつ公開の原則に基づき、これまで以上に公正で透明な手続きが担保されるものと考えます。
 以上のことから、本議案に賛成すべきと考え、賛成討論とさせていただきます。
 ご賛同の程をよろしくお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 議案第2号について、他に討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 他の議案に対して、討論はありませんか。
 大和幸久議員。
 議案第何号ですか。
5番(大和幸久君) 第3号、反対討論です。
  〔5番(大和幸久君)登壇〕
5番(大和幸久君) 私は、議案第3号北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について、反対の立場から討論いたします。
 この条例は、国の行政不服審査法に基づき、北アルプス広域連合長の附属機関として、北アルプス広域連合行政不服審査会を設置できるとする条例であります。
 第2条では、「審査会は、5名以上の委員で組織する」、第3条では、「審査会の委員は、審査会の権限に属する事項に関し公正な判断をすることができ、かつ、法律又は行政に関して優れた識見を有する者のうちから、広域連合長が委嘱する」とあります。
 住民から行政に不服審査がなされた場合、行政は訴えられる立場に立つもので、自らの保身を考慮しがちであり、これが、広域連合長が委嘱できる審査委員の選考にあたり、自らが有利になるような人選になる危険性があります。
 住民の立場を代表する委員、行政の立場を代表する委員、中立の立場に立つ委員など、一方に偏ることなく公正に審査が実施できる委員の選考について、明確な規則を設けた上で実施すべきであると考えるものであります。この保障があってこそ、この行政不服審査法の主旨である行政の違法又は不当な処分、その他の公権力の行使にあたる行為に関し、住民に対して広く行政に対する不服申し立ての道を開くことによって、簡易迅速な手続きによる住民の権利・利益の救済を図るとともに、行政の適切な運営を確保することができるのではないでしょうか。
 この意味において、審査会委員の公正・公平な選考基準が示されないままの本条例の制定には賛同しかねるもので、明確な基準を速やかに設置した後に運用することを強く求めて反対討論といたします。
議長(二條孝夫君) 議案第3号に対し、他に討論はありませんか。
 小林治男議員。
6番(小林治男君) 3号、賛成です。
  〔6番(小林治男君)登壇〕
6番(小林治男君) 議案第3号北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について、私は賛成する立場から討論をさせていただきます。
 今回の条例制定は、行政不服審査法の改正にあたり、法において設置が義務づけられる審査会の設置を規定するものであります。
 この法改正では、審査会の設置等により公正性の向上を図ろうとするもので、第三者機関である審査会が住民と行政双方の主張を審査することになります。
 また、非常設とすることで、案件に応じて専門的な見識を有する者を委員として委嘱し、審査することができるため、より公正な審査が行われるものと考えております。
 以上のことから、本議案に賛成すべきと考え、賛成討論とさせていただきます。
 ご賛同の程をよろしくお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 議案第3号について、他に討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 他の議案について、討論はありませんか。
 お諮りいたします。
 この辺で討論を終結することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。よって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第1号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第1号「北アルプス広域連合ふるさと市町村圏基金の財産の一部処分について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手多数)
議長(二條孝夫君) 挙手多数であります。
 よって、議案第2号「北アルプス広域連合情報公開条例の一部を改正する条例制定について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立多数)
議長(二條孝夫君) 起立多数であります。
 よって、議案第3号「北アルプス広域連合行政不服審査会条例制定について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第4号「北アルプス広域連合火災予防条例の一部を改正する条例制定について」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第5号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
  〔福祉委員長(松島吉子君)登壇〕
福祉委員長(松島吉子君) 当委員会に付託されました「議案第5号北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について」審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 議案第5号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第5号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第5号「北アルプス広域連合介護老人保健施設設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例制定について」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第6号について、各常任委員長の報告を求めます。
 はじめに、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
  〔総務委員長(那須博天君)登壇〕
総務委員長(那須博天君) 当委員会に付託されました議案第6号について報告いたします。
 「議案第6号平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」のうち、当委員会に付託されました部分につきまして審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 総務委員長の報告が終わりました。
 次に福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
  〔福祉委員長(松島吉子君)登壇〕
福祉委員長(松島吉子君) 「議案第6号平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」のうち、当委員会に付託された部分につきまして審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは低所得者保険料軽減負担金の負担割合と、どのような方が対象になるかとの質疑がなされました。
 行政側からは、生活保護受給者など、保険料段階で第1段階に該当する方が対象となり、軽減額は国が2分の1、県・市町村がそれぞれ4分の1を負担するとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 各委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 まず、議案第6号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第6号を各委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第6号「平成27年度北アルプス広域連合一般会計補正予算(第6号)」は各委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第7号及び議案第10号について、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
  〔総務委員長(那須博天君)登壇〕
総務委員長(那須博天君) はじめに「議案第7号平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算(第1号)」について審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定しました。
 次に、「議案第10号平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会補正予算(第1号)」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員から平日夜間救急医療事業の受診者が減少しており、事業の評価を適切に行っているのかという質疑がなされました。
 行政側からは、急病センター運営協議会において議論を行った結果、医師の負担軽減を含め一定程度の役割を果たしており、今後も継続していくとの評価を得ているとの説明がありました。
 また、事業の費用対効果を考慮し、今後も事業を継続するべきであるか、運営協議会での議論を含め、検証を行っていただきたいとの意見もありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 まず、議案第7号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第10号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第7号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第7号「平成27年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計補正予算(第1号)」は総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第10号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第10号「平成27年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計補正予算(第1号)」は総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第8号、議案9号及び議案第11号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
  〔福祉委員長(松島吉子君)登壇〕
福祉委員長(松島吉子君) 当委員会に付託されました議案第8号、議案第9号及び議案第11号について順次報告いたします。
 はじめに、「議案第8号平成27年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)」について審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 次に、「議案第9号平成27年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは制度改正により、特定入所者介護サービス費の対象外となった事例はどのような内容か、またその人数は何人かとの質疑がなされました。
 行政側からは、配偶者が課税または、預貯金が単身者で1千万円以上などのために対象外となった方が、本年1月末で46人であるとの説明がありました。
 別の委員からは、介護報酬の改定により給付費が減額となり、事業者への影響はどのような状況かとの質疑がなされました。
 行政側からは、全体ではマイナス2.27パーセントの減額であるが、特別養護老人ホームや予防通所サービスは当初の予想を超えた改定であり、広域連合が加入する全国介護保険広域化推進会議を通じて、人材の確保や事業所の経営安定のため、介護報酬の見直しを国に要望したとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 次に、「議案第11号平成27年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計補正予算(第4号)」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは鹿島荘とひだまりの家の待機者数はどのくらいかとの質疑がなされました。
 行政側からは、鹿島荘は3人、ひだまりの家は23人の待機者がいるとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 まず、議案第8号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第9号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第11号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 議案第8号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第8号「北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第3号)」は福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第9号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第9号「北アルプス広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第6号)」は福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第11号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の挙手を求めます。
  (挙手全員)
議長(二條孝夫君) 挙手全員であります。
 よって、議案第11号「北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計補正予算(第4号)」は福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第12号について、各委員長の報告を求めます。
 はじめに、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
  〔総務委員長(那須博天君)登壇〕
総務委員長(那須博天君) 「議案第12号平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算」のうち、当委員会に付託された部分につきまして審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 総務委員長の報告が終わりました。
 次に、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
  〔福祉委員長(松島吉子君)登壇〕
福祉委員長(松島吉子君) 「議案第12号平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算」のうち、当委員会に付託された部分につきまして審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは施設建設事業費補助金の対象となる認知症対応型グループホームの建設場所や施設規模、開所の時期についての質疑がなされました。
 行政側からは、建設場所は大町市の信濃常盤駅南側で、利用定員は9名、来年2月から3月に開所を予定しているとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 各委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 議案第12号について、まず、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
 大和幸久議員。
 賛成ですか、反対ですか。
5番(大和幸久君) 反対の討論です。
  〔5番(大和幸久君)登壇〕
5番(大和幸久君) 私は、議案第12号平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算に対して、反対の立場から討論いたします。
 この予算執行に反対する主な理由の1つは、昨年10月30日付けで国際芸術祭食とアートの回廊実行委員会に、北アルプス広域連合長、牛越徹名で入会をし、本年度その取り組みを開始しようとしていることであります。
 この国際芸術祭は3年に1度大規模な芸術祭を開催し、これによって衰退する当地域の創生を図りたいとするもので、昨年11月8日、民間で活動していた食とアートの回廊実行委員会の臨時総会を開き、この総会で牛越徹大町市長が実行委員長に就任、総合ディレクターにアートディレクターである北川フラム氏を据えて、来年の平成29年6月4日から7月30日まで57日間、国内外の芸術家を30人から40人招き、総額1億5千万円をかけて実施するという概要のものであります。
 この実行委員会が、どのような性格を持つ団体なのか議会や住民に明確な説明もなく、多額の運営費のほとんどが県や市の公費、すなわち税金で賄われているにも関わらず、芸術作品の製作費などの内訳は作家のランク付けに繋がるので一切公表しないと明言する北川フラム氏に丸投げすることを大町市も決定しているものであり、今大きな問題となっている事業であります。この実行委員会に加入するということは、将来求められる可能性のある負担金の支出など、そのリスクを広域連合の理事者や議会でも十分検討しなければならないものであり、加入についての説明責任が何ひとつ行政側からは示されておりません。
 源汲ごみ焼却場建設用地の一角には、フラム氏の提案による川俣正氏の作品の展示が議会への説明もないまま、あたかも決定したかのように報道されたり、特別委員会の資料に掲載されたりしており、既成事実作りではないかと疑われるような行為が目立っております。
 一旦、実行委員会への加入を取りやめ経過の公表を実施した上で、議会や住民の意見を聞いた上で、この事業に取り組むのかやめるのか方針を明らかにすべきであることを求めておきたいと思います。
 次に、ごみ焼却場建設工事の入札問題について触れてみたいと思います。
 この建設工事の入札では、落札業者の入札額と広域連合が設定した最低制限価格が、全く同額の40億9,079万7千円であったことに対して、広域連合では驚きを持った。このことに対して、一般廃棄物処理施設建設工事契約入札に係る調査会を設置し、調査担当者に広域連合建設工事業者選定委員会の正副委員長である、吉澤大町市副市長、荻澤小谷村副村長を任命し、調査対象者を、所長、総務課施設整備推進係の職員、基本設計受託者株式会社エイト日本技術開発、落札者荏原環境プラント(株)及び株式会社相模組特定JVを調査したと公表しました。
 この間の質疑で明らかになった問題点は、この入札業務における最高責任者であり、且つ、入札予定価格及び最低制限価格の決定者である広域連合長が、調査対象から外されている事であります。牛越連合長は、議会で潔白であることを表明したことをもって十分だ、との見解を述べましたが、これについては多くの住民が納得できるものではありません。利害関係のない複数からなる第三者的立場の弁護士等の専門家に、広域連合長自らが率先して徹底調査を委ねてこそ、その真相が解明できるものであり、こうした手続きを経た後に潔白が証明できたのであれば良しとする、こういった経過を強く求めるものであります。
 残念ながら、広域連合長はこの提案を拒否しました。住民の広域連合行政に対する信頼回復のためにも、是非再考し実行することを強く求めて反対討論といたします。
議長(二條孝夫君) 他に討論はありませんか。
 太田伸子議員。
 賛成ですか、反対ですか。
16番(太田伸子君) 賛成です。
  〔16番(太田伸子君)登壇〕
16番(太田伸子君) 議案第12号平成28年度北アルプス広域連合一般会計予算について、私は賛成の立場から討論いたします。
 この予算案では、様々な事業が予定されております。
 大北福祉会館の大規模改修では耐震化を図り、教育関係者や保護司会など大北地域の中心としての機能維持が図られます。
 また、計画的に進められる介護サービス基盤の整備として、認知症高齢者のグループホーム建設補助が計上されております。
 また、非常に大きな予算であります一般廃棄物処理施設建設工事費は21億7,160万円であり、平成30年7月の完成を目指しているものであります。白馬村に計画しているリサイクル施設の基本設計等と併せ、事業の着実な推進が求められています。
 神城断層地震への対応として土木事業費も人員の増等を計画し、被害の早期復旧のための予算であります。
 以上のことから、本議案に賛成すべきと考え、賛成討論とさせていただきます。
 ご賛同の程、よろしくお願い申し上げます。
議長(二條孝夫君) 他に討論はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) お諮りいたします。
 この辺で討論を終結することにご異議ありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) ご異議なしと認めます。
 よって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 議案第12号を各委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立多数)
議長(二條孝夫君) 起立多数であります。
 よって、議案第12号「平成28年度北アルプス広域連合一般会予算」は、各委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第13号及び議案第16号について、総務委員長の報告を求めます。
 総務委員長。
  〔総務委員長(那須博天君)登壇〕
総務委員長(那須博天君) はじめに、「議案第13号平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算」について審査の概要を報告いたします。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。
 次に、「議案第16号平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会予算」について審査の概要を報告いたします。
 審査中委員から、住民への啓発方法について、受診者の増加につながるような予算執行をお願いしたいという意見がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決定をいたしました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 総務委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 まず、議案第13号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第16号について、総務委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 まず、議案第13号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第13号「平成28年度北アルプス広域連合ふるさと市町村圏事業特別会計予算」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第16号を総務委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第16号「平成28年度北アルプス広域連合平日夜間救急医療事業特別会計予算」は、総務委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第14号、議案第15号及び議案第17号について、福祉委員長の報告を求めます。
 福祉委員長。
  〔福祉委員長(松島吉子君)登壇〕
福祉委員長(松島吉子君) 当委員会に付託されました議案第14号、議案第15号及び議案第17号について順次報告いたします。
 はじめに、「議案第14号平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは介護老人保健施設運営検討委員会の設置理由について質疑がなされました。
 行政側からは、赤字経営が続いていることから運営の見直しを図るため、運営を委託している大町病院や他の老健の経営担当者などによる検討委員会を設置し、問題点の把握や改善方法を検討していきたいとの説明がありました。
 また、送迎運転手の増員と相談業務の強化の関係について質疑があり、行政側からは相談員がデイサービスの送迎を行っていることにより、送迎時間中は利用者からの相談に対応できなかったため、送迎運転手を増員することにより、相談業務に専念できるように改善を行うとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 次に、「議案第15号平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは第1号被保険者保険料の滞納繰越分普通徴収保険料の収納率9.0パーセントの根拠は何か、また、どのように収納対策を行っているのかとの質疑がなされました。
 行政側からは、過去の収納率の動向を参考に9.0パーセントと見込んでいるとの説明がありました。
 また、収納対策に関しては広域連合では、督促状や催告状を発送して収納を呼び掛けていること、また、年3回の市町村収納担当者会議を開催し、市町村と連携を図り、収納の推進を図っているとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 次に、「議案第17号平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算」について審査の概要を報告いたします。
 審査中、委員からは苦情解決第三者委員会の内容はどのようなものかとの質疑がなされました。
 行政側からは、入所者からの苦情があった時に、大北管内の民生委員3名により開催し、解決を図っていくとの説明がありました。
 また、別の委員からは、太陽光発電をどのように利用するのかとの質疑がなされ、行政側からは、大町市の福祉避難所に指定されており、停電時には医務室・食堂などの保安照明や非常用電源に使用し、また、停電時以外は、鹿島荘の通常の電力として使用されるとの説明がありました。
 当委員会では慎重審査の結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で報告を終わります。
議長(二條孝夫君) 福祉委員長の報告が終わりました。
 これより、質疑にはいります。
 初めに、議案第14号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第15号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 次に、議案第17号について、福祉委員長に対し、ご質疑はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
 討論はありませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)
議長(二條孝夫君) 討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 まず、議案第14号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第14号「平成28年度北アルプス広域連合介護老人保健施設事業特別会計予算」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第15号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第15号「平成28年度北アルプス広域連合介護保険事業特別会計予算」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 次に、議案第17号を福祉委員長報告のとおり、原案を可決することに賛成の方の起立を求めます。
  (起立全員)
議長(二條孝夫君) 起立全員であります。
 よって、議案第17号「平成28年度北アルプス広域連合老人福祉施設等事業特別会計予算」は、福祉委員長報告のとおり可決されました。
 以上で、本2月定例会に付議されました案件は、すべて終了いたしました。
 ここで、広域連合長のあいさつを受けることといたします。
 連合長。
  〔広域連合長(牛越徹君)登壇〕
広域連合長(牛越徹君) 2月定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位には、昨日、本日と2日間にわたり、本会議及び常任委員会を通じ、慎重なご審議をいただきましたことに、厚く御礼申し上げます。
 各市町村におきましては、まち・ひと・しごと創生法に基づき策定されました市町村総合戦略に沿って、人口減少への歯止めと人口減少を踏まえた地域づくりに向けた取組みが、いよいよ本格的に始まってまいります。
 大北地域全体といたしましても、全国的にも稀な市町村間の独自の連携協約により北アルプス連携自立圏を形成し、5市町村と広域連合が一体となって、地域の創生に向けた積極的な施策及び人口減少下にあっても行政サービスを維持していくための施策に取り組んでいくことが極めて重要であります。新年度からは、協議の整いました4つの分野、13事業について具体的な取組みを開始いたしますが、引き続き、広域連合が市町村の間をつなぐ要となり、県からの支援をいただきながら、さらに広範な連携施策につきましても検討を進めてまいります。
 各市町村では、間もなく市町村議会3月定例会が始まり、議員各位におかれましては、お忙しい日々が続くことと存じますが、どうぞご自愛いただき、いっそうご尽力をいただきますよう、ご祈念申し上げまして、閉会のあいさつといたします。
 誠にありがとうございました。
議長(二條孝夫君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。議員各位には、公務ご多忙のところご出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。
 これにて、平成28年北アルプス広域連合議会2月定例会を閉会といたします。
 大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。
閉会 午前10時51分
平成28年2月18日
議会議長 二條 孝夫

6番 小林 治男

7番 太田 昭司
 

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・総務課総務係
(議会事務局)
電話:0261-22-6764
   
 


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